ビットコインを購入するには、まず仮想通貨の取引所で口座を開設し、そこへ日本円を入金する必要があります。

日本では、金融庁に認可された取引所が16ありますので、それぞれの取引所をよく比べ、安心して利用できる取引所でビットコインを買うことをおすすめします。

それでは、ビットコインの購入方法やそれにかかる手数料について見ていきましょう。

ビットコインの購入方法

ビットコインの購入方法は簡単です。手順としては、このような流れになります。

  1. 取引所に口座開設をする
  2. 自宅に口座開設完了のハガキが届く
  3. その口座に、日本円を入金する
  4. 取引所にログインして、日本円で購入する、もしくはクレジットカードで購入する

 

手順1 ビットコインの購入場所である口座を開設する

ビットコインを購入するには、購入場所となる「口座」を開設しなければなりませんが、どの取引所を使えば良いか、迷ってしまうこともあるかと思います。

 

仮想通貨の取引所運営は、金融庁に登録された業者でないと行うことができません。平成30年1月の時点では、以下の16社となっています。(http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf 参照。随時更新されます)

 

平成30年1月17日時点の仮想通貨交換業者登録一覧
株式会社マネーパートナーズ
QUOINE株式会社
株式会社bitflyer
ビットバンク株式会社
SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
GMOコイン株式会社
ビットトレード株式会社
BTCボックス株式会社
株式会社ビットポイントジャパン
株式会社 DMM Bitcoin
株式会社ビットアルゴ取引所東京
エフ・ティ・ティ株式会社
株式会社BITOCEAN
株式会社フィスコ仮想通貨取引所
テックビューロ株式会社
株式会社Xtheta

 

XEMのハッキングがあったコインチェックは、2017年10月の時点から登録申請を出していたのですが、ずっと許可が降りない状態であり「みなし業者」として取引所運営を続けていました。

 

許可されなかった理由は、マネーロンダリングに利用されることが多い、「モネロ」や「Zキャッシュ」などの匿名通貨を取り扱っていたからではないかと言われています。匿名通貨は、誰が売買したかということが追跡できないようになっているので、納税を逃れたい人や、ブラックマーケットなどでよく使われる傾向があるようです。

 

仮想通貨取引所の大手とされているのは、

 

・ビットフライヤー

・ザイフ

・ビットバンク

・QUOINEX

 

であり、多くの人に利用されています。

 

ビットコインの取り扱いがあるかどうかですが、ビットコインは、最初にできた仮想通貨であり、仮想通貨市場での時価総額も1となっていますので、日本のどの取引所でも取り扱われています

 

上記以外の大手の取引所以外を使う場合でも、金融庁からきちんと許可を受けている取引所を使うようにしましょう。

 

ここでは、仮想通貨取引所の最大手と呼ばれているビットフライヤーを例にして、ビットコインを購入する手順について、解説していきます。

 

ビットフライヤーの口座開設は簡単で、HP(https://bitflyer.jp/)でメールアドレスを入力するだけで、すぐに開設することができます。

 

登録したメールアドレスに確認メールが届きますので、そこに記載されているURLをクリックし、パスワードや個人情報、本人確認書類などのアップロードを行います。

 

すべて終わると、数日後に確認ハガキが送られてきます。このハガキを受け取ると、口座開設が完了し、口座に日本円を入金できるようになります。

 

一連の手順は、どの取引所もあまり変わらず、同じようなやり方となっています。ハガキを受け取るまでは、最短でも数日かかり、「口座を開設したい!」と思っても、すぐにはできませんので、最初に複数の口座をまとめて開設しておくこともおすすめです。

 

手順2 仮想通貨の取引所の口座へ日本円を入金する

ビットフライヤーの場合、口座へ入金する方法は

  1. 銀行振込
  2. クイック入金

の2通りがあります。

 

銀行振り込みの場合

ビットフライヤー指定の口座(三井住友銀行か住信SBIネット銀行)がありますので、事前に登録した、本人名義の口座から振り込みます。

 

特に、住信SBIネット銀行から振り込む場合は、振込人名の前に、指定された番号を入力する必要がありますので、注意しましょう。

 

振込先は、ログインした後「入出金」→「日本円入金」のページより確認できます。

 

振り込んだお金は、平日の午前中の振込であれば当日中には反映されます。午後以降の入金は次の日の午前中には反映されていることが多いようです。

 

週末の入金は、月曜日にならないと反映されませんので注意しましょう。

 

クイック入金の場合

クイック入金は、24時間365日、入金を口座にすぐに反映してくれるシステムです。

インターネットバンキングを使って入金する方法、銀行ATMから入金する方法、コンビニから入金する方法があります。

「入出金」→「クイック入金」のページで入金したい額を入力し、画面の指示に従って、手続きを行います。

 

手順3 ビットコイン販売所や取引所、クレジットカードで購入する

 

ビットフライヤーでのビットコイン購入方法は

  1. 販売所でビットコインを購入
  2. 簡単取引所でビットコインを購入
  3. ビットフライヤーライトニングで購入
  4. クレジットカードを使ってビットコインを購入

の4通りがあります。

 

一番多く利用されているのは、銀行振込などで日本円を口座に入金して販売所や取引所で購入する方法です。

 

ビットコインをビットフライヤーの販売所で購入する方法

販売所は、ビットフライヤーが保有している仮想通貨を、ユーザーが売買する仕組みとなっています。

 

販売所は、複雑な作業が必要なく、簡単に仮想通貨を買うことができるのが魅力なのですが、売買相手が取引所のため、スプレッドと呼ばれる手数料のようなものがあり、コストが多くかかりますので注意が必要です。

 

ビットフライヤーの販売所でビットコインを購入する場合の手順は、以下のようになっています。

①ログイン後、左側のメニュー画面より、「ビットコイン販売所」をクリックします

②買いたい「数量」を入力します。数量を入力すると、自動的に「日本円参考総額」が表示され、どのくらいのお金が必要なのかが瞬時にわかるようになっています。

③数量を入力したら、「コインを買う」をクリックすれば完了です。その時のレートで、ビットコインを瞬時に購入することができます。

ここで注意してもらいたいのは、「購入価格」と「売却価格」には大きな開きがあるという点です。もし、1ビットコインを販売所で買い、すぐに売った場合、5万円ほど損をしてしまうことになりますね。

 

この価格差のことを「スプレッド」といい、大きければ大きいほど、購入者にとって不利であると言うことができます。

 

アルトコインは販売所でしか購入することができませんが、ビットコインは取引所で購入することができますので、できるだけ取引所を使うようにしましょう。

 

ビットコインをビットフライヤーの簡単取引所で購入する方法

簡単取引所は、ユーザー同士がビットコインの売買をしています。

 

ビットフライヤーは売買する場所を提供しているだけという仕組みのため、実質の手数料である「スプレッド」がなく、より安い価格で買うことができ、より高い価格で売ることができます。

 

同時刻で比べてみると、販売所で買う場合、1ビットコインは約120万円で、売る場合のビットコイン価格は115万8000でした。

 

取引所では、約117万円で売買されていますので、3万円ほど安い価格で買えて、1万5000円ほど高い価格で売れる状態である、というのがわかると思います。

 

つまり、買う場合、売る場合どちらでも、簡単取引所を使う方が、利用者にとっては有利であるということです。

取引所で売買を行う手順は以下のようになっています。

①ログイン後、左側のメニューより「ビットコイン取引所」をクリックします

②売買板を見て、自分が買いたい価格、売りたい価格を決めます。

販売所では、入力するのは「数量のみ」でしたが、取引所では、自分が売買したい価格を決めて入力します。

③数量と価格を入力し、「コインを売る」もしくは「コインを買う」をクリックします。

④ 売買板に注文が表示され、売りたい人、買いたい人の価格が一致したとき(売買板の真ん中に来た時)に、約定されます。

取引所は、すぐに約定する販売所と違い、売買している人の希望価格が同じにならないと、売買が成立しません。よって、注文を出していても、すぐに買えないとき、すぐに売れない時があります。

 

出した注文は、下の「注文履歴」のところに表示されます。注文を取り消したい場合は、赤い×印をクリックすれば、すぐに取り消すことができます。

 

ビットコインをビットフライヤーライトニングで購入する方法

ビットフライヤーでは、ビットフライヤーライトニングという、ビットコインFXや先物の取引をする画面があります。ここでも、ビットコインの現物注文を出すことができます。

 

ライトニングでは、多機能チャートを見ることができるので、相場を分析しながら注文を出すことが可能となっています。

①ログイン後、左側のメニューより「bitFlyer Lightning」をクリックします

②このような画面が表示されますので、上部左側の「BTC/JPYをクリックします

③画面の中央右側にある、注文ボックスに数量、価格を入力します。

まず、成行か指値を選びます。(画面では指値を選択しています)そして、売買したい数量、価格を入力し、「買い」ボタンをクリックします。

④注文を確認する画面が表示されますので、もう一度「買い」をクリックします

⑤チャートの下にある「注文」欄に、今出した注文が表示され、希望した価格になると、自動的に約定します。注文を取り消したい場合は、赤い×印をクリックすればすぐにキャンセルされます。

 

ビットコインをクレジットカードで購入する方法

仮想通貨は値動きが大きいため、余剰資金で投資をするのが良いとされていますので、取引所に日本円を入金して仮想通貨を購入するのが一番良い方法です。

 

しかし、ボーナスが近い、どうしても買いたいがどうしても現金の持ち合わせがない、という場合などは、クレジットカードを使って購入する人もいるようです。

 

クレジットカードの請求は、約半月~1か月後ですので、購入代金の支払いを、すこし後に延ばすことができます。しかし、買ったときよりも価格が下がっている場合がありますので、「買ったビットコインが1カ月後には上がっているだろうから、その時ビットコインを売却してクレジット支払いにあてよう」などと考えてはいけません。

 

ビットコインは価格の値動きが大きいため、大きな利益が出ているかもしれませんが、元本割れしている可能性もあるのです。クレジットカードを使う場合は、慎重に考えて決めるようにしましょう。

 

クレジットカードでビットコインを買う場合は、ログイン後「クレジットカードで買う」をクリックします。そして、購入希望金額を入力し、指示に従って、クレジットカード情報を入力していく流れとなっています。

 

手数料などが加算されますので、取引所はもちろんのこと、販売所よりも高いレートで購入することとなります。また、クレジットカードで購入したビットコインは、約1週間の間、売却や送金ができませんので注意しましょう。

 

ビットコインを購入する際の売買手数料

ビットコインを簡単取引所やビットフライヤーライトニングで売買した場合、以下のように手数料がかかります。

 

直近 30 日の取引量 ビットコイン簡単取引所 Lightning 現物
10 万円未満 0.15%
10 万円~ 20 万円未満 0.14%
20 万円~ 50 万円未満 0.13%
50 万円~ 100 万円未満 0.12%
100 万円~ 200 万円未満 0.11%
200 万円~ 500 万円未満 0.10%
500 万円~ 1,000 万円未満 0.09%
1,000 万円~ 2,000 万円未満 0.07%
2,000 万円~ 5,000 万円未満 0.05%
5,000 万円~ 1 億円未満 0.03%
1 億円~ 5 億円未満 0.02%
5 億円以上 0.01%

 

このように、月間の取引量が多い人ほど、手数料が低くなる仕組みとなっています。

 

ビットコイン販売所は「無料」となっていますので、一見お得なように感じますが、前述したように、大きなスプレッドがありますので、実質高い手数料を取られているのと同じということになります。

 

手数料がかかるビットコイン簡単取引所で、ビットコインを117万円で購入した場合、一番高い手数料を適用しても、117万円×0.15%=1755円となり、販売所で購入するよりも、はるかにお得に買えるということになります。

 

このように手数料を考えた場合でも、簡単取引所、もしくはビットフライヤーライトニングを使った方が、コストがかからないということになりますので、できるだけ販売所ではなく、簡単取引所、もしくはビットフライヤーライトニングを利用するようにしましょう。

 

ビットコインの購入手数料の比較

他の取引所における、ビットコインの売買手数料は以下のようになっています。

 

  メイカー テイカー
ザイフ -0.05% -0.01%
ビットバンク 無料 無料
QUOINEX 無料 無料

 

メイカーとは、売買板に注文を載せる人のことで、テイカーとは、売買板に既に出されている注文を消費する人のことを言います。これを見てもわかるように、ザイフは、ビットコインを売買すると、逆にお金がもらえる(キックバック)仕組みとなっており、ユーザーにとって有利な条件となっています。

 

ビットバンクやQUOINEXは、取引所としてはビットフライヤーの規模には劣りますが、売買手数料が無料となっており、利用者にとって、魅力的な取引所と言えますね。

 

まとめ

ビットコインを購入する場合は、安心して利用できる取引所を使うことが大切です。どの取引所も、購入方法はそれほど難しくなく、スムーズに売買することができます。

 

ビットフライヤーでビットコインを購入する場合、販売所、簡単取引所、ビットフライヤーライトニングの3つを利用することができるので、どれを選べばよいか、迷ってしまうことと思います。

 

販売所が一番簡単に購入できることは事実ですが、不利な条件で売買しなければならず、大きなコストがかかってしまいます。できれば、ビットコインは簡単取引所かビットフライヤーライトニングで購入するようにしましょう。

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