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  • 激安・低価格なノートパソコンを購入してはいけない理由

家電量販店のパソコンコーナーを見ていると、並んでいるノートパソコンの中に価格が5万円以下で販売されているモデルが展示されていることがあります。特にセールとかではなく、元々の価格が低めの設定になっているモデルです。

低価格ノートパソコンを買わない方がいい理由

 

「この価格でパソコンが手に入るなら」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、あまり低価格のパソコンは購入しない方が良いかもしれません。その理由を見ていくことにしましょう。

 

買わない方がいい理由①、作りがしっかりしていない

低価格のノートパソコンは、どうしても本体に使われる素材が良くありません。

ノートパソコンは、それなりの強度や放熱しやすい素材が使われることが多いのですが、低価格になると、全体的にプラスチックが採用されています。

 

排熱もファンに頼りきってしまうため、作業をしていても音が気になってしまうかもしれません。中にはファンレスのモデルもありますが、本体を使った放熱ができないため、パフォーマンスの低下に繋がります。

またネジ止めするパーツを少なくするために、接着剤などや両面テープなどを利用することも多く、使用している時にそれが剥がれてしまうことがあるようです。

キーボードも入力した時の「ペコッ」とした感触で、どうしてもしっかりしたキーボードではないという感じを受けてしまいます。

また液晶ディスプレイについては、挟み込むような作りになっているので、その隙間からバックライトの灯りが漏れていたりします。

低価格ノートパソコンでは、どうしてもあまり良い作りとはいえないモデルばかりです。

実際に私も次のような経験をしたことがあります。

購入した低価格ノートパソコンは、本体の中からカタカタという異音がするようになってしまいました。購入して間もない頃はそのようなことはありませんでしたが、1週間程度持ち歩いて、いざ作業をしようと取り出した時に「カタッ」という音に気がついたのです。

購入した店舗に持ち込み交換をしてもらったのですが、2台目も同じような状態になり最終的には返金してもらうことになりました。対応してもらった店員に聞くと「すでに数十台」も同じ現象でメーカーへ返却していることを教えてくれたのです。

その後、まもなく売り場からはその姿を消してしまいました。構造的な問題だったのかもしれませんが、やはり「安物買いの銭失い」だったのかもしれません。

このことがあってから、低価格ノートパソコンは購入しなくなりました。また知人から相談された場合も「買っちゃダメ」と説明しています。

このようにすぐ壊れたり、どこか頼りなかったりするので、いくら安いといっても「本当に必要か」をよく考えてから購入するようにしましょう。

 

買わない方がいい理由②、動作が快適ではない

低価格ノートパソコンでは、使われているパーツの性能を落としているものも多いと聞きます。

例えばHDDは、回転数の低めのものを採用したり、SSDの代わりにeMMCと呼ばれる半導体記録媒体を使用したりしています。

この両者は記録されているデータの読み込みにかかる時間や、書き込みにかかる時間が遅いため、パソコンを起動させて作業ができる状態になるまで、どうしても時間がかかってしまいます。ストレージ容量も32GBや64GBと少なく、microSDカードや外部ストレージを用意して使うことで容量不足は多少回避できますが、別途出費が必要になってしまいます。それであれば「初めからある程度、スペックの高いモデルにすればよかった」と後悔するでしょう。

 

メモリについても搭載されている容量が2〜4GBしかなく、これでは快適な動作は望めません。なぜ通常のノートパソコンが8GBもの大容量メモリを搭載するのか、その理由はアプリケーションやOS動作を快適にするためです。

 

このように通常利用するだけでも嫌に感じてしまうほど、低価格ノートパソコンは安定させて利用するには向いていないといえます。
そしてもっとも問題になるのが、搭載されているCPUです。

CPUはパソコン全体のパフォーマンスに関わる重要なパーツです。その処理能力が低ければ、インターネットやメール程度なら問題なく処理できたとしても、オフィスアプリなどの動作が遅く、入力した文字がちょっと遅れて表示されたり、変換候補の表示に時間がかかったりします。これでは誤字脱字が多くなってしまい、あとから修正するのが大変です。

 

買わない方がいい理由③、追加投資が発生

理由②でもお話ししたように、内蔵ストレージも搭載されているメモリも少ないため、追加すれば良いのではないかと考えている方も少なくないと思います。

ですが低価格ノートパソコンの場合「拡張性」は、まったく考えていません。メモリはマザーボードに直接搭載してしまうため、交換することができません。また拡張性を持たせた設計では、構造を実現するために必要なパーツを配置するためコストがかかってしまいます。

かかるコストを押さえられるからこそ、できる低価格ノートパソコンなのです。

そう考えると内蔵ストレージも増やすことは難しいでしょう。ただこちらはモデルによってmicroSDカードスロットがあるので、それを使えばデータ保存領域を増やすことができますが、あくまでも保存領域を増やすだけです。

 

パソコン全体の動作を少しでも快適にするといったものではありません。

Windowsでは高速アクセス可能なUSBを、外部メモリとして利用する方法もあるのですが、本体に搭載されているメモリよりは、読み書きの時間は遅いため大容量メモリを搭載したパソコンと比べても、どうしても快適に作業することは難しいでしょう。

ここでいう快適な状態というのは、素晴らしく性能の高いパソコンのことではありません。一般的に利用できる最低限のスペックを搭載したノートパソコンと比べています。それと比べても、低価格ノートパソコンは購入するべきではないと言わざるを得ないのです。

 

そんな低価格ノートパソコンをどうしても使いたい人は、次のことを理解していれば問題ないでしょう。
用途を決めて使えばいいかも…

ここまで購入しない方がいい理由を挙げてきました。低価格ノートパソコンを購入するなら、もう少しお金をためて少しでも長く利用できるノートパソコンを購入した方が良いと思ったからです。

ですが用途を決めて利用するのであれば、低価格ノートパソコンも本領を発揮するかもしれません。そう低価格ノートパソコンは、過去に発売されていたネットブックと変わらないからです。

例えばインターネットとメールのみに利用するノートパソコンとすれば、特に大容量のメモリを搭載する必要もないし、高性能なCPUや読み書きが高速化されているSSDも必要ありません。

 

メールの場合、内部にデータを保存するのであればmicroSDカードで領域を拡張しておけば良いでしょう。

他にもファイルサーバとして一時的なデータ保存場所だったり、インターネット経由でダウンロードしたファイルを保管するための領域として利用したり、WindowsではないOSをインストールして使えばある程度利用できるかもしれません。

またテキストエディタを利用したメモ端末にしても良いかもしれません。

動画を見たいといっても、YouTubeぐらいであればストレスなく再生することができるかもしれませんが、それ以外の動画サイトの再生はある程度スペックが求められるため、難しいかもしれませんね。

このように利用方法を限定して低価格ノートパソコンを購入すれば、後悔することはないでしょう。ただ利用方法を限定したとしても、人間は「何かできないか」と性能以上の作業をさせようとしてしまい、スペックが足りないことを嘆いてしまいます。

購入してから後悔しないためにも、利用用途をしっかりと見極めてから購入するようにしましょう。

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