2017年から、格安SIMが活発に宣伝しています。大手キャリアから乗り換える人も沢山出ていますが、もし大手キャリアの良いところを使いながら格安SIMの良いところも使えるとしたら、どうしますか。

世間ではそのような仕組みが使えるスマートフォンの事を、DSDS(Dual SIM Dual Standby)対応スマートフォンと呼んでいます。

つまり、2つの会社のSIMカードが入って2つの回線が使えるという事です。「じゃあ、料金が2倍になるじゃない」って思う方もいるでしょうけれども、そこは使いようです。それでは詳細を見てみましょう。

DSDSの簡単な仕組み

まず、DSDSを組む時には音声通話SIMを2枚挿しても一方の音声機能は無効化されてしまいます。

ですから音声通話用のSIMとデータ通信用のSIMというように、使用用途を分けて契約する必要があります。その理由は、スマートフォンの仕組みとして同じ帯域の電波を同時に使えないという制限があるためで、4Gと3Gというように異なる帯域を使わないといけないのです。

例えば、スマートフォンで友達と待ち合わせ場所確認の電話をしている最中にちょっとインターネット検索で場所確認をしたいというシチュエーションがあるとします。その時、DSDSだと4G回線は音声通話に使用されているので4Gを使ったデータ通信は全くできません。

一般的なキャリアSIMは、1枚のSIMにその機能が集約されているから電話中もデータ通信ができます。SIMカードを2枚に分けると難しいのです。

 

使い方によっては便利な音声通話SIM+データ通信SIM×データ通信SIMプラン

ちょっと見方を変えると、片方のSIMの通信ができないという事は、YOUTUBEを長時間見たりしてデータ通信の速度制限に引っかかった時、速度制限に引っかかったSIMカードを無効化してもう一方のSIMで高速インターネットを楽しむという方法が取れます。

この方法を使う時は、普段は音声通話+データ通信3Gなどのプランで組んだSIMを音声通話用に設定し、もう一枚5GプランのデータSIMなど、普段インターネットを使う時に必要なデータ量プランでデータ通信専用SIMを契約します。

そして普段はデータ通信専用のSIMでインターネットを楽しみ、速度制限に引っかかった時だけ、データ通信専用SIMを無効化すると音声通話用のSIMに含まれたデータ通信SIMが使えるようになるのです。

 

DSDS対応スマートフォンのスペックを見る方法

DSDSにはいくつかのパターンがあるので、商品カタログやスペック一覧を見る時に間違えて購入しないよう覚えておきましょう。多くの場合は、上の図の2パターンに限られます。そこで日本で使用可能なパターンは4G+3Gだけで、2Gに関しては東南アジアなど発展途上国で使用する為の帯域なので日本で使用する事はできません。

そのためスペック表に「デュアルSIM」との記載があっても、4G+2Gの記載が含まれていれば日本においては1枚しかSIMカードを使うことができません。

この項目はSIMカードの形状(nano SIM、micro SIMなど)が記載されている付近にあるので、購入時は2Gでないか念入りに確認を取りましょう。

 

デュアルSIMにするリスク

DSDS対応のスマートフォンは、本体の側面にSIMカードを入れるスロットが2つ分けて付いている事が多いものです。

ですがMOTOROLA製のMoto G5 Plusを除きほとんどのスマートフォンは2つ目のSIMスロットとMicro SDの差込口を兼用しているので、SDカード利用時には2つ目のSIMを入れる事ができません。

時々、大事なデータをスマートフォンから取り出したいと思って頻繁にSIMカードとSDカードを入れ替え抜き差ししてしまうと小さなSIMカードは無くしやすいので、スマートフォン購入時に2つ目のスロットにはSDカードを入れるのか、SIMカードを入れるのかあらかじめ決めておきましょう。

 

DSDS対応スマートフォンはどこで買える?

多くの場合、DSDS対応スマートフォンはWeb通販や中古サイトで流通しています。

そして購入者はスマートフォンに詳しい人が多く、高い性能のDSDS対応スマートフォンでサクサク快適に使いこなしていることでしょう。

では、普通の人がDSDS対応スマートフォンを買いにくいのかというと、実はそうではありません。最近ではDSDSのシステムが日本でも浸透してきており、身近な家電量販店でも購入できるようになってきています。

店員さんにも相談できるので、インターネット購入が心配な方は、まずは店舗で詳細を確認してみましょう。

 

ヤマダ電機オリジナルのDSDSスマートフォンを見比べてみよう

ヤマダ電機では、Every PhoneというSIMフリースマートフォンを6機種に分けて発売しており、そのうち3機種はDSDSに対応しています。

どれも4G+3GタイプのデュアルSIMなので、日本で安心して使えるスマートフォンです。

値段もお手頃なので、SIMフリーにありがちな購入時の端末代負担が多くて買いづらいという事も無く、気軽に購入できますよ。

 

【エントリーモデル】Every Phone EN

Micro SIMが2枚刺さるので誤解しがちですが、DSDSには対応していません。

ですから使わない方のSIMカードを無効化し、必要になったら切り替えるという使い方が最適です。

スマートフォンの性能は抑え目になっていて、CPUはMTK6737クアッドコア(4つの頭脳)、メモリ2GB、バッテリー容量1,900mAhというサブ機に良さそうなスペックです。

サイズが5.0インチなので、ポケットやカバンの中に入れておくのに丁度良いですね。本体色ブラック、ゴールドの店頭販売価格は性能に比例して9,980円(税別)と格安です。

 

【アクティブモデル】Every Phone AC

エントリーモデル同様にDSDSは非対応です。

エントリーモデルと異なる点は、バッテリー容量が3,000mAhと大容量になった事で、外出が多く充電頻度の少ない方でも安心して使える仕様になっています。

カラーバリエーションもエントリーモデルと同様のブラックとゴールドの2色ですが、バッテリーが増えている分、値段は12,800円(税別)と高く設定されています。

 

【スタンダートモデル】Every Phone ME

スタンダートモデルより上位機種からDSDS対応のため、このモデルはDSDS非対応です。

アクティブモデルとエントリーモデルの中間に位置するモデルなので色や基本性能は共通ですが、バッテリー容量2,200mAh、指紋認証付きという使いやすい仕様です。

指紋認証がある関係で、値段はアクティブモデルより若干高めの13,800円(税別)です。

 

【パワフルモデル】Every Phone PW

Every Phoneの上位機種で、DSDSにも対応しています。

5.5インチ大の本体スペックはCPUがMTK6750Tオクタコア(8個の頭脳)、メモリ4GB、バッテリー容量2,000mAh、指紋認証付きというスペックなので、サクサク動いてくれそうな印象です。

購入する際は、カラーがゴールドだけという点や、充電ケーブルがUSB Type Cという最新規格なので従来のUSB Type Bケーブルでは充電できない点に注意しましょう。

店頭販売価格は39,800円(税別)と、エントリーモデル以下と差があります。

 

【ハイグレードモデル】Every Phone HG

ハイグレードモデルとハイエンドモデルではそれぞれ内容が異なり、このモデルはアウトカメラ1,300+500万画素(デュアル)、インカメラ500万画素という、カメラ機能に特化したDSDS対応モデルです。

もちろん上位機種として動作はサクサク動くうえに、デュアルレンズを使用して一つのレンズをカメラの一つを広角用、もう一つを望遠用として使い分けているので、写真撮影後のピントの変更ができます。

写真撮影時のピントのずれはありがちなので、旅行先で写真撮影が多い人には嬉しい機能ですね。

カラーはゴールドのみで、店頭販売価格はパワフルモデルと同様に39,800円(税別)です。

 

【ハイエンドモデル】Every Phone DX

Every Phoneシリーズの最高性能機種です。DSDSと指紋認証に対応し、他の機種に備えている機能は全て搭載してスペックはどの機種にも勝るという最強スマートフォンです。

その詳細は、CPUがMTK6797Xデカコア(10個の頭脳)、メモリ4GB、アウトカメラ13,00万画素+1,300万画素(デュアル)、インカメラ1,300万画、バッテリー容量3,500mAhと他社スマートフォンと比較しても高い性能を誇っています。

ディスプレイもこだわりがあり、SHARP製のIGZO液晶5.5インチを採用しているのでゲームやYOUTUBEの視聴に適しています。

 

変化の激しいスマートフォン市場

スマートフォン業界はあっという間に進化してしまうので、新しい言葉や情報に追いつくのが大変ですね。

今の市場も、DSDSがやっと浸透し始めてきたと思いきや、次の規格としてDSDV(Dual SIM Dual Volte)というものが計画されています。

つまり、DSDSではできなかった2枚の音声通話SIMの同時待ち受けができるようになるのです。

まだ製品は未発売ですが、今後はSIMの2枚挿しが主流になりそうですね。

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