LINEモバイルSoftbank回線サービスが、2018年7月2日のサービスインから2週間を迎えました。
僅か2週間ですが、その間にも速度低下が起こったり、ソフトバンクグループになったからこそラインナップできた新たな端末の登場など、目まぐるしい動きを見せています。

 

これまでドコモ回線のMVNOとして人気を博してきたLINBEモバイルが、Softbank回線サービスを開始した事で、何が変わり、何が変わらなかったのかや、その運営方針など少しずつ見え始めていますので、このタイミングで改めてLINEモバイルSoftbank回線サービスの内容や現状を見直し、将来性を含めたお勧め度を探ってみたいと思います。
筆者もサービスイン直後にデータ専用SIMを契約し利用していますので、実体験に基づいたお勧め判定ができるものと思います。

 

LINEモバイルSoftbank回線サービスの成り立ち

 

LINEモバイルは、2016年9月に鳴り物入りでMVNO事業に参入しました。
当時大きな話題となったのは、特定のSNSを利用する際の通信を月間容量の消費にカウントしない(つまり無料で利用できる)「カウントフリー」と、親会社であるLINEサービスとの連携でした。

 

カウントフリーとは

「カウントフリー」は、特定のコンテンツを利用する際に発生する通信料を、月間の契約容量の消費から除外しカウントしない仕組みで、MVNOの多くで同様のサービスを提供しています。
カウントしないコンテンツは各社様々で、特定のゲーム通信をカウントしないもの、動画コンテンツをカウントしないもの等など、各社各様の特色を出しています。

 

LINEモバイルのカウントフリーはSNS利用に特化しており、月間1GBの最少プラン「LINEフリープラン」ではLINEのみ、3GB以上の「コミュニケーションプラン」ではLINEに加え、Facebook・Twitter・Instagram、「museic+」では、さらにLINEmusicの通信もカウントフリー対象としています。

LINEモバイルの前にもFREETELがSNSの通信を有料容量に含めない同様の仕組みを先行して提供していましたが、LINEモバイルでは、月間の高速通信容量を使い切った後でも、カウントフリー対象コンテンツは速度制限をを受けず常に高速通信で利用できる(※)事でした。
※FREETELでは、高速容量を使い切るとカウントフリー対象コンテンツであっても速度制限を受けました。

 

LINEは今やライフラインの1つとも言われるほど普及し、特に若年層ではメールをほとんど使わず連絡手段はLINEのみ…といったユーザーも少なくありませんし、Instagram利用者の増加も顕著です。
これらSNSのヘビーユーザーにとっては、SNS利用時の画像・動画の送受信も含め常に高速通信できるため、カウントフリーは実質的な料金値下げ、あるいは容量アップと同様の効果があるため、月額料金を圧縮したいSNSユーザーに絶大な人気を博しました。

余談ですが、2018年7月、LINEモバイルSoftbank回線サービスの登場と共に、カウントフリーは「データフリー」と名称を変更しました。これは、新たにサービスインしたSoftbank回線でも同様のサービスを提供するため、技術提供を行ってきたNTTコミュニケーションズに配慮したものと考えられます。

 

LINEとの連携

 

LINEモバイルのサービス開始当初の話題は、LINEとの連携でした。

LINE経由でマイページにアクセスできたり、オペレーターにLINEチャットで質問できる等、LINEグループである事を最大限に生かしたサービスは斬新でした。
通常の格安通信の場合、意外にサポートに電話するのは敷居が高いと感じるユーザーが少なくなく、簡易チャットによる問い合わせ窓口を用意する事業者が増えていますが、簡易チャットはLINEのお家芸であり、LINEモバイルユーザーは、格安通信を利用する以前からLINEを使いこなしている事は、サポートへのアプローチの敷居を下げる事に大きく貢献しました。
その結果、格安通信の不満の大きな要因であるサポートの遠さ(身近でない)を払拭し、親しみやすいMVNOのイメージを作る事に成功したと言えます。

 

余談ですが、LINEモバイルは開業当時はLINE株式会社の100%子会社でしたが、2018年3月のソフトバンク資本の受け入れによって、ソフトバンク51%:LINE49%の資本比率となり、実質的にソフトバンクグループになりました。しかし、嘉戸社長は今後もLINEとの連携を継続するとしており、今後も、LINEモバイルの大きな特徴であり、使い勝手の良さは継続されそうです。

 

LINEモバイルの料金プランや各種料金

 

LINEモバイルは、Softbank回線サービスを開始した事で、従来からのドコモ回線サービスを合わせ2種類の回線を選択できる、いわゆる「マルチ・キャリア」になりました。
ただし、ドコモ回線⇔Softbank回線間の変更には、手数料が必要です(現在、ドコモ→Softbankの変更は無料キャンペーン実施中)

料金プランは、共通でどちらの回線を選んでも同じ内容・同じ料金となっており、分かりやすくシンプルです。
以下は、LINEモバイルの料金プランです。

プラン名 LINEフリー コミュニケーション Music+
SIM区分 データ SMS 通話 データSMS 通話 データSMS 通話
1GB 500円 620円 1,200円
3GB 1,110円 1,690円 1,810円 2,390円
5GB 1,640円 2,220円 2,140円 2,720円
7GB 2,300円 2,880円 2,700円 3,280円
10GB 2,640円 3,220円 2,940円 3,520円
データフリー LINE LINE・Facebook

Twitter・Instagram

LINE・Facebook

Twitter・Instagram

LINE music

半額通話 「いつでも電話」月額無料(通話:10円/30秒)
かけ放題 880円/月(10分かけ放題)
端末保証 450円/月(端末購入時)
端末保証 500円/月(端末持込時)
公衆WiFi 200円/月(最大2か月無料)
ウィルス 420円/月(ウィルスバスター マルチデバイス版)
通話OP 留守番電話プラス:300円/月・割込電話:200円/月・グループ通話:200円/月

通話明細:100円/月・ナンバーブロック:100円/月

留守番電話:月額無料・転送電話:月額無料・国際電話:月額無料

LINE認証

 

データ容量に対する料金設定は、他社MVNOよりも若干割高な設定です。
MVNE(NTTコミュニケーションズ)を挟んでいるため、回線当たりの賃料が割高のためと思われます。
Softbank回線はドコモ回線よりも賃料が割高ですが、MVNEを挟まないため、ドコモと同等の料金設定が可能になったものと推察されます。

通話機能のコストは580円で、他社が平均700円前後である事を勘案すると割安な設定です。
容量3GBのデータSIM(SMS付)では月額1,110円ですが、例えば「IIJmio」のau回線の900円と比較すると210円割高ですが、同じく通話SIMの比較では、LINEモバイル:1,690円に対し、IIJmio1,600円で、差額90に縮まってあまり差が無くなります。

データフリーはプラン料金に含まれ別途料金は発生しません。プランによって対応するコンテンツが異なります。
最少のプランではLINEのみですが、上位プランでは加えてFacebook・Twitter・Instagramも対象となり、さらにmusic+プランでは、LINEmusicの通信もカウントされません(月額基本料等は別途)。

端末保証や、その他オプションの料金は表に記載の通りです。

 

LINEモバイルの特徴の1つに「LINE年齢認証・ID検索」への対応があります。
例えデータSIMであってもSMS機能付きSIMであれば、LINEの年齢認証が可能で、結果、ID検索も可能になり、遠く離れた人ともLINE交換が可能となります。

ドコモ回線でも、Softbank回線でも同じ料金体系である事は非常にシンプルで分かりやすい点がメリットです。
また、データフリーの対象・適用もプランごとに明確で分かりやすく、分かりにくいMVNOのプランの中では比較的分かりやすい設定になっています。

 

購入可能なスマートフォン端末

 

LINEモバイルは、開業当初は端末購入時に分割支払いができず、端末購入の面で不評を買っていましたが、2017年11月より分割支払い(24回)が可能となりました。

また、ラインナップ数も少なめで、他社で購入できる人気端末がラインアップされない等もありましたが、徐々に取扱数を増加させ、現時点で、スマホ11機種、タブレット1機種、ルーター1機種を揃えており、他社に見劣りする事はなくなりました。

また、これまではAndroidスマホのみのラインナップでしたが、ソフトバンクグループになった事から、その端末調達力を生かし、2018年7月19日より新たにiPhoneSE(32GB/128GB)の取扱いを開始しました。
iPhoneをラインナップできる事は、大手キャリアグループに入るメリットの中でも大きなもので、特に若年層に人気のLINEモバイルにあっては、同じく若年層に圧倒的な支持率を持つiPhoneをセット購入できる事は大きな差別化の武器となる事は間違いありません。

ただし、ラインナップされるiPhoneはSoftbankのSIMロックがかかっており、ドコモ回線では使用できません。SIMロック解除は通常のルールに従って可能です。

ただ、iPhoneのラインナップが4インチ液晶モデル「SE」のみなのは何らかの理由があるのでしょうか。
SEは、小さな筐体を好むユーザーに根強い人気ですが、液晶大型化の波とは別の処にある端末です。Y!mobile・UQmobileでは、大型液晶を好むユーザー向けには「6s」を用意していますので、競争力の点で少々疑問です。
もしかすると、Y!mobile・UQmobileも含めて、新たな大型液晶iPhone~例えば「7」や「8」がラインナップされる前兆なのかもしれません。

LINEモバイルの端末購入は、「一括支払い」と「分割支払い」を選ぶ事ができますが、24回分割を選んだ場合には、プランを解約した場合でも継続して端末代金の支払い義務は存続します(そのまま分割払いを継続可)。

 

通信速度へのこだわり

 

NTTドコモ回線でサービスインした当初は速く快適な通信速度を提供していましたが、サービス開始から半年を経過する頃から速度が低下し始めた経緯を以って、今回のSofbank回線の速度の将来についても懐疑的な見方をする方が少なくありません。

しかし、筆者は2つの点でLINEモバイルの、少なくともSoftbank回線の速度はある程度の速度を維持するものと見ています。

 

LINEモバイルのソフトバンクグループ内の役割

ソフトバンクの資本を受け入れ、グループ会社となったLINEモバイルですが、その立場をKDDIグループの「BIGLOBEモバイル」に準えるケースが多いようですが、筆者は、LINEモバイルの立場をKDDIグループで言うなら、BIGLOBEではなく「UQmobile」だろう…と考えています。

と言うのも、実はY!mobileは大手キャリアの1部門であるが故に、MVNOサービスとして比較した場合に、どうしてもUQmobileに敵わない部分があります。

Y!mobileになくて、UQmobileにあるもの…。
数え上げてみると、意外に多く、しかもユーザーのチョイスに大きく影響しそうな事柄が少なくありません。

■余剰データ容量の繰越し

Y!mobileでは、使い切れずに余らせてしまったデータ容量を翌月に繰越す事ができません。
データ繰越しは、大手キャリア3社でもほとんどのMVNOでも可能で、当然ライバルであるUQmobileでも可能であり、実はY!mobileの大きな弱点の1つになっています。

■パケット容量節約機能

ライバルUQmobileには、「低速モード」という仕組みがあります。
低速モードは、通信速度を200kbpsに制限する代わりに、低速モードで行う通信は一切課金されない…つまり無料で使い放題で利用できる定速通信サービスです。

例えば、メール送受信・SNSトーク・音楽ストリーミングなどは特に高速通信でなくても不自由はありませんので、こうしたコンテンツを利用する際に「低速モード」を使用すれば、その分は無料で通信可能で、有料の高速データ容量を消費せずに済むのです。

この辺りのY!mobileの考え方は、高速通信が必要かどうかは無関係に、全てのコンテンツに高速通信を無駄に使用する大手キャリアそのものです。

■半額通話

これは、独立系MVNOだけのメリットであり、ライバルUQmobileにもない制度です。
通常の回線より通話料の安い回線を経由して通話する事で、通常20円/30秒の料金が半額の10円/30秒で通話できる仕組みです。
通常以外の回線を中継する事から「中継電話」、サービス提供業者を特定するための特定番号を先頭に付加する事から「プレフィックス電話」(Pre:前:付けるの意)等と呼ばれます。

これらの機能でY!mobieとUQmoble を比較した場合、どうしても自由度の広いUQmobileに軍配が上がり勝ちである事から、同じMVNOの立場で対抗でき、さらに、UQmobileにない「半額通話」も提供するLINEモバイルは、ソフトバンクグループにおいては、UQmobileと同様の立ち位置にいると見て良いと思います。

そうしたソフトバンクグループ内での立場という視点でLINEモバイルを見るなら、MVNOとしてUQmobileに対抗してゆく存在であり、その比較対象はBOGLOBEではなくUQmobileと見るべきです。
であるとするならば、当然、通信速度の面でも同等とまではいかないまでも、実用上で遜色のない程度の速度を維持させる必要があるはずだと考えます。

 

社長発言はそう軽いものではない

Softbank回線サービスの開始において、嘉戸彩乃社長は通信速度についても言及しました。

また、「MVNO最速チャレンジ」なる企画も公表しており、LINEモバイル自身が行う通信速度の定点観測を元に、実用速度の目安と言われる1Mbpsを割込んだら、ユーザー全員に容量1GBをプレゼントするとの事です。

例えばUQmobileは、2016年終盤に開発表会において、UQコミュニケーションズ野坂社長は「UQは通信速度にもこだわってゆきたい」と発言しました。
当時のUQmobileは今ほど安定した高速通信を維持できず、「速い時は速いが、突然速度低下を起こし不安定」という状況でしたが、その社長発言を機に一気に安定を増し、不安定さは解消されました。

また、2017年10月に、日本通信が「b-mbileS 990ジャストフィットSIM」をリリースした際に福田社長は、「今回の新しいサービスは、音声SIMで月額990円という思いきった料金をご提示しながら1GBあたり500円を頂戴することで、お客さまが増えても常に快適で安定したサービス品質を維持できるように設計いたしました」とコメントしました。

その後、半年を前に通信速度の低下を見せた時期がありましたが、あまり間を置かずに帯域増強を実施し、実用範囲の通信速度に復旧させました。

このように、社を代表する立場の社長の発言は決して軽いものではないとすれば、LINEモバイルにあっても、社長発言を無にしない程度には、速度維持をしてくれるものと思われます。

 

以上から、筆者はLINEモバイルはある程度は通信速度にこだわりを見せてゆくのではないか…と考えます。

 

早くも速度低下を起こしてしまったが…

それまで快調な速度で推移していたLINEモバイルSoftbank回線ですが、サービスインから僅かに2週間、7/16日当りから急激に通信速度が低下、ピーク時には1Mbpsを割込む日が数日続きました。
この事についてLINEモバイルは、新サービスへの申込み・加入が殺到した結果、想定外の速度低下を招いてしまったと謝罪、7/18に帯域増強を実施し速度は回復しました。

<blockquote class=”twitter-tweet” data-lang=”en”><p lang=”ja” dir=”ltr”>【お詫び】ソフトバンク回線にて、お申し込みが想定より大幅に上回り、ネットワークの準備が追いついておりません。速度チャレンジすると宣言した中でこのような事態となり、大変申し訳ありません。7/18に増強(夕方をめど)し、必ず改善いたします。今後こういったことのないようにして参ります。</p>&mdash; LINEモバイル (@LINEMOBILE_JP) <a href=”https://twitter.com/LINEMOBILE_JP/status/1018804261835030528?ref_src=twsrc%5Etfw”>July 16, 2018</a></blockquote>
<script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

<blockquote class=”twitter-tweet” data-lang=”en”><p lang=”ja” dir=”ltr”>【ソフトバンク回線増強完了】ご迷惑をおかけしましたソフトバンク回線ですが、増速工事完了しました。チャレンジ宣言を受けて楽しみにしているという声を沢山頂戴した中、不手際によりご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。今後このようなことのないようして参ります。</p>&mdash; LINEモバイル (@LINEMOBILE_JP) <a href=”https://twitter.com/LINEMOBILE_JP/status/1019429002916741120?ref_src=twsrc%5Etfw”>July 18, 2018</a></blockquote>
<script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

以上は、LINEモバイル公式Twitterでの発言です。

 

速度低下から2日後には帯域増強を完了できる事、この事こそ、LINEモバイルがソフトバンクグループとなったメリットの際たるものです。速度低下を起こしたのが休日であったことを勘案すれば、この対応は非常に迅速であったと言えるでしょうし、今後の速度に関しても期待が持てそうです。

 

LINEモバイルの通信速度 実測値

 

 

こちらは筆者のLINEモバイルSoftbank回線データSIMの実測値です。

7/5の初計測からしばらく快適な速度を維持、昼12時台であっても速度低下は見られませんでしたが、突如として速度低下を起こし、1Mbpsを割込む計測値が並んでいます。
前述のLINEモバイル公式Twitterを裏付けるデータとなっています。
7/18付で帯域の増強を実施したとの事で、7/20の計測ではまた30Mbps近い高速通信が復活しています。

サービス開始から2週間~LINEモバイルSoftbank回線のお勧め度は
サービス開始から2週間が経過した現時点のLINEモバイルSoftbank回線のお勧め度はどれほどでしょうか。

 

サービスインの時点で分かっていたLINEモバイルのメリット

1. プランは、ドコモ回線・Softbank回線共通でシンプルで分かりやすい
2. 2年契約+自動更新のないプラン(従来通り)
3. 余剰データの繰越し可能
4. データフリー(旧カウントフリー) ※ただしSoftbank回線への提供は2018年秋から
5. プレフィックス電話(料金半額電話)「いつでも電話」(月額無料・通話料10円/30秒)
6. データSIM(SMS付)でも、LINEの年齢認証が可能。ID絵検索可能
7. ドコモ回線→Softbank回線の回線変更に優遇措置(手数料無料)
8. 既存ユーザーからの紹介による新規加入(新規・MNP)に優遇措置(ポイント進呈・手数料無料など)

 

これらについては、Softbank回線リリース時に分かっていたLINEモバイルのメリットです。
料金プランやその他諸費用等は従来を踏襲、同じSoftbank系列でもY!mobileにはないデータ繰越しやカウントフリーを提供、Y!mobile・UQmobileにない半額通話、全ての格安通信にないLINE認証など、LINEモバイルが独立系MVNOであったが故のメリットで、サブブランド系に対してもアドバンテージを持っている事がわかります。

 

サービスインから2週間で分かったLINEモバイルのメリット

1. 通信速度は一定の速度を保ちそう(わりと速い)
2. 速度低下時の帯域増強は迅速に対応
3. iPhoneをラインナップ

こちらは、実際の通信速度や、速度低下時の帯域増強への対応など、サービスが始まってみないと分からない事柄と、追加で取り扱いが発表されたiPhoneラインナップなど、サービス開始後に分かってきたメリットです。

通信速度については、場所や時間・端末等の状況によって必ずしも一定ではありませんが、ピーク時でも最低1Mbps超、一日を押しなべて5~10Mbps程度を維持してくれるようなら、格安通信として魅力十分です。

 

さらに重要なのは、速度低下時の対応の迅速さです。

今回の速度低下は、想定以上の申込みが殺到した事によるものでしたが、三連休中に起こった速度低下を休み明けに迅速に帯域増強を行い速度を回復しました。もちろん、たった1回の事では安心と断言はできませんが、少なくともSoftbank傘下となったメリットは充分に発揮されたのではないかと思います。
この迅速な帯域増強が継続してくれる事を強く希望します。

 

現在分かっているデメリット

1. ロック未解除のSoftbank版iPadは2018年発売機種以外は使えない(SIMロック解除必須)
2. 現時点では、Softabnk回線向けのデータフリーが間に合っていない(未提供~容量2倍で対応)
3. 4.7インチ液晶のiPhoneがラインナップされていない
4. 販売されるiPhoneはSoftbankのSIMロック済。ドコモ回線では使用できない。
5. 通信速度が一時的に低下し、実用域を割込んだ(帯域増強で復旧済み・見込みが甘かった)

これらの項目は、逆に現時点で分かっているデメリットは以下の通りですが、格安通信会社として決定的な欠陥や不足という訳ではないので、特に注視する必要はないでしょう。
「データフリー」は時間の問題ですし、iPhoneがドコモ回線で使用できないのは端末調達をSoftbankに依存している以上致し方のない処です。速度低下も今回については迅速に復旧し現時点では一応の答えは出ています。

これらの条件を羅列してみると、「データ繰越し」や「データフリー」などY!mobileにはないMVNOの良さを併せ持ち、さらにUQmobileにはない「半額通話」や、2年契約ではないメインプランなど、まさにソフトバンクグループにおいて、Y!mobileに代わってUQmobileに対抗し得る強みを持っていると感じます。

料金的にも他社MVNOと十分戦える金額ですし、他社MVNOでは不可能なLINEの年齢認証が可能・iPhoneラインナップなど、強力な武器を持っていると言えそうです。

以上から、お勧め度はかなり高く、Softbank回線が圏外となるなどのデメリットがない限り、誰にでもお勧めできる優良なサービスではないかと思います。
元々、ドコモ回線サービスにおいても、優良なサービスとしてユーザー満足度も高いLINEモバイルですので。

 

ICT総研の調査結果に見る総合満足度NO.1はLINEモバイル

ICT総研の調査結果を参照すると、LINEモバイルの満足度の高さが目立ちます。

 

出典:ICT総研 http://ictr.co.jp/report/20180717.html

 

LINEモバイルは、「契約手続きのしやすさ」「動画視聴の品質・安定性」で高い満足度を示し、「最適な料金プランの有無」「ホームページ閲覧の品質・安定性」で1位、総合満足度でも1位となっています。

この調査の実施時期は、2018年7月10日から~7月17日である事からすると、すでにSoftbank回線サービスは開始になっているタイミングで、WEB閲覧や動画視聴の満足度においてSoftbank回線の通信速度が良い方向に作用した可能性はあります。

しかし、Softbank回線利用者の回答数は、相対的な割合としてはまだあまり多くないと考えられ、ドコモ回線であっても一定の速度に関する満足は得られていたと推測できます。

その上で、Softbank回線ユーザーが増加し、通信速度が常時高速に維持されれば、さらにユーザー満足度の向上が見込める事から、LINEモバイルのお勧め度はかなり高いものと感じられます。

 

LINEモバイルのお勧め度は如何に?

ここまでLINEモバイルを追いかけてみて、お勧め度は相当高いという印象です。
さらに、今後、通信速度の維持や、速度低下時の帯域増強が迅速に十分に行われることなどが明確になれば、さらにお勧め度は増してゆくように思います。

Y!mobileやUQmobileにないサービスを持つ一方、他社MVNOにないサービスも持っているLINEモバイルは、これまで「大手キャリアとMVNOのいいとこ取り」を独り占めしてきたUQmobileと同じ土俵に上がれる可能性を持っているように感じます。

本稿は、通信速度の維持を条件に、お勧め度ナンバー1という結論で終わりたいと思います。

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