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  • iPhone容量不足の7つの解消方法 不要アプリや写真音楽動画・メールを削除復元

最近はデジカメを持たず、iPhoneがカメラという方も当たり前になるほど、iPhoneで撮る写真は美しく情感に富んでいるため、デジカメを持たず、iPhoneをメインカメラとして使用するユーザーが増えています。

また、SNS、中でもinstagramの利用拡大によりiPhoneで撮影され保存される写真が飛躍的に増加しているようです。

さらには、多彩なアプリが無料でダウンロードできるため、iPhoneの容量はいくらあっても足りない状況です。
AppleではiCloudを無料で5GBまで利用できますが、こちらも決して余裕綽々という訳ではありません。

そこで今回は、iPhoneがストレージ不足に陥った際に、少しでも空き容量を増やす方法をご紹介してゆきます。

メモリとストレージの違いとは

ストレージ容量の確保の方法について述べる前に、まず基本的な用語の解説です。

「メモリ」も、「ストレージ」も、いずれも「記憶領域」「保存領域」という意味では同じものです。
しかし、その用途によって使い分けるのが一般的で、「メモリ」は短期的な保存領域で使われ、「RAM(ランダムアクセスメモリ)」を指します。
メモリは、アプリの動作やWEBの読み込みなど、スマホが動作するほぼ全ての瞬間的なシステムの動作がこの領域で処理されるため、搭載されたメモリの容量と速度がスマホのパフォーマンスを左右します。
メモリは、CPUと高速に直接やりとりできますが、電源が切れると内容を保持できません。

 

一方「ストレージ」は、メモリとは逆に長期間のデータを保存できるのが特徴で、ハードディスク等がこれに当たります。
メモリに比べると動作自体は遅い代わりに、大容量で電源を切っても内容をご存できる特徴があります。

iPhoneで言われる「容量不足」とは、写真や音楽、メールやアドレス帳等を保存しておく領域が不足している事を表していますので、正確に言えば「メモリ不足」ではなく「ストレージ不足」という事になります。

 

不要なアプリを削除する方法

文字にすると当たり前すぎるような対策ですが、ご自身のiPhoneを見ると必ずほとんど使っていないアプリがいくつかインストールされているものです。
例えば、「QRコード」アプリ。
QRコードから、URLやその他の情報を読み取ることができる重宝なアプリです。

しかし、iOS11以降では、通常のカメラアプリでQRコードを読み取り、それがURLならSafariによるWEBアクセスも連動していますので、これまで便利に使ってきたQRコード読取りアプリを起動する機会は確実に減少しています。

もちろん、アプリはあればあっただけ便利なのは確かで、URL以外の情報の読み取りには「QRコード読取りアプリ」は必要なものですが、ストレージ不足になってしまうのであれば、代替機能がある他のアプリに切替え、役割が減ったアプリは消去もやむ無しと言えるでしょう。

 

アプリのストレージ消費量の確認

iPhoneでは現在インストールしているアプリがどの程度のストレージを食っているのか確認する事ができます。

「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で全てのアプリのストレージ消費量を確認し、ユーザーが任意で削除を行う事ができます。

 

「iPhoneストレージ」に各アプリの消費量の表示がない場合には、「すべてを表示」をタップし下へスクロール。

この画面は筆者が実際に使用しているiPhoneのストレージの状況ですが、「iMovie」は未使用ですし、「Kindle」を使用したのは2017年10月、「ポケモンGO」は2018年1月から使用していません。
これら3つのアプリを削除することで、1,261.6MB(1.24GB)の空き容量を作る事ができます。
筆者の場合は写真をクラウドサービスにアップして端末で保存していないため、ストレージに余裕があり、あまり使っていないアプリを放置していてもストレージ不足にはなりませんが、容量に余裕がない場合にはこうしたアプリを削除することも必要な場合があります。

 

使っていないアプリの自動削除

iPhoneには使っていないアプリを自動的に削除する機能があります。

「設定」→「iTunes StoreとApp Store」→「非使用のAppを取り除く」で設定する事ができます。

 

削除される基準は明確にされていませんが、長期間使っていないアプリが対象との事ですので無駄なストレージ領域を空ける役に立ちそうな機能です。
ただし、削除したアプリのデータは保存されるので、必要なアプリが削除されてしまっても再インストールすればデータが復旧するので、安心して利用できます。

 

不要アプリ削除まとめ

iPhoneが容量不足になった際に最も有効な対処法は空き容量を作る事です。
その中で「不要アプリの削除」は、比較的手軽に実施できる上、iOS11機能追加によって自動削除が可能になったため管理がしやすくなったと言えます。

あまり使わないアプリは、その都度ダウンロード~インストールする…といった割り切りもひつようかもしれません。年に数回しか使わないアプリのために、数百MBを無駄に割り当てて置くのはあまり効率的とは言えないストレージ管理ではないかと思います。

まずはお手元のiPhoneの設定画面のアプリ管理を開いてみる事をお勧めします。1年も2年の使っていないアプリが1つや2つは見つかるはずです。そうしたアプリを積極的に削除し、ストレージをできるだけ確保する事から始めてみては如何ですか?

 

不要な写真や動画を削除する

不要な写真や動画の削除も、iPhoneの容量管理では基本中の基本です。
iPhoneは、デジカメ需要を減少させた一因となったほど、緻密で情感溢れる写真が撮れることで有名です。

さらに昨今のSNSの隆盛~特にInstagram(インスタグラム)人気によって、撮った写真をすぐにアップロードできるようiPhoneで写真を撮るユーザーが非常に増えた事もあり、iPhoneのストレージは写真や動画で満杯になってしまう事も珍しくありません。

また、保存している写真の形式によってもファイルサイズは異なります。
静止画像よりも動画の方がファイルが大きいのは当たり前ですが、通常サイズよりもパノラマ写真の方がファイルは大きくなりがちですし、デジカメ撮影の写真を撮り込んだ場合にも大ファイルになる場合が多くなります。

さらに、前後の動きを合わせて記録する「LivePhotos」は、後からでも撮影時の臨場感を味わう事ができるiPhoneの画期的な機能ですが、短いとは言え撮影の都度動画を撮影するので、やはりストレージには大きな負担になります。

通常のカメラ撮影の写真ばかりでなく、動画やLivePhotosを含めたストレージ管理をお勧めします。

 

写真や動画のファイルサイズを確認するには

ただやみくもに写真や動画削除するより、不必要な大ファイルを見つければ効率よく空き領域を作る事ができます。そんな場合に便利な、写真1枚1枚のファイルサイズを確認できるアプリが無料で配布されています。

 

 

同様のアプリが幾つかありますが、筆者が使っているのはこちら。
広告表示がありますが無料で使用できるExif(イグジフ=カメラの設定や撮影日時に関する情報)表示アプリです。
こちらのアプリを使用すると、iPhoneに保存した写真や動画の情報を可視化する事ができます。

 

写真や動画1つ1つの日付・海賊度・サイズなどの撮影データを見る事ができます。
ここに表示されている5枚の写真のデータ量は24.62MB、1枚平均4.92MBになります。これを基準に考えた場合、例えばiPhoneに100枚の写真が保存されているとすると492MB、500枚なら2,460MB(2.4GB)、1000枚なら4,920MB(4.8GB)にもなってしまいます。
さらに、動画もLivePhotosも…となれば、ストレージがいくらあっても足りるはずがありません。

iPhoneの快適な動作のためにも不必要な写真や動画の削除をお勧めします。
同じ不要な写真でも大きなファイルの写真を削除すれば、作られる空き容量も大きくなるため効率よく容量を増やすことが可能です。

 

写真や動画ファイルを削除するには

iPhoneから写真・動画を削除するのは非常に簡単です。
写真を指定して右下のごみ箱アイコンをタップするか、一覧画面で右上の「選択」をタップ、削除する写真を選択してから右下のごみ箱アイコンをタップするだけです。

 

削除してしまった写真を復元するには

空き容量を増やすために写真や動画を削除してゆくと「あぁ、あの写真は取っておけばよかった」「間違えて削除してしまった」等が必ず起きてきますが、iPhoneは一旦削除した写真や動画を復元する事が可能です。

 


「写真」→「アルバム」→「最近削除した項目」と進むと、上から日付の新しい削除画像・動画から順に表示されますので、復元したい写真・動画を指定し、「写真を復元」を行えば元の位置(撮影日付通り)に戻すことができます。

 

クラウドサービスを利用して端末に写真を保存しない

iPhoneにはAppleが提供する「iCloud」というクラウドサービスが付随しており、5GBまで無料で利用できます。しかし、iCloudは写真や動画だけでなく、様々ないPhonheのデータのバックアップも保存されるので、写真を保存していると大抵の場合、5GBはすぐにいっぱいになってしまいます。

そのため、外部の大容量クラウドに写真や動画を預けておく事で、iPhone本体も、iCloudも空き容量を増やし快適な動作やバックアップを確保する事ができます。

 

お勧めのクラウドサービス

iPhoneの写真や動画を保存するという目的でクラウドを選ぶ場合は、やはり大容量である事が不可欠です。

 

Google Photo

Googleが提供するクラウドサービスで、無料で容量無制限で利用できます(※)
アプリから簡単に写真や動画をアップロードすると「Googleフォト」に写真や動画が保存されるため、iPhone本体の画像を削除する事が可能となり、iPhoneの空き容量を増やすことができます。

SNSへの投稿などで写真が必要な場合には、改めて必要な画像だけをDLする事ができます。
もちろん、DLした画像は加工もできますし、SNSへのアップロードも、メール添付で送信する事もできます。

※無料無制限で利用できるのは画質を「高画質」で保存した場合です。「高画質」で保存した場合には、写真16MP、動画1,080Pを超えるものは、16MP・1,080Pまで縮小保存となります。
保存サイズに「元のサイズ」を選んだ場合にはサイズの縮小はありませんが、15GBまで無料となります。

 

Amazon Prime Photos

 

Amazon Prime会員向けのクラウドサービスのため、年会費を支払っているプライム会員は追加料金なしで利用できます。
容量は無制限で、画像サイズの縮小はなく元のままのサイズで保存されます。
プライム会員の年会費は3,900円(月換算325円)、月払いの場合は400円/月(年間4,800円)ですが、購入商品の送料が無料になる事から元が取れているイメージである上、「プライム・ビデオ」「プライム・ミュージック」も追加料金なしで利用できるため、利用者の多くは無料感覚で使用しています。

 

LivePhotosを静止画に変換して保存する

前述の通り、LibePhotosはサイズが大きくなりがちでストレージを食っているケースが少なくありません。
このLivePhotosを静止画に変換して保存する事で、ストレージ容量の節約になります。

 

こちらは前出の写真の撮影データを見る事ができるアプリですが、上がLivePhotosで2.3MB、下が静止画に変換したもので1015KB(0.99MB)です。
静止画とLivePhotosがいかにサイズが違うかがよく分かります。

 

LivePhotosを静止画に変換する方法


ホーム画面から「写真」アプリを開き変換したいLivePhotosの写真を選びます。
画面左下の「共有」アイコンをタップし、共有メニューから「複製」を選びます。

 


次の画面で「通常の写真として複製」を選ぶと、静止画として保存されます。
元のLivePhotosの画像を削除すれば、2.3MB→0.99MBの画像として保存された事になります。
約1.3MBのストレージ容量の増加となります。

 

iPhoneの不要画像/動画の削除まとめ

iPhoneの容量不足対策の2つ目の方法として、不要な写真や動画の削除によって空き容量を作り出す方法をご紹介しました。

この方法は、不要アプリ削除と並んで基本中の基本ですが、確実に空き容量を増やし、iPhoneの快適動作に寄与する効果的な方法です。

LivePhotosを多く保存している場合には、静止画に変換して保存し直すことでもストレージ容量を確保する事ができます。

さらに、GoogleやAmazonのクラウドを利用する事で、写真や動画をiPhone本体で保存しなくて済むようになりますし、複数の端末の写真を一か所に集約・共有できるという副次的メリットもあるので、ぜひ検討される事をお勧めします。

ただし、強固なセキュリティが施されているとは言え、免許証の写真など、個人情報が写った写真はクラウドに保存しないようご注意ください。

 

不要な音楽データを削除する

アプリ、写真・動画と並んで、iPhoneのストレージを大きく減らしている要因が音楽ファイルです。
お気に入りの歌や曲が「AppleMusic」に保存されている場合があります。

最新のiPhoneでは、イヤホンのコードが無くなりコードレスとなった事で、従来以上にiPhoneを音楽プレーヤーとして活用するユーザーが増えており、必然的に音楽好きなら好きであるほど、ストレージ容量を食いつぶしている可能性があります。

 

音楽ファイルサイズを確認するには

iPhoneの「設定」→「ミュージック」へ進み、「ダウンロード済み」を参照します。

 

現在保存されている音楽データ全ての情報を管理できます。曲ごと、アルバムごと、全体のファイルサイズ、ストレージの空き容量を確認できますし、データの削除も簡単に行えます。

例えば、画像の事例ではアルバム1枚がだいたい50MB検討だとすると、アルバム20枚ほどで1GBを食ってしまう事になり、目立ちませんが、音楽ファイルもストレージを食う大きな要因なのです。

また、右上の「編集」をタップすれば、1曲ごと、アルバム事、全ての音楽データごとの削除が可能です。
全曲を一括削除すると、「ダウンロード済み」の音楽が0KBとなり、削除した分だけストレージに空き容量が生じた事になります。

定額音楽配信サービスを利用する等して、ストレージへの保存を減らすようにすると良いかもしれません。

ただし、音楽配信サービスでも音楽データを端末に保存できる場合や、キャッシュが大きめといった別の問題も生じる場合がありますのでご注意ください。

 

聞き終わったPodCastも削除しておこう

 

Podcastとは、インターネット上に公開された動画・音楽などのデータを視聴する事ができる仕組みで、インターネットテレビ・ラジオ感覚で視聴する事ができます。

Podcastのファイルはあまり大きなものではありませんが、毎日配信されるようなプログラムの場合には、知らない内に少しずつストレージを食っていって、次第に大きな領域を占めるようになるため、視聴し終わったPodcastデータはこまめに削除することが必要です。

 


Podcastのデータを削除するには、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「Podcast」と進み、最下段のデータを「編集」から削除します。
事前に設定しておく事で、再生済みのエピソードを自動的に削除する事も可能です。

 

自動削除は、「設定」→「Poscast」と進み、「再生済みエピソードを削除」をONにする事で設定できます。

 

Safariのブラウザデータを削除する

 

インターネット・ブラウザであるSafariは、訪問先データや履歴が少しずつ蓄積されてゆくため、長期間利用している場合には、ブラウザデータから履歴、キャッシュ、Cookie等を削除する必要があります。

 


safariの履歴やキャッシュの削除は、「設定」→「safari」と進み、「履歴とWEBサイトデータを消去」をタップ、現れたタブから「履歴とデータを消去」を選択する事で実行できます。

 

受信済みメール・メッセージを消去する

受信したメールやメッセージを消去せずに溜めていると次第にストレージを圧迫するので、重要なもの以外は逐一消去するようにしましょう。

 


メッセージアプリから個別に削除する事もできますが、「設定」→「メッセージ」からメッセージの保存期間を設定し、一定期間が経過したメッセージを自動的に消去する事ができます。
Eメールも個別に消去する事ができますが、あまり知られていない一括削除の方法もあります。

 


メールを一括削除するには、メールアプリを開き、画面右上の「編集」をタップ後、メール一覧から1つだけにチェックを入れます。
メール1通にチェックが入った状態で、片手で「移動」を推しながら片手で先ほど入れたチェックを外し、「移動」から指を放すと、「メッセージをメールボックスにいどうします」の画面となり、フォルダー内の全てのメールを移動する先を指定する事ができます。
ここで「ゴミ箱」を指定すれば一括削除完了となります。
ただし、一括削除になるので、保存したいメールがある場合は個別に削除する必要があります。

 

iTunesのバックアップを使ってiPhoneを復元する

 

最後の方法は、iPhone端末内の対応だけではどうしても容量が増えない場合の「奥の手」とも言えるPCを使った容量確保の方法です。

 

iPhoneを日々使用する中で、徐々に溜ってしまった不要なファイルを削除する有効な方法です。
iPhoneをPCと接続し、iTunesを立ち上げ、最新の状態でバックアップを取ります。
その後、iPhoneを初期化したのち、このバックアップを使って復元する…というものです。

事例は筆者のiPhone5sのストーレージの状態ですが、現時点ではあまり「その他」は大きくなっていませんが、
不要な領域が増えてくると、オレンジの「その他」の部分が徐々に大きくなってきます。
上記の初期化~復元を行う事で、この「その他」の領域を縮小する事ができ、必然的にストレージの空き容量が増える事になるわけです。

ただし、この方法は必ず効果があるとは限りませんし、また初期化~復元を行う中で、何らかの失敗によりデータの消失の可能性が皆無ではないため、十分に注意が必要です。
どうしてもストレージ不足が解消しない場合に、自己責任において実行してみる価値はあると思います。

 

iPhoneストレージ不足を解消する方法まとめ

今回は、iPhoneストレージ不足を解消・軽減する代表的な7つの方法をご紹介してきました。
iPhoneに限らず、ストレージの余裕は端末動作に大きく影響しますし、新たな感動的な体験を保存する事ができないという悲しい事が引き起こさないよう、日ごろからストレージの空き容量については十分な注意が必要です。

今回ご紹介した7つの方法は、比較的大きな効果をもたらす方法として広く知られている事ばかりです。
これらの対処を行う事で、ストレージに空き容量を簡単に増やすことができますのでぜひお試し下さい。

もし可能であれば、外部のクラウドサービスを利用する等で、恒常的にストレージ容量を確保する方法もありますので、併せて検討される事をお勧めします。

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