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あなたはAndroid派?それともiPhone派?

年度替わりのこの時期に格安SIM・格安スマホに乗り換えようかな…とお考えの方も少なくないと思います。

格安SIM・スマホを提供するしているのは、「MVNO(エムヴイエヌオー)」(Mobile Vertual Network Operator:仮想移動体通信事業者)と言って、自らは通信回線を保有せず大手キャリア(NTTドコモ・au・Softbank)3社から通信回線を借り受けて運営しているモバイル通信会社です。

 

このMVNOを利用する際に、端末はどうしよう?と考えた時に、ふと気になるのが、Androidがいいの?それともiPhone?といった事です。

スマートフォンのシェアにおいて、日本は世界的に見ても少々特殊な国です。

世界的には、Android=普及機・iPhone=高級機と認識されている場合が多く、Android約7割、iPhone約2割のシェアを持っています。

しかし日本では、そのシェアが逆転していてiPhoneが6割超、Androidは3割程度に過ぎません。

特に若年層を中心にiPhoneの人気が高いようですが、言ってみれば、日本のスマホユーザーはiPhone大好きな国民という事になりそうです。

 

今回は、割安な料金で人気が高まりつつある、いわゆる格安SIM・格安スマホを提供するMVNOの利用を前提にした場合のお勧めスマホは、Androidなのか、iPhoneなのかを見極めてみたいと思います。

 

AndroidスマホとiPhoneの違い

 

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AndroidスマホとiPhoneには、「スマホ」という括りでは片づけられない違いや特徴が多数存在します。

それぞれに長所も短所もありますが、長所が別の視点でみればマイナス要素になるケースもあります。

本項では、AndroidスマホとiPhoneの違いについて見てゆきましょう。

 

Androidとは?Androidスマホの特徴

Android(アンドロイド)は、実はOS(Operating Systemオペレーティングシステム)の名称です。

Android-OSはGoogleが開発している事はご存知ですか?

「え?Googleのスマホってあまり見ないけど?」と思った方、正解です。

nexusというブランドでGoogleのスマホも発売されていますが、Googleは自社で開発したAndroid-OSを無償で公開しているため、様々なスマートフォン製造メーカーがAndroid-OSを採用したスマホを自由に製造・販売できるのです。

 

Androidはバリエーション豊富

Android-OSを使って、自由に設計・開発してよいとされるAndroidスマホは、様々な国の様々なメーカーから発売されており、各社それぞれに独自の機能や性能を搭載したスマホを発売しており、非常にバリエーションが豊富である事が特徴となっています。

カメラや写真に力を入れているメーカーもあれば、防水・防塵性能を極めたヘビーデューティな機種もあります。

お財布ケイタイやワンセグテレビ等の日本で使いやすい機能を搭載したモデルもあります。

また、必要最低限の機能に絞り価格の安さをアピールするスマホもあれば、機能満載で見た目も美しいiPhoneに匹敵する高級機も登場しています。

ユーザーは、見た目・機能・価格など、自分の好みや使途によってスマホを選ぶ事ができ、その事こそがAndroidスマホの最大の特徴でありメリットとなっています。

 

バラエティ豊かな事がマイナス要因になる事も…

しかし反面、各社自由に製造しバリエーションが豊富な事は、裏を返せば規格や仕様が統一されていない事でもあります。先日もニュースを賑わせていた隣国関連の報道で「緊急速報を受信できない端末がある」といった事も、実はAndroidスマホの問題なのです。

さらに、一部メーカーの端末では、日本のキャリアの周波数帯(バンド)に対応していない端末もあります。

例えば、少し前までのHuaweiのスマホはauのバンドには対応しておらず、au回線では使用できない時期がありました(現行機種ではau回線にも対応しています)。

国内メーカーが製造するAndroidスマホは日本国内で使用するのに必要な機能性能を備えていますが、海外製の場合は、日本に限らず世界のどこでも利用できる事を前提に、グローバル(世界的)な視点で作られています。そのため、メーカーや機種によっては、お財布ケイタイやワンセグなど日本国内で人気の機能を搭載していなかったり、緊急速報に対応していない等、使い勝手が悪いと感じるケースも生じています。

 

Androidスマホ まとめ

  • 各社が独自の機能・性能を搭載するため、バリエーション豊富なラインナップを誇る。
  • 特徴ある機能や、価格の安さなど、ユーザーの好みや使い方で幅広い端末を選択する事ができる。
  • 高機能なのに低価格のモデルが多数発売されており、ユーザーの端末購入負担を軽減できる。
  • 反面、機能や仕様が統一されておらず、機種名などもバラバラで分かりにくい
  • 海外製Androidスマホは、日本国内で人気の機能を搭載していない場合がある
  • 機種によっては、使用できない回線や、緊急速報を受信できない場合がある

 

iPhoneとは?iPhoneの特徴

 

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iPhoneの一番の特徴は、Apple社が単一で開発・製造・販売を手掛けている事です。

従って、Apple社以外の企業~例えばオレンジ社のiPhoneといったような他社製品が一切存在しません。

 

iPhoneは世界では高級機

日本では、大手キャリアで端末を購入する際には、ほぼ同列で比較されるAndroidとiPhoneですが、実は、これは世界的に見ると、かなり特殊な状況です。

日本以外の国では、Androidは普及機、iPhoneは高級機と棲み分けられていますが、日本においては、大手キャリアの「2年縛りの代わりに端末を割り引きます」といった販売条件によって、Androidとほぼ同等の支払額で購入できたため、ユーザーの意識の中で格差が生じなかったという経緯があります。

2017年の世界でのシェアは、Android約72%:iPhone約20%となっており、Androidの圧勝となっていますが、日本ではこれが逆転、iPhoneが60%超のシェアを得ています。

日本では「どっちがいい?」と単純に比較していますが、実は世界的には普通の事ではないのです。

如何に日本はiPhoneのシェアが高いのかがよく分かる数字です。

 

端末ラインナップがシンプルで分かりやすい

iPhoneは、製品ラインナップがシンプルで分かりやすい事が特徴の1つです。

この事は、1年間に発売されるiPhoneが1~2機種のみである事に起因し、それは引いてはSIMロック解除において、「2015年5月以降の端末=iPhone6s以降なら解除可能」といったように機種名を見ただけで、簡単に発売時期が分かり、SIMロック解除の可否も明快に判断できる事に繋がります。

iPhoneは、メインとなるiPhoneを毎年1機種発売し、機種名に数字とアルファベットで機種名とします。

例えば、2015年9月発売のiPhoneは「iPhone6s/6sPLus」、2016年9月発売は「iPhone7/7Plus」といった具合です。

これに加えて、イレギュラーモデルを投入する事があり、これはメイン機種とは異なるパターンで命名されます。例えば、2016年5月発売の小型で低価格モデルは「iPhoneSE」、2017年11月発売のiPhone10周年記念モデルは「iPhoneX(テン)」と言った具合です。

 

意外にもちゃんと日本仕様になっている

Apple社と言うと、独創的な企業ゆえ「我が道を行く」といった頑ななイメージがありますが、意外にもiPhoneは発売される国でベストな状態で使えるように国ごとの仕様になっています。

日本版では、日本の大手キャリア3社の周波数帯域(バンド)に全て対応していますので利用できないキャリアはありませんし、緊急速報も全て受信する事が可能です。

従って、大手キャリアで購入しても、SIMロックさえ解除すれば、大手キャリア3社・格安SIM・MVNOを問わず、全ての通信会社で利用する事ができ、通信会社に関わらず緊急速報も受信できる訳です。

また、iPhone7から搭載されたApplePayでは、日本で広く浸透しているFerica(フェリカ)が採用されました。ApplePAyについても、通信会社を選ばず全ての回線で利用する事が可能です。

 

iPhone まとめ

  • Apple社単独で開発・製造・販売するため、機種構成がシンプルで分かりやすい。
  • 機種名で簡単に発売時期や仕様が判別できる。
  • 日本仕様版は、日本の全ての通信会社の回線で利用可能であり、緊急速報も受信可能である。
  • Apple社のイメージとは違い、意外なほど丁寧な日本仕様になっている。
  • iOSアップデートにより、発売から4~5年間は最新の機能・セキュリティを反映できる。
  • 単一メーカーによる開発なので、バリエーションが乏しい。選択肢が少ない。
  • 端末の価格が高価である。

 

【結論】

国内での使用に便利な機能を搭載した国産スマホと、グローバルな視点で開発された安くて高性能な外国製モデルなど、バリエーション豊富なAndroidは、機能や性能・価格などの選択肢からユーザーが自らの好みや使途でチョイスできるのがメリットです。

世界では高級機とされるiPhoneが大きなシェアを得ているのは日本の特殊事情によりますが、機能や操作方法など基本的な部分が機種間でも統一されているiPhoneは扱いやすさの点でメリットがあります。

また、意外にも日本での使用に対してきちんと対応されており、日本での使用において、各社で無条件に使用できる対応力の高さもiPhoneの隠れた魅力です。

 

SIMロック解除におけるAndroidとiPhoneの違い

 

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本項では、端末のSIMロック解除に絞って、AndroidスマホとiPhoneを比較してみます。

 

SIMロック解除とは?

SIMロックとは、大手キャリアがスマホを販売する際に、他社の回線で利用できないようにロックを掛ける事を指し、SIMロック解除とは、そのロックを外して、他社回線でも利用できるようにする事を言います。

2015年5月以降に発売となったスマホは、ユーザーの希望があればロック解除に応じなければならない。 

これは2015年に定められたルールで、2015年5月以降に発売されたスマホはSIMロック解除可能で、

2015年4月までに発売されたスマホは、SIMロック解除できない事になりました。

例えば、NTTドコモで購入したスマホは、au・Softbankの回線で利用したい場合にはSIMロック解除が必要ですが、2015年4月までに発売されたスマホの場合には解除できないため、他社回線での使用は不可能という事になります。

 

SIMロック解除可否の判断が難しいAndroid、容易なiPhone

上記のルールをiPhoneに当てはめると、2014年9月発売のiPhone6/6PlusまでのiPhoneはSIMロック解除ができず、2015年9月発売のiPhone6s/6sPlusと、それ以降に発売のiPhoneはSIMロック解除が可能です。

Androidスマホは、各社メーカーによって機種名が異なり、全てを覚えておく事は不可能ですので、MVNO各社が公開している「動作確認済端末一覧」を参照するか、サポートに直接問い合わせて確認するしかありません。

つまり、前項で述べたように、Androidスマホは各社各様の機種名・仕様で販売されているため、機種名を見ただけでは何年何月の発売かが分からず、SIMロック解除可能な時期に発売された端末なのかが容易に判別しにくいということなのです。

対するiPhoneは、機種名だけで発売時期を特定する事ができるため、SIMロック解除の可否も容易に判別できるという事なのです。

発売時期が分かりやすいからスマホとして優れている訳ではありませんが、大手キャリアで購入した端末をMVNOでも継続して利用したい場合には、必ずSIMロック解除の要・不要と可否を判断する必要があります。、故に、SIMロック解除の可否を判別しやすいという点においてiPhoneはMVNOで使いやすい端末という事になるかもしれません。

 

【結論】

SIMロック解除の可否がすぐに分かるから端末として優れている訳ではありませんが、少なくとも、手持ち端末の継続利用を前提としたMVNO契約では、SIMロック解除の可否の分かりやすさは重要なポイントです。

 

OSアップデートにおけるAndroidとiPhoneの違い

 

本項では、AndroidスマホとiPhoneをOSで比べてみます。

OSとは、オペレーティングシステムの略で、スマホやパソコンなどの動作を司る基本ソフトの事で、このOSがないと、スマホもパソコンも人間が操作する事ができない重要な仕組みです。

スマホの場合は、Androidスマホには「Android」というOSが、iPhoneには「iOS」というOSが組み込まれている事を基本知識として覚えておいてください。

 

iOSは随時更新、Androidはメーカー次第

iPhoneの美点の1つに、OS(オペレーティングシステム)のアップデートが挙げられます。

冒頭でも述べたように、iPhoneはApple社単一で開発・製造しているため、基本ソフトであるOS「iOS」もAppleが開発し、バージョンごとに次々に新しい機能やセキュリティ対策を更新してゆきます。

最新のiOSは、最新モデルだけでなく、過去に発売されたiPhoheでもインストール可能で、新機能や最新セキュリティ対策を反映させる事が可能です。。

このため、購入後数年間はiPhoneを最新の状態で使用でき、端末の平均的な利用年数も長めになっています。

 

一方のAndroidは、スマホメーカー各社が自由に開発・製造するため機能・性能のバリエーションが豊富である反面、Android-OSの開発者であるGoogleがアップデートを行っても、必ずしもスマホメーカーが採用するとは限りませんし、古い端末では最新OSを端末にインストールできない場合もあります。

常に最新の機能やセキュリティをiPhoneに反省できるOSアップデートを随時インストールできるiPhoneと、スマホメーカーの都合や考え方で、必ずしも最新OSをインストールできない場合もあるAndroidでは、やはり、OSアップデートに対応しているiPhoneの方が安心して利用できるのではないかと思います。

【結論】

OSアップデートを手持ちの古い端末にアップデートできるのはiPhoneが長期間愛用できる事の根本になっています。安価な端末を短期間で次々に買い換えるのであればAndroidが向いていると思いますが、1台のスマホを長いあいだ愛用してゆくのであれば、iPhoneがお勧めかもしれません。

 

セット購入におけるAndroidとiPhoneの違い

本項では、MVNO乗換え時に新たにスマホを購入する際の違いを見てみます。

 

iPhoneを購入する場合

MVNOへの乗換え時に、スマホ端末を購入しようという場合にもAndroidとiPhoneでは違いがあります。

MVNOでは一部を除いて、基本的にiPhoneはラインナップしていないと考えた方が良いでしょう。

iPhoneをラインナップするためには、MVNO側が単にラインナップしたいと言うだけではダメで、Appleに承認されなければなりませんが、その場合には相当数の販売量を求められるという事です。

大手キャリアであれば、十分にその販売量をクリアできても、規模の小さなMVNOではなかなかその基準をクリアする事ができず、iPhoneをラインナップできないのが現実です。

 

現在、日本正規版のiPhone新品端末を継続的にラインナップで来ているのは、大手キャリア3社以外では、SoftbankのサブブランドであるY!mobile、KDDIグループのUQmobileとBIGLOBEモバイルの僅か3社に過ぎません。

先日、mineoが単発で国内正規版のiPhone7を販売しましたが、すぐに完売となり現在はラインナップにない状態で、iPhoneを常時ラインナップする事が如何に難しいかが分かります。

だからと言ってMVNOもただ指を咥えていては競争に勝てませんので、何とかして自社ラインナップにiPhoneを加えようと四苦八苦していおり、代表的な事例としては、楽天モバイルがCPO(メーカー整備品)をラインナップに乗せています。

CPOとは、Appleが自ら整備し、付属品を新品に交換した、言わば「純正中古端末」です。

ただし、楽天モバイルのCPOは、元は海外版の端末なので日本正規版とは異なるアプリがインストールされていたり、日本語の説明書が付かない等があります。しかも、メモリ容量が少ないのに、サブブランドが販売する正規版新品端末よりも購入額が割高になってしまう等、必ずしも日本正規版を購入したような高い満足感を味わえないケースもあるようです。

その結果、サブブランド及び大手グループ会社以外のMVNOでiPhoneを使いたいユーザーの多くは、SIMフリー版を購入するか、大手キャリアで購入した端末を継続利用するパターンが多いようです。

 

Androidを購入する場合

Androidの場合には、MVNO乗換え時に新たな端末を購入するユーザーが多いようです。

MVNO各社も人気の最新Androidスマホをラインナップしており、元々手頃なプライスである事に加え、分割支払いも可能にしている等、非常に端末購入の敷居が低いのがMVNOのAndroidスマホの特徴です。

ハイエンド機の高機能を移植しながらリーズナブルな価格で購入できる中華スマホと呼ばれる中国・台湾製のスマホは人気がありますし、ガラパゴス機能満載で作りもしっかりしている国産スマホも地味ながら堅実な人気があります。Android端末は、iPhoneと比べると、どの機種でも液晶画面が大きいのが特徴です。

価格も、一括払いで1万円台から4~5万円と、予算にあわせて選ぶことができますし、分割支払いにすれば、月額1~2,000円程度で手軽に購入できる事も、多くのユーザーがAndroidスマホを選ぶ理由となっています。

 

端末分割支払いは解約後も有効

ちなみに多くのMVNOでは、回線契約中の端末代金の分割支払いはプラン料金・通話通信料などと合算で請求となりますが、他社へMNP転出などで契約を解除(解約)した場合には、端末代金の分割支払い分のみを得貴族して支払う事が可能です。

もし何らかの事情で、分割購入期間中に解約する場合でも、残債全額を一括で支払う必要はなく、毎月の分割支払いを継続できます。MVNOで購入した端末はSIMフリー端末ですので、支払いを継続したまま他社と契約して利用する事が可能です。

 

【結論】

セット購入端末のバリエーションではAndroidスマホの圧勝です。各MVNOでも、ユーザーの需要に答えられるよう様々なAndroidスマホをラインナップしています。分割支払いなら月額負担を少なく購入することも可能です。

iPhoneは、そもそも契約時にセット購入できるMVNOは僅かに2社(UQmobile・BIGLOBEモバイル)しかありません。サブブランドY!mobileを含めても3社のみです(国内正規版の新品iPhoneの場合)が、実質の購入価格は「購入サポート」等によって非常にリーズナブルな設定となっています。

CPO-iPhoneを取扱うMVNOもありますが、海外版であったり、Appleが自ら整備するとは言ってもあくまで中古端末であり、しかも価格が割高である事を勘案すれば選択肢としての順位は低いものと思います。

iPhoneをラインナップしていないMVNOと契約する場合には、通信の契約とは別途に、AppleStore等で自ら端末を購入する必要があり、初心者には若干ハードルが高く感じるかもしれません。

 

お財布ケイタイとApplePay

スマホ端末に搭載された電子マネー決済機能は非常に便利で、日本国内ではソニーが開発した「Ferica:フェリカ」技術を使った「お財布ケイタイ」がガラケーの頃から搭載され、重要な機能の1つとなっています。

Androidスマホは、スマホメーカーが自由に設計・開発・製造しますが、海外製Androidスマホの多くは、グローバルな視点で作られるため、日本仕様のお財布ケイタイを利用可能な端末はほとんどありません。

SHARPや京セラなどの国産メーカーの端末にはお財布ケイタイ機能を搭載しているケースが多いようです。

iPhoneは、iPhone7から「ApplePay」と称する電子マネー決済機能を搭載しましたが、大方の事前の予想を裏切って、世界標準とされている「NFC」ではなく、日本のみで発達したいわゆるガラパゴス的な「Ferica」を搭載してきました。

アメリカの企業であるAplleが開発しているので、当然、欧米で主流のNFCの搭載が予想されましたが、Appleは60%超のシェアを持つ日本という市場に、その日本で主流の「Ferica」を搭載しました。

実は日本でもNFCは、たばこ自販機用の「タスポ」や、パスポートなどでは使われていますが、やはり「Ferica」が主流で、交通系:Suica/Pasmo等、プリペイド式:EDY/nanaco等、ポストペイ式:iD/QuickPay等、全てFerica技術を用いています。

そのため、国産スマホメーカーは以前からお財布ケイタイ技術を持っていますが、グローバルな海外メーカーはFericaを用いたお財布ケイタイは搭載していない事が多いのです。

 

【結論】

スマホ端末での電子マネー決済は、国産Androidスマホの「お財布ケイタイ」か、iPhoneの「ApplePay」しか利用できません。高機能で安価なアジア系海外スマホには電子マネー決済機能が搭載されていない場合が多いようです。MVNOでスマホによる電子マネー決済を利用したい場合には、国産Androidか、iPhone7以降のiPhoneしか選択肢はありません。

 

APN設定方法による違い

端末を新規購入した場合や、通信会社を乗り換えた際には、スマホに新しい通信会社の回線で通信できるようにする設定が必要で、これを「APN設定」と言います。

「APN」とは、Access Point Name(アクセスポイント名)の略で、これを設定する事により、他社回線と識別して指定する回線での通信が可能になるため、必ず最初に設定が必要です。

 

Androidスマホはほぼ自動設定

Androidスマホの場合は、あまり古い端末でない限り、SIMを装着するだけで多くの通信会社のAPN設定が自動的に行われます。

このように、多くの候補の名前が標示される場合には、使用する通信会社の名前を選べばそれで設定完了です。

自動設定されたり、通信会社名が表示される場合には非常に簡単に設定できますが、もし表示されない場合には手動で設定項目を入力する必要があります。

手間がかかるだけで難しい作業ではありませんが、「名称」「APN」「ユーザー名」「パスワード」等の項目を、通信会社の案内に従って入力し、スマホに「新しい接続先」として保存します。

 

iPhoneはプロファイルのダウンロード・インストールが必要

iPhoneの場合は、一部を除いて自動認識されたり、候補が複数表示される事もありません。

「プロファイル」と呼ばれるAPN設定ファイルをダウンロード~インストールする事で、APN設定を行います。

iPhoneの場合は、通信会社から案内されるURLにアクセスする事でプロファイルをダウンロード~インストールする事ができます。どの機種のiPhoneでも設定方法は同一で、例外がないので分かりやすいのが特徴です。

 

【結論】

Androidは、自動設定や候補からの選択であればAndroidの方が簡単で間違いがありません。しかし、古い端末の場合で自分で設定項目を入力するケースは少々手間がかかります。

iPhoneは新旧のモデルで設定方法に違いはなく、常に「プロファイル」のインストールによって設定を行います。APN設定に関しては、特にどちらかが優れているという事はなさそうです。

 

MVNOで使うならAndroid or iPhone まとめ

ここまで見てきたように、AndroidにはAndroidの良さがあり、iPhoneにはiPhoneの良さがありました。

逆に、Androidならではのマイナス面もあり、iPhoneならではの弱点もあったので、一概にMVNO向きなのはどっち…と判定できない難しさがあります。

使用するユーザーの使い方や、求めている機能等によっても向き不向きは変わってくると思います。

 

Androidスマホの特徴

  1. スマホメーカー各社が様々な機能・性能を搭載したスマホを発売するためバリエーション豊かである。
  2. 機能や性能、価格、大きさ等、ユーザーの好みで選べる端末の選択肢が非常に広い。
  3. 同時期の発売でも、機能や機種名に統一性がなく、各社仕様がバラバラ。
  4. 機種名や発売時期でSIMロック解除の可否が分かりにくい。
  5. 国内製品と海外製品とでは搭載される機能が異なり、日本国内での使い勝手に差がある。
  6. APN設定が非常に簡単。
  7. 必ずしも最新のOSアップデートを反映できない場合がある。
  8. MVNOでのラインアップが豊富で、24回分割購入が可能である。

 

iPhoneの特徴

  1. iPhoneはApple社単一で、設計・開発が行われるため、機種構成や端末名がシンプルで分かりやすい。
  2. 端末バリエーションが少なく、年間1~2種類のモデルしか発売されない。
  3. 発売時期や機種名によって、SIMロック解除の可否が分かりやすい。
  4. 日本仕様のiPhoneは、全てのキャリア回線の通信会社で使用できる。
  5. 意外に、日本仕様になっている。
  6. APN設定はプロファイルのDL~インストールのみ。機種の新旧に関わらず常に操作が同じ。
  7. 随時、iOSのアップデートが配信され、旧端末であっても長期間、最新機能・セキュリティを反映できる。
  8. MVNOではラインナップしていない事が多い。
  9. 高価である。

 

【結論】

Andoridは、スマホメーカーごとに様々な機能を搭載したAndroidスマホを独自に設計・開発しており、ユーザーにとっては自分好みのスマホを購入する事ができる事が最大のメリットです。

しかしそれはメリットである一方、SIMロック解除の可否が分かりにくい事や、緊急速報を受信できない機種がある事、さらに海外製品は日本国内でよく利用される機能を搭載していない等のデメリットも併せ持っている事を理解して利用すべきです。

一方のiPhoneは、機種構成や機種名がシンプルで、機種世代間の操作や設定方法などの違いがなく統一感がありますし、Apple社単独での設計・開発であるため、旧モデルでもOSアップデートの恩恵を受けられるのはiPhoneの最大の美点の1つです。さらに日本国内で使いやすい電子マネー決済機能を搭載する等、意外なほど日本で使いやすい仕様にまとめられています。

しかし、その反面、機種バリエーションは少なく、端末が高価で、MVNOではあまりラインナップされていない等のデメリットがある事もまた事実です。

最終的には、ユーザーが自身の使い方、求める機能等をよく吟味した上で、それに合致した端末を選ぶしかなさそうです。

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