•  
  •   
  • あっていますか? iPhoneやiPadを○○で使ったために起きた感電事故

皆さんはiPhoneiPadを、浴槽に浸かりながら利用したことがありますか。

海外では浴槽に浸かりながら、iPhoneiPadを利用している時に感電死するというニュースが報じられることがあります。なぜこのような痛ましい事故が発生してしまったのでしょうか。

また同じような事故に合わないためには、事故に至った経緯をきちんと確認して危険な使い方をしていないか、もしかしたらiPhoneを壊してしまうような使い方をしているのではないか、いっしょにチェックしてみましょう。

 

iPhoneやスマートフォンを使っていて発生した感電事故

今や国内で発売されているiPhoneやスマートフォンには、ほとんどといって良いほど防水機能が搭載されています。そのため今まで使えなかった水場でも、利用できるといって使い始めてしまう方が多いようです。

 

確かにiPhoneやスマートフォンの防水性能は、年々高くなっており「水損した」ということはあまり聞かなくなったかもしれません。そんな防水機能の向上が、このような事故の原因となった一つではないかと推測しています。

 

それが感電死事故です。いくつかの事故事例を紹介したいと思います。

 

事例1

夏休みをニューメキシコ州にある父親の実家で、女子学生が浴槽で感電死するという事故が起きました。

 

友人に送ったメッセージの中で、延長ケーブルにタオルを巻いた写真を送付しています。

 

「延長ケーブルを使えば、お風呂中でもスマホが使えるよ」

しかしそのメッセージを最後に、彼女は亡くなってしまったのです。

 

原因は、浴室内で充電をしながらスマートフォンを使ったこと、その時に利用した延長ケーブルの被覆に破損あったこと、この二つが重なってしまったようです。追い討ちをかけて接続していた壁コンセントが、漏電遮断機が付いていなかったこともあって、死に至るほどの電流が彼女を襲うことになってしまったのです。

事例2

浴槽の中で、胸の上に充電器とiPhoneを使っていた男性が、感電死するという事故が起きました。

 

発見したのは帰宅した妻で、浴槽内でぐったりしている夫を見た時、その傷の具合から「暴漢に襲われた」のではないか、と疑ってしまうほどの状況だったようです。ですが駆けつけた警官や救助隊によって、原因が判明しました。

 

それは最初に紹介した事例1と同じように、浴槽まで延長ケーブルを使い充電しながらiPhoneを使っていたこと、何かしらのタイミングで水がかかってしまい感電死に至ってしまったようです

 

暴漢に襲われたと見間違えるぐらいの傷は、感電した時のやけどだったそうです。

 

被害者を検死した検死官は「メーカー注意喚起が足りていないのではないか」と、報道関係者に話していました。確かに考えてみればわかることかもしれませんが、電気の特性や怖さを知っている人なら、浴室に充電しながら持ち込むということはしないでしょう。

 

事例3

ロシアで発生した感電事故は、浴槽に浸かりながらモバイルバッテリーを使ってiPhoneを充電しながら利用してのですが、謝って湯船の中に両方を落としてしまったのです。

いくら待ってもお風呂から上がってこないイェブゲニア・スビリデンコさんの様子を見にいったルームメイトの目に飛び込んできたのは、変わり果てたスビリデンコさんの姿だったのです。

 

近寄ったルームメイトは、浴槽の中に沈むiPhoneとモバイルバッテリーを発見したといっています。すぐさま救急隊を呼んだのですが、スビリデンコさんは既に亡くなっていたのです。実はこの事件が発生する前にも、モバイルバッテリーとスマートフォンをシャワールームに持ち込み、感電死するという事件が発生していたのです。

 

以上、事例として3つほど紹介させていただきました。この事件で共通する部分は「浴室または浴槽」で「充電」しながらiPhoneやスマートフォンを使っていたことです。おそらく、浴室でiPhoneを使っている人は多いと思いますが、充電しながら利用している人も、少なくないはずです。

 

充電で使われる家庭用電源やモバイルバッテリーは、iPhoneが持っているバッテリー以上に電流を出力する能力を持っています。そして水という電気を通しやすいものがあれば、どうしても感電する可能性が高くなります。

 

これはiPhoneにかぎった話ではありません。他の電化製品を浴室や浴槽で利用していれば、水がかかって破損してしまうだけではありません。水と電気の組み合わせは、以前からも同じように感電事故が起きやすいため、メーカーも注意喚起をしています。

 

ニュースで報じられている事故は、おそらく氷山の一角ではないでしょうか。また死亡までは至らないとしても、感電したことがあるといったケースもあったのではないでしょうか。さらに今では、iPhoneも防水機能を搭載しているため、浴室内に持ち込むことへの抵抗は低くなっています。

 

そのため、このような痛ましい事故に遭遇する可能性は、以前より格段に上がっていることでしょう。いくらiPhoneやスマートフォンの本体が防水になったとはいえ、充電アダプタやケーブルは防水ではありません。コンセントにかかる電圧は、iPhoneやスマートフォンを動作させるために使われている値より高いものです。

 

そこに電気抵抗の低い水があれば、多くの電流が流れてしまうのです。また、モバイルバッテリーも、人を死に至らしめるだけの電流が流せるため危険なのです。

 

ちょっと豆知識

電気を示す言葉として「電圧」と「電流」があります。電圧はかなり高い場合でも、絶縁をしっかりしていれば死ぬことはありません。ですが「電流」は人を死に至らせることができます。さらにコンセントにきている電気が「交流」の場合は、とても危険です。交流は、わかりやすく言うとスイッチのオンオフを1秒間に50回繰り返しています。これは電化製品に書かれている周波数で表現されています。50Hzならスイッチのオンオフを1秒間に50回、60Hzの場合は1秒間に60回です。

 

そして人間の筋肉も微量の電流で制御されています。電流が流れると筋肉がギュッとなり、電流が流れなくなると筋肉が緩む感じです。これは外部から流れ込んだ電流でも、同じ現象が発生します。そのため、体の自由は奪われてしまい身動きが取れず筋肉組織が破壊され、やがて死に至るのです。心臓は特に電流に弱く非常に少ない電流でも、心停止を起こしてしまいます。

 

さらに電流は、抵抗が低くなると流れる数値が上昇します。(詳しくはオームの法則を調べてみてください)

 

子供の頃にイタズラで、コンセントにピンセットを入れたりしたことはないでしょうか。この時、ものすごい音と共にブレーカーが落ち停電します。ピンセットは、電気抵抗が低いため電流を多く流してしまい、漏電遮断器の設定値を超えて電流が流れるため、ブレーカーを切り送電を止めるのです。

 

水は電流に対する抵抗が低く、電流が流れやすくなります。ピンセットを破壊するほどの電流が、人間に流れたらどうなるかは想像の通りです。

 

「電気の性質」を踏まえて考えると、浴槽でiPhoneやスマートフォンを利用することがどれだけ危険か、水回りで、電化製品を使うなという理由も納得ですね。

 

まとめ:浴室では絶対充電しないこと

本当ならiPhoneやスマートフォンを浴槽で使うことすら、禁止にした方が良いとおもます。特にiPhoneの場合は、防水ではなく生活防水レベルでしかありません。しかも真水で常温、さらに水圧にも変化がないことなど、特定された条件下での検査で影響がなかったことを表しているだけで、絶対に壊れないとはうたっていません。

 

Appleも水損による修理の場合は、保証期間内であっても有償しています。防水性能が上がったことで、無償での修理を受けられるというものではないです。

 

まず浴室でiPhoneを使うことをやめましょう。そして、水場での利用も極力避けるようにしましょう。どうしても浴室でiPhoneを使いたいと考えている方は、充電をしながらの利用方法は絶対にしないでください。そしてiPhoneが水損しないように、できる限り防水対策をしてから利用しましょう。本当なら防水対応のBluetoothスピーカーを浴室に持ち込み、iPhoneは脱衣所などに置くという使い方が良いかもしれませんね。

それであれば充電しながらでも、影響はないはずですから。

 

ちょっとした気の緩みが感電事故に至ってしまいます。そして電気に詳しい人だと、家庭に来ている電気の怖さをよく知っています。だからメーカーからの注意は真摯に受け止め、安全かつ楽しい使い方をしましょう。

コメント

アバター


ピックアップ記事


Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function related_posts() in /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/wp-content/themes/network/single_blog.php:227 Stack trace: #0 /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/wp-content/themes/network/single.php(12): require_once() #1 /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/wp-includes/template-loader.php(98): include('/home/mahito/ne...') #2 /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/wp-blog-header.php(19): require_once('/home/mahito/ne...') #3 /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/index.php(17): require('/home/mahito/ne...') #4 {main} thrown in /home/mahito/network-fantasia.jp/public_html/wp-content/themes/network/single_blog.php on line 227