mineo(マイネオ)は、関西電力系列の電気通信事業者であるケイ・オプティコムが手がけるMVNOサービスです。

余ったパケットを融通し合える「フリータンク」や、ユーザーコミュニティ「マイネ王」を積極的に運営するなど、ユーザー本位の運営姿勢で人気を博しています。

mineoは、2014年6月、国内初のau回線を使用するMVNOとして誕生しました。

翌2015年9月には、ドコモ回線を使用したMVNOサービスを追加、1社で2種類の回線を取扱う日本初のマルチ・キャリアとなりました。各々のプランは、回線事業者の頭文字をとって「Aプラン(au回線)」「Dプラン(ドコモ回線)」と呼称されます。

「Aプラン(au回線)」「Dプラン(ドコモ回線)」を合わせたユーザー数は、2018年4月に100万回線を突破し、MVNOのシェア・ランキングでもTOP5に入る大手格安通信会社に成長しました。

さらに、2018年9月には大手キャリア3社の残る1社~Softbank回線を使ったMVNOサービスも開始するに至り、直接接続事業者としては国内で唯一、3社全ての回線サービスを提供するいわゆる「トリプル・キャリア」となりました。ちなみに、Softbank回線サービスの名称は、前例通り「Sプラン」となりました。

今回は、そんなmineoについて、現役のユーザーである筆者が、サービスが開始されたばかりのSoftbank回線を中心に、サービス内容や、メリット・デメリットなどを本音で語りたいと思いますのでお付き合いください。

MVNOのマルチ・キャリア化についてはこちらの記事も併せてお読みください。

参考記事

トリプル・キャリアも誕生!MVNOのマルチ・キャリア化を考える

mineoのサービス内容(料金プラン)

まずは基本中の基本、料金プランについて見てみましょう。

前述の通り、mineoにはau回線(Aプラン)・ドコモ回線(Dプラン)・Softbank回線(Sプラン)の3種類の回線プランに、月間のデータ容量によって各々6種類のプランが用意されています。

以下は、mineoのプラン料金ですが、同容量でも使用する回線によって月額料金が異なりますので注意が必要です。併せて主だったオプションサービスの料金を掲載しています。

シングルタイプ
データSIM
デュアルタイプ
通話付SIM
容量 Aプラン Dプラン Sプラン Aプラン Dプラン Sプラン
500MB 700円 700円 790円 1,310円 1,400円 1,750円
3GB 900円 900円 990円 1,510円 1,600円 1,950円
6GB 1,580円 1,580円 1,670円 2,190円 2,280円 2,630円
10GB 2,520円 2,520円 2,610円 3,130円 3,220円 3,570円
20GB 3,980円 3,980円 4,070円 4,590円 4,680円 5,030円
30GB 5,900円 5,900円 5,990円 6,510円 6,600円 6,950円
SMS 無料 120円 180円 無料
半額通話
mineoでんわ
無料
mineoでんわ
かけ放題
月額850円
通話定額 月額840円/30分
月額1,680円/60分
複数回線割引
家族割引
月額50円割引/1回線
データ追加購入 150円/100MB
端末安心保障 月額370円
持込み端末安心保障 月額500円
その他 シニアパック:200円・ジュニアパック:200円・スマート留守電:290円
・スマホ操作アシスト:500円・安心フィルタリング:350円・安心バックアップ:500円
・スマート留守電:290円・三者通話:200円・迷惑電話撃退:100円など

※金額は全て税別表示
※シングルタイプ:データ専用プラン、デュアルタイプ:通話機能付きプラン

mineoの料金プランの特徴

一覧表の中身を個別に見てみましょう。

■プラン料金
プラン料金の設定額は、Aプラン・Dプランに関しては、MVNOとしては標準的な金額と言えます。
Sプランの場合は、シングルタイプ(データ専用プラン)では標準的と言えますが、デュアルタイプ(通話プラン)は他社よりもかなり割高な料金となっています。
通常の他社の通話機能の料金の相場は700円程ですが、Sプランでは通話機能960円とかなり割高な設定となっていますので、Sプランでデュアルタイプを利用する際にはご注意ください。

■データ容量区分・追加購入
データ容量は、最少500MBから、最大30GBまで6種類で、ユーザーの利用方法に応じたデータ容量を選択できるようになっています。

これまで、Aプラン・Dプランで提供されていた小容量派向けの「1GB」プランは、2018年9月3日より新規の利用申込みの受付が停止(既存利用者は継続利用可能)となりました。
9月4日サービスインしたSタイプでは「1GB」プランの提供はありません。

月間契約容量を使い切った場合には、100MBごとに100円で追加購入が可能です。
他社で多い1,000円/1GB等より割高な料金設定ですが、100MBずつ必要な分だけ購入できるため、無駄な出費を抑えられるメリットがあります。

■通話料金と通話オプション
通話基本料金は、20円/30秒です。
通話料金が半額(10円/30秒)となる「mineoでんわ(アプリ)」の無料提供や、10分かけ放題(850円/月)、30分通話パック(840円/月)、60分通話パック(1,680円/月)、スマート留守電等、きめ細かな料金節約オプションが用意されています。

なお「10分かけ放題」は、月間に10分以内の通話を22回発信するユーザーでないと基本料850円分と相殺できず、お得にはなりませんので注意が必要です。
また、「mineoでんわ」を利用したかけ放題の場合、無料となる10分間を経過した後も、10円/30秒の半額で通話可能です。

mineoの手続き費用

mineoでは、プラン(回線)やタイプ(データor通話)などを、月ごとに自由に変更することができますが、その都度、事務手数料が発生するので、頻繁な変更は出費増に繋がります。

新規契約時・契約変更時の際の様々な諸費用が設定されています。

事務手数料 内容
新規契約 3,000円 新規加入時
プラン変更 2,000円 A/D/Sプランを変更
タイプ変更 2,000円 シングル⇔デュアル
コース変更 不要 データ容量変更
SIMカード変更 2,000円 プラン・タイプ変更時
SIMカード再発行 2,000円 破損・汚損など
名義変更 3,000円 契約者名義変更

※金額は全て税別表示

上記の事務手数料のほかに、SIMの発行が伴う場合には、SIM発行手数料が発生します。
Aプラン(au)…230円、Dプラン(ドコモ)…341円、Sプラン(Softbank)…334円、いずれも税別です。

■ご注意!
例えば、新規加入時にプランを間違えたり、手持ち端末で利用できる回線を間違えてしまった場合には、プラン変更やSIM変更が必要となり、通信を全く利用していなくても事務手数料やSIM発行手数料が発生してしまいますので、充分注意が必要です。

エントリーパッケージの利用

新規契約時の事務手数料3,000円は、「エントリーパッケージ」や「エントリーコード」を利用すると割安に抑えられる場合があります。

エントリーパッケージは、中に記載されたコードを申込時に申告する事で、契約事務手数料を無料にできるもので、量販店やAmazon・楽天市場などのECサイトで販売され、多くの場合数百円で購入する事ができます。
つまりエントリーパッケージの購入費用が、契約事務手数料3,000円が数百円で済む事になります。

エントリーコードは、エントリーパッケージの中にも記載されていますが、mineoが既存ユーザー向けに配布する場合などがあり、既存ユーザーに紹介して貰うことで利用する事ができる場合があります。

エントリーパッケージ・コードを利用できるのは、新規契約時の事務手数料のみで、SIM発行手数料は安くなりませんし、加入後の各種変更には利用できません。
mineo新規契約時には、エントリーパッケージの購入を検討される事をお勧めします。

 

mineoの契約件数やシェア・ランキングデータ

mineoは、2018年6月現在のMVNOシェア・ランキングでは第4位となっています。

  • 1位:楽天モバイル…15.5%
  • 2位:インターネットイニシアティブ…14.6%
  • 3位:NTTコミュニケーションズ…11.7%
  • 4位:ケイ・オプティコム…10.1%
  • 5位:BIGLOBEモバイル…5.2%

(総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 平成29年度第4四半期」より)
ちなみに、総務省ではUQmobileはMVNOではなく、Y!mobileと同じサブブランドとして分類しています。

MVNO全体の契約数は1,840万件、そのうちSIMカード型の契約数は1,130万件となっていますので、今年6月時点でmineoは114万件あまりの契約を獲得している事になります。

MVNO TOP5に、サブブランドY!mobile、UQmobileを加えた7社のうち、Y!mobileはSoftbank自身が運営するサブブランドです。UQmobileとBIGLOBEモバイルはKDDIのグループ内MVNOです。
楽天モバイルは、周波数帯を獲得しMNOへの道を選びました。IIJはドコモ回線においてフルMVNOとなりましたし、NTTコミュニケーションズは法人契約やMVNE事業への比重を増やしています。
そういう意味では、大手キャリアのいずれにも属さず、コンシューマー向けMVNOの立場を守っているのはmineoのみです。

 

mineoのメリット~おすすめポイント

mineoは、大手キャリア3社と資本関係のない、いわゆる独立系MVNOであり、いかにもMVNOらしいサービスや、他社にはない独自のサービスを提供している事で多くのユーザーの支持を集めています。

 

トリプル・キャリアのメリット

通常、異なる回線のシングル・キャリアのMVNOを乗換えるためには、最低利用期間内であれば9,500円程の解約金が発生し、MNP予約番号発行料2,000円、乗換え先の契約事務手数料+SIM発行手数料などで、最大15,000円程度の出費となります。

しかし、mineoの場合は、NTTドコモ・au・Softbankの3社の回線全てを取扱っており、回線を切り替えても事務手数料2,000円+SIM発行手数料の2,500円以下で回線を乗換える事ができます。

購入・譲受した端末が異なる回線だった場合や、引っ越し等でそれまでの回線の受信状態が悪化した場合など、mineoの中で回線を切り替えられるのは、大きなメリットとなります。
2社の回線を取扱う「デュアル・キャリア」は他にもありますが、3社とも扱っているのは、mineoを含め2社のみですので、回線切換えの機会が多いユーザーには特にお勧めかもしれません。

 

大手キャリア3社+SIMフリー 全てのiPhoneが使える

ある調査によれば、大手キャリア利用中のiPhoneユーザーが、格安通信会社に乗り換えない理由に「使用中のiPhoneが使えるかわからないから」「SIMロック解除が面倒だから」が上位に挙がっていました。
確かに、大手キャリアによるSIMロックは、格安通信会社への乗換えを分かりにくくしていますし、SIMロック解除が必要な場合には、手間とコストがかかる事から、乗換えを断念・先送りするケースもあるでしょう。

そんな場合でも、大手キャリア3社全ての回線を取扱う「トリプル・キャリア」mineoであれば、回線を選ばないSIMフリーiPhoneも含め、全てのiPhoneをSIMロック解除なしに利用する事が可能です(※)。
※au端末にのみ例外があり、au版iPhone6s/6sPlus・iPhoneSE・iPhone7/7Plusをau回線で使用する場合には、SIMロック解除が必要となります。

大手キャリア3社のSIMロックiPhoneを、mineoで利用する場合の利用可否一覧です。
回線(プラン)は「A…Aプラン:au回線」「D…Dプラン:ドコモ回線」「S…Sプラン:Softbank回線」です。
○はSIMロック解除不要で利用可能、△はSIMロック解除が必要、×はSIMロック解除不可・利用不可です。

au版 ドコモ版 SB版
回線(プラン) A D S A D S A D S
iPhone5/5s/5c × × × × × ×
iPhone6/6Plus × × × × × ×
iPhone6s/6sPlus
iPhoneSE
iPhone7/7Plus
iPhone8/8Plus
iPhoneX
iPhoneXS/XS MAX
iPhoneXR

(Softbankは「SB」と省略しています)

こちらを見れば一目瞭然ですが、端末を購入したキャリアと回線が一致している場合には、auの例外を除いて全てSIM解除不要で利用可能です。
端末購入キャリアと異なる回線を使用する場合には、全てのiPhoneでSIMロック解除が必要となります。
iPhone5/5s/5c/6/6Plusは、SIMロック解除不可のため、端末販売と同じキャリア回線でのみSIMロック解除不要で利用可能です。

au端末に例外があるものの、トリプル・キャリアであるmineoでは、全ての大手キャリアのiPhoneをSIMロック解除不要で持ち込み利用する事が可能であり、それは、乗換え希望のiPhoneユーザーにとって大きなメリットとなります。

 

低速200Kbpsのデータ通信が無料になる「節約モード」

mineoでは「節約モード」という名称で、通信速度を200Kbpsに抑える代わりに、無料でデータ通信を使い放題で利用できる、いわゆる「低速モード」サービスを提供しています。

メールの送受信やSNSのトーク程度であれば、200Kbpsでも充分に実用になるので、待受け時には低速にしておいて、WEB閲覧や動画視聴など高速通信が必要な場面のみ、高速に切替える事で、貴重なデータ容量を効率よく消費する事ができるお役立ちサービスです。

 

mineoの全てを網羅した「mineoスイッチ」

「mineoスイッチ」は、mineoユーザーが無料で利用できるユーザー専用アプリです。
データ容量確認、データ追加購入、ギフトのやり取り、フリータンクの利用、各種手続き等のmineoをりようする上で必要な作業や操作を1つのアプリに集約しています。
上記、「節約モード」の設定も、「mineoスイッチ」から1タップで簡単に行えます。

なお、「mineoスイッチ」では、データ残量や契約内容の確認や、ギフトを受け取る・贈るなど、mineoを利用する上で便利な機能が満載です。もちろん、「mineoスイッチ」のDLや利用は無料です。

 

繰越しデータを分け合える

「余ったデータ容量を無駄なく使える」こともmineoのメリットの1つです。
家族や友人とグループ(要申込・無料)を組んでいれば、使い切れずに余らせたデータ容量をグループメンバー全員でシェアする事ができます。

また、グループを組んでいなくても指定したmineoユーザーに余らせた容量をギフトとしてプレゼントする事が可能です。

LINEモバイルでも手持ちのパケットを家族や他のユーザーにプレゼントできるのですが、LINEモバイルの場合は当月分の容量からしかプレゼントできず、繰越し分や貰ったパケットは他者にプレゼントできません。
例えば、現状3GB持っていても、その内2GBが前月からの繰越しで、当月分は1GBの場合には、プレゼントできるのは、当月分の1GBからしかプレゼントできません。プレゼントの単位は500MBです。

しかし、mineoの場合には、「余ったデータ」もプレゼントできる点が特徴で、上記と同条件の場合、現状3GBのうち2GBが繰越し分であっても、合算した最大3GBまで贈ることが可能ですので、手持ちの容量を効率よく無駄なく消費する事ができます。10MB単位となります。

 

ユーザー・コミュニティ「マイネ王」

マイネ王は、mineoユーザーのためのコミュニティです。
様々なテーマやフリートークの掲示板が設置されており、mineoユーザー同士の交流が活発に行われています。
掲示板では、初心者の様々な質問にベテランユーザーが回答してくれるので、mineoやスマホ、他社通信会社の事まで、分からない事の答えやヒントを見つけることができます。
回答者は、いわゆるリテラシーの高いユーザーですので、時として、mineoサポートよりも的確な回答やアドバイスをしてくれるケースも少なくありません。

これらの回答やアドバイスに対して、手持ちのデータ容量から「パケットギフト」の制度を利用して、お礼に気持ちばかりのパケットをプレゼントする事も可能です。

 

マイネ王で利用できる「フリータンク」

フリータンクは、他の通信会社にはないmineo独自のシステムで、その機能は、簡単に言ってしまえば、「パケット互助制度」のようなものです。
つまり、月間のパケット(データ容量)を余らせたユーザーが、タンクにパケットを寄付し、容量を使い切ってしまった別のユーザーが、1000MB単位で無償(交換条件のない無料)で貰う事ができます。

通常、他社であれば月間容量を使い切った場合には、速度制限状態で月替わりを待つか、容量を追加購入するしかありませんが、mineoの場合には、フリータンクから貰える事で1000MBの高速通信を無償で追加できる訳です。

この制度は、一時、貰うユーザーの方が多すぎて破綻(タンクが空になる)仕掛けましたが、ユーザーの協力により持ち直し、本来の機能を維持しつつ現在に至ります。
冒頭にも述べたように「互助制度」ですので、一方的に貰うばかりでは仕組みが破綻してしまいます。
毎月のようにフリータンクから貰うのであれば、契約プランがフィットしていない事になりますので、プラン変更を検討する…と言った事もフリータンク利用時のマナーなのかもしれません。

 

解約時の違約金がない

mineoには「早期解約」の違約金がありません。
MVNOの場合には、データプラン(データSIM)には元々、利用期間の「縛り」はありませんが、通話プラン(通話SIM)の場合には、1年間の「最低利用期間」が設けられており、この期間内の「解約」「MNP転出」には、解約金(いわゆる違約金)が発生するルールが標準的です。

しかし、mineoの場合には、通話プランであっても「解約」の場合には解約金の発生がありません。そのため、1年未満であっても、ペナルティなく通話プランを解約する事ができます。

ただし、間違えやすいのは「解約」と「MNP転出」は異なると言う事で、契約から1年以内の「MNP転出」には、11,500円(税別・MNP手数料込み)の「手数料」に名前を変えたペナルティが課せられますので注意が必要です。
つまり、「解約違約金なし」は電話番号を持って他社へ乗り換えるのではなく、電話番号を破棄する形(使い捨て)で解約した場合…と理解してください。

 

mineoおすすめめポイントのまとめ

mineoのお勧めのポイントをまとめてみます。

  • 大手キャリア3社の全ての回線を取扱う「トリプル・キャリア」である
  • mineo内で回線を切り替えられる
  • 大手キャリア3社の全てのiPhoneをSIMロック解除なしで利用できる(一部例外あり)
  • 料金プランは小容量~大容量まで用意されており、使用状況に合わせて選ぶことができる
  • 通話オプションが豊富で、「半額通話」「かけ放題」「通話パック」等を利用に応じて使い分けられる
  • 余ったデータ容量を、繰越しやシェア・ギフトなどで無駄なく使い切る事ができる
  • 通信速度を200Kbpsに制限した「節約(低速)モード」で、データ通信を無料で利用できる
  • ユーザーコミュニティ「マイネ王」が活発。リテラシーの高いユーザーからアドバイスが得られる
  • フリータンクから、月間1000MBを無償で貰うことができる。余ったパケットを寄付できる
  • 解約(電番破棄)時に、違約金が発生しない(MNP転出とは異なるので要注意)

注)上記お勧めポイントの中には、例えば「フリータンク」や「パケット・シェア(ギフト)」、さらに加入時の各種「割引キャンペーン」の実施などで、パケットの追加購入や、本来あるべき額の収益を失う施策は、ユーザーから見れば「サービスがよい」「気前がよい」というメリットに映りますが、企業経営という視点からみれば、それらは収益を悪化させている一因であり、デメリットと言えなくもありません。

 

mineoのデメリット~残念ポイント

mineoは、シェアTOP5に入る人気MVNOですが、それでもデメリットや弱点を持っています。

mineoのデメリットは、通信に関する事のみ…と言っても過言ではありません。通信においては、数多くのユーザーを抱える人気MVNOならではの問題があります。

 

逼迫する通信帯域・ピーク時に低下する通信速度

これは、多くのMVNOが抱える問題であり、mineoにおいても人気MVNOであるがゆえに、さらにデメリットが助長されてしまい深刻化している問題です。

MVNOは大手キャリアから回線を借り受けて通信サービスを提供していますが、通信回線(以下「帯域」)の賃料である「接続料」は閲して安価なものではありません。
2017年3月時点での大手キャリア3社の10Mbps当たりの接続料は以下の通りです。

  • NTTドコモ…55万2,075円
  • KDDI(au)…76万5,638円
  • Softbank…77万3,519円

 

この金額は、前年度からの1年間で11~18%値下げされましたが、それでもまだまだ高額と言えます。

ユーザーが利用する通信は、毎時間同量ではありません。
夜間~深夜~早朝、午前中、午後など、利用者が比較的少なく通信が混雑しない時間帯もあれば、逆に、多くのユーザーがスマホを集中して利用する、いわゆるピーク時間帯もあります。
混雑しない時間帯には高速通信が可能で、混雑時には通信が渋滞して通信速度が低下します。

MVNOが通信速度を常に高速に維持するためには、最も混雑し速度が低下する時間帯を基準に帯域を借り受ければ良いのですが、全ての時間帯にピーク時の帯域を用意しても無駄になる時間帯が少なくない事から、MVNOはコストパフォーマンスの最も効率の良い帯域量を借りる事になります。
そのため、空いている時間には帯域が余り高速通信となり、ピーク時には帯域が足りず速度低下が起こる訳です。

mineoは人気MVNOゆえに、多くのユーザーを抱えており、ピーク時の通信は著しく集中し、通信速度も極端な低下を見せる傾向があり、これがmineoの重大な弱点であり、利用上のデメリットになっています。
3キャリアのうち、au回線(Aプラン)・ドコモ回線(Dプラン)では、ピーク時の速度低下は酷いもので、実用的な通信の下限目安とされる1Mbpsを大きく割り込む事も珍しくありません。
2018年9月にサービスインしたSoftbank回線(Sプラン)は、当初は非常に快適な通信速度を維持していましたが、ユーザー数が増加するにつれて、わずか1か月そこそこで徐々に通信速度が低下する傾向を見せています。

こちらは、mineo Sプランの通信速度の計測値です。
計測日が約1か月異なる2つの実測値を比較すると、「下り」「上り」いずれも速度低下している事がわかります。

開業直後には最高速が出ていてもユーザー増加で徐々に速度低下してゆくのはある意味で致し方のない事ですが、このままどんどん低下していって、Aプラン・Dプランと同様になってしまう可能性もあるため少々心配です。

 

帯域増強とユーザー増加のイタチごっこ

低下した通信速度を復旧させるのは、実は簡単です。
キャリアからより多くの帯域を借りれば済む事ですが、安易にそうできないMVNOの事情があります。

ユーザーの増加によるピーク時の混雑が速度低下の主要な原因ですが、低下した通信速度は、キャリアから借りている帯域を増やせば改善されます。
しかし、大手キャリアの接続料が割高である事や、格安通信会社間の料金値下げ競争等もあり、潤沢な資金を持たないMVNOは、低下した通信速度を一気に改善するほどの帯域増強を行えません。

mineoは、これまで「100万回線」を黒字化の目安としてきましたが、2018年4月に100万回線達成も黒字化はされませんでした。次の目標を「200万回線」と定め、黒字化を目指している現状です。
つまり、mineoに限らず多くのMVNOは収益性が芳しくなく多くが赤字経営だと言われており、帯域増強も思い切った規模で実施するのが難しい状況です。

それでも、可能な限り最大限の帯域増強を実施しても、それで少し通信速度が改善すれば、それを目当てにまたユーザーが集まり、たちまち速度低下に陥る…というのが常態化しています。

 

mineoの通信の最適化の実施

「通信の最適化」という言葉からは「通信状態を最適にする」と連想されがちですが、実際にはユーザー側からみると、あまり良い意味での施策ではありません。

通信速度の項にもあるように、mineoは人気MVNOだけに通信の混雑、通信速度の低下には苦慮しており、この混雑時に通信内容に手を加えることで、通信の円滑化を図る仕組みです。

mineoは、2018年4月10日より、以下の「通信の最適化」を実施しています。

 

通信の最適化の内容

1. テキスト圧縮
gzip圧縮形式により、テキストデータを無劣化で圧縮。

2. 静止画圧縮
JPEG/PNG/GIFフォーマットの画像を圧縮。圧縮の範囲は見た目を大きく損なわない程度。

3. TCP最適化
混雑の度合いに応じてTCPウィンドウサイズの変更によりパケット廃棄・再送を抑制

4. ペーシング
バッファー残量を推定し、動画/SSL/QUICのペーシングをコントロール。及び、最大配信速度の抑制。

こちらの画像は、mineoサポートに掲載されている、画像圧縮のビフォーアフターです。
確かに、一見しただけではその違いは分かりませんが、目で見て同じだから良いと言う訳ではありません。

テキストや画像の圧縮は、ユーザーが送信したテキストや画像が圧縮された場合、「見た目を大きく損なわない程度」とは言え、オリジナルと比べればある程度の劣化が起こります。
これは本来のユーザーが送信先に届けたかったものと異なるものが届くという意味では、考えようによってはプライバシーの侵害にもあたる可能性がありますし、法で定められた「通信の秘密」を侵害しているとも言えるため、mineoユーザーから大きな批判が殺到しました。

◆mineoの通信の最適化に関する詳細、他社の事例等は、こちらの記事でご確認下さい。
mineoの通信の最適化は何が問題だったのか考えてみよう

詳細は別記事に譲りますが、ユーザーの立場として考えれば、これまでmineoは「Fun with Fans!」をスローガンに掲げ「ユーザー第一主義」を標榜してきた事から、言っている事とやっている事が違うとする批判の声が多く上がった事は当然のことと考えられます。

 

通信の最適化の実施時間

「通信の最適化」は、ユーザーの批判を受けながらも現在まで継続中です。最適化は通信が混雑する時間帯のみ実施されています。2018年10月15日以降の実施状況は以下の通りです。

・ 平日7:30~9:00、12:00~13:00、17:30~20:00
・ 土日祝日終日適用なし
・ 最新の適用時間を確認できます
⇒ https://support.mineo.jp/usqa/service/basic/saitekika/40005433_12212.html

 

2018年9月27日、最適化を無効化する機能を追加

通信の最適化に関しては、既存ユーザーに関しては、キャンセルする機能を付与すべきです。
なぜなら、既存ユーザーは「通信の最適化」が実施される事を知り得ない状態でmineoと契約していますし、通信の最適化が行われると知っていれば、契約をしなかった可能性があるからです。

そうした声が強くありましたが、最適化の実施から、実に5か月以上経過した9月27日より、mineoマイページにて、ユーザー自身の手で、通信の最適化の適用/非適用を選択可能になりました。

最適化の適用・非適用の変更は、mineoマイページの「登録情報の変更/サポート」→「通信の最適化設定変更」→「非適用(適用)に変更」で実行できます。
一端変更すると、一定時間が経過しないと再変更できません。

 

通信の最適化の実施の確認

通信の最適化が行われているかどうかは、こちらから自分で確認する事ができます。

http://horobi.com/Saiteika/

最適化が行われたからと言って、スマホの利用上で何か決定的な不具合や使い勝手の悪化がある訳ではありませんので、実用上はあまり気にしなくてよいのかもしれません。

先の事例でも分かる通り、画像の劣化にしても肉眼ではほとんど分からないレベルです。

しかし一方で、通信の秘密の侵害等の道義的な観点から、事態を重く見る向きもあります。
単純に、自分が送った画像が勝手に圧縮されて、多少なりとも劣化して届くと言う事に不愉快さや、理不尽さを感じる方にはとっては由々しき問題として捉えられるようです。

実際に、通信の最適化を無断で実施した事が公になった際には批判の声が高まりましたが、だからといって、mineoのユーザー数が激減したと言う事もありません。

さらに、2018年9月からは、最適化の非適用をユーザーが設定できるようになりましたので、問題は沈静化に向かっていると言えるでしょう。

 

mineoの「通信」まとめ

フリータンクやパケットギフトや、正規料金を割り引くキャンペーンなど、mineoの施策には「値引き体質」を感じさせるものが少なくありません。
料金が安い事は、一見、ユーザーにとって良い事のように思いますが、それは結局のところ収益性を悪化させる事に繋がり、本来できるはずの帯域増強や、サービスの強化を行えない等と言う事になります。
特に通信速度に関しては、ピーク時の速度低下が常態化し、さらにその対策に「通信の最適化」を行うなど、実際に利用してみると、どうもやっていることがチグハグに見えて仕方ありません。

これまで、ユーザーにとって割安でお得で、ユーザー第一主義の通信会社として認識されてきたmineoですが、ここへきて、通信の最適化を既存ユーザーに事前に知らせることなく実施する等、そうした部分の綻びも見え始めているように思えてなりません。
これまで培ってきた「ユーザー本位」のイメージはウソだったとは言いませんが、通信の最適化を無断で実施した事は、やっと作り上げた「ユーザー本位」のイメージに「胡坐をかいた」「慢心した」と感じます。

ユーザーコミュニティである「マイネ王」は今でも健在で、有効に機能していますので、mineo を選択する大きな要素である事は確かです。

しかし、運営者たるmineoに関しては、標榜する「Fun with Fans!」のスローガン通りの運営姿勢でいるのかは、少々怪しいと言わざるを得ません。

そんなイメージ悪化の中で、新たに開始したSoftbank回線サービスが、サービスインから1か月+αで早くも速度低下の兆候を見せ始めている事が気になります。
ここは、これ以上の速度低下を阻止し、快適な通信速度を維持する事で、「mineoはやはりやってくれる」等、ユーザーのイメージの回復に繋げたいところですが、果たして、このままズルズル速度低下し続けピークの速度が実用域を割込み、Aプラン・Dプラン同様になってしまうのか、正念場と言えるかもしれません。

TOP5で唯一、大手キャリアに依らず、コンシューマー向けMVNO本流で頑張るmineoだけに、ここは踏ん張って、Softbank回線だけは「速い」というイメージを守って欲しいところです。

 

mineoの利用方法

ココまでを読んで、「それじゃあmineoに乗り換えてみよう」と思われた方向けに、本項では、mineoの申込み方法についてご紹介してゆきます。

申込み時に必要なもの

1. 本人名義のクレジットカード
有効期限内のもの
2. 本人確認書類
運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・個人番号カードなど、本人の氏名・住所等を確認できるもの
上記以外にも本人確認書類として使用できるものがあります。
詳細はこちら ⇒ https://mineo.jp/shop/support/#apply
3. 「eoID」「eoIDパスワード」(なければ不要)
4. 受信可能なメールアドレス(キャリアメールでも可)
5. MNP予約番号
MNP転入の場合は、有効期限まで10日以上あるもの。
詳細はこちら ⇒ https://mineo.jp/flow/mnp_reserve/
MNP予約番号取得時の契約名義と、mineoの申込み名義が一致していること。

必要書類については、実店舗でもオンライン申込みでも共通です。
MNP予約番号には有効期限があり、mineo申込時に10日間の有効期限残が求められますので、他の書類等を先に準備した上でMNP予約番号を取得する事をお勧めします。
また、大手キャリアの更新月の2か月目の月末に充分ご注意ください。
現住所の記載についての注意
現住所の記載において、「郵便物が届くから」と一部を省略するケースが多々見受けられます。
しかし、現住所の記載は、SIMや購入品を届けるためだけの目的ではありませんので、添付する本人確認書類に記載された現住所を正しく記載する必要があります。
また、本人確認書類に記載されている住所が簡略されている場合には、正しい住所ではなく、確認書類に記載された住所を記載するようにします。なお、確認書類の住所が現住所ではない場合には、事前に最寄りの警察署などで変更届を行い、裏面に現住所を記載して貰っておく必要があります。

また、すでに現住所には居住していない場合で、郵便局に「転送」を依頼していてもSIM・購入品は転送されません。あくまでも、届出た住所で受け取る事が前提になっています。

 

本人確認書類の撮影方法

本人確認書類は、記載内容がはっきり、隠れることなく写っていなければなりません。

NG例では、
・ 撮影時に指が写り込んで読めない部分がある
・ スマホの影が写り込んで読めない部分がある
・ 照明が反射して読めない部分がある
・ 小さい、一部が欠けている
等があります。
画面いっぱいに大きく撮影し、影や反射なく全ての記載がはっきり読み取れるように撮影します。
コツとしては、スマホを離しカメラのズームを使って拡大すると影などが写り込みにくくなります。

記載事項に変更がある場合で、警察署などで変更を届けている場合には、裏面の画像も撮影しアップロードします。変更を届けていない場合には、補助書類によって変更部分を証明する必要があります。

 

本人確認書類と審査、MNP有効期限

本人確認書類の住所と現住所が異なっているために、書類の再提出などで審査に時間がかかると、手続きに必要な「MNP予約番号」の有効期限が足りなくなってしまう場合があります。
期限までに手続きが完了しないと、最悪の場合、MNP自体が無効になり、乗換え前の大手キャリアの契約が継続してしまい、更新月を過ぎてしまうケースもあります。

更新月を過ぎてしまうと、新たな2年間の拘束を受け、途中解約・MNPには解約金が発生するようになります。
たかが、本人確認書類や、現住所の省略記載などで、MNP自体が実行できないというケースもあり得ますので、事前に本人確認書類の記載内容をしっかり確認し、申込時には書類に記載の内容を正しく記載するよう、充分ご注意ください。

実店舗で契約するには

mineoは、数少ないながら直営店舗を全国で11店舗展開していますので、来店できる範囲にお住まいであれば、相対にて新規・MNP申込みが可能です。
直営ショップであれば、端末をセット購入する事も可能です。

その他、「サポート店」「販売店」が全国にありますので、可能なサービスによって店舗を利用する事ができます。
店舗検索はこちら ⇒ https://mineo.jp/shop/

 

オンラインでの申込み

mineoは、実際に店舗に足を運ばなくてもオンライン上のみで申込み~開通までを完了することができます。

オンライン申込みの方法~端末購入の場合
「MNP予約番号」以外は、新規契約・MNP転入でも必要書類は共通ですので、事前に準備しておきます。
端末購入の場合には、mineoのラインナップから好みの端末をチョイスします。
端末とSIMなどが手元に届く際には、すでにAPN設定等は行われていますので、電源を入れればすぐに使う事ができます。

SIMフリー版のAndroidスマートフォンを10機種ほどラインナップしていますが、端末によってはA/D/S各プラン全てで利用できるものもありますが、Dプランのみで使用できるもの、Dプラン・Aプランで使用できるものもあります。
申込みページで、プラン選択をすると不適合の端末は「選択中のタイプ・プランではお申込みできません」と表示され、選択できなくなりますので安心です。

 

mineoのiPhoneラインナップについて

mineoでは、正規ルートではありませんが、随時、iPhoneをラインナップしています。
常に在庫されている訳ではありませんが、時々、他ではすでに入手困難なレアな販売終了iPhoneを購入する事ができる場合もありますので、こまめなチェックが必要です。

オンライン申込みの方法~端末持込の場合
端末の持込みと言うより、SIMカードのみの契約・購入と言う事になります。
「MNP予約番号」以外は、新規契約・MNP転入でも必要書類は共通ですので、事前に準備しておきます。

手持ちの端末をmineoのSIMカードで利用するには、まず端末の「動作確認」を行います。
ドコモ・au・Softbankの各回線によって、使用可・不可が異なりますので注意してください。
実際の端末動作確認についてはこちら ⇒ https://mineo.jp/device/devicelist/au/

手持ちのiPhoneをmineoで利用するには
大手キャリアで購入したiPhoneのほとんど全てをSIMロック解除不要でmineoで利用する事が可能です。
回線とiPhone機種の利用可否は、前述の一覧表をご覧ください ⇒ iPhone適合プラン一覧

また、購入したキャリア以外の回線プランを利用したい場合には、SIMロック解除が必要ですが、SIMロック解除ができないケースもありますので注意してください。
iPhoneをSIMロック解除できないケース
1. 2015年4月以前に発売されたiPhone → iPhone5/5s/5c、iPhone6/6Plus
2. 中古端末購入・譲渡などで入手した最初の購入者が自分ではないiPhone
3. 分割支払いを履行しない等で「ネットワーク制限」を受けたiPhone(※)
4. 購入したキャリアを解約してから一定期間経過しているiPhone

これらの場合には、SIMロック解除ができないため、回線を跨いで使用する事ができません。
申込み手続きに入る前に、必ず、SIMロック解除可能かどうかの確認が必要です。

 

ネットワーク制限を受けたiPhoneの利用についての補足

料金の未納・踏み倒しなどで「ネットワーク制限」を受けた端末は、同じ回線のMVNOでも利用できません。
つまり、NTTドコモからネットワーク制限を受けると、ドコモ回線のMVNOでも使用できない事になる訳です。
では、ドコモ以外の回線なら使用できるのかと言えば、理論的には可能ですが、現実的には不可能です。
それは、SIMロック解除ができないためです。
つまり、ドコモの端末を他社回線で使用するには、SIMロック解除が必要ですが、NTTドコモでネットワーク制限端末のSIMロック解除を受け付けないからです。

ただ、今後の問題として、SIMロック解除のルールが変更となり、現状、分割払いでも101日目からSIMロック解除が可能となっていますので、「SIMロック解除後にネットワーク制限を受けた端末」も存在する事になります。
この場合には、ネットワーク制限を課した回線では使用できませんが、他社回線であれば使用できます。
オークション・個人売買などで中古端末を購入する場合には、ネットワーク制限の有無を確認する必要があります。

 

契約完了・利用開始

MNP予約番号の有効期限内にmineoへの申込みを完了し、クレジットカードの審査も完了、所定の本人確認書類を送付(WEBからアップロード可能)し、問題がなければ、1~2日で契約完了となり、SIMや購入端末が発送されます。

審査・発送の状況については、逐一メールで状況を知らせてくれます。

「審査中」→「審査完了」→「出荷準備中」→「出荷済み」と進捗します。

SIMや購入品が届いたら、付属の説明書に従って端末の設定を行い、SIMを端末に装着します。

Wifi環境の準備
初期設定~APN設定を行うために、WiFi環境を用意しましょう。
自宅や会社等に利用できるWiFi環境がない場合には、コンビニやカフェ等の公衆WiFiでも設定可能です。
WiFiは、他端末からのモバイル通信のテザリングでも充分に可能です。

APN設定
端末をmineoのSIMで利用するにはAPN設定が必要です。

■Androidスマホの場合
Androidの場合には、「設定」→「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進むと、候補となる通信会社がいくつか表示されているので、中から「mineo」を選択します。
もし、候補にmineoがない場合には、右上の「+」から「アクセスポイントの編集」へ進み、必要事項を手動で入力します。
入力項目は付属の説明書に記載されていますので、その通りに入力し、「保存」します。

■iPhoneの場合
まず、最初にAppStoreから、「mineoスイッチ」というアプリをDL~インストールします。
アプリにログインすると、メニュー内の「プロファイル設定」から簡単に回線に応じたプロファイルをDLできます。

iPhoneの場合には、「プロファイル」をダウンロード~インストールする事でAPN設定が自動的に行われます。

「mineoスイッチ」は、データ残量の確認や、「節約モード」のIN・OFF、追加チャージ、フリータンクへの寄付など、mineoを利用する上で必要となる操作を行う事ができる便利アプリです。

 

まとめ~実際に使ってみて分かるmineoのおすすめ度

色々と書いてきましたが、結論としてお勧め度はどのぐらいなのか…ですが、ユーザーによって2つに分かれるのではないかと思います。

やはり何と言ってもmineoの最大の特徴でありメリットと言えるのは、マイネ王の存在であり、マイネオ王を通じて提供されるサービスであったり、ユーザーの居心地の良さや満足度の高さだろうと思います。
人とコミュニケーションを取るのが好きで、スマホや通信について他のユーザーに教わったり、教えたりが助かる・楽しいと感じる方にとっては、mineoは他社にはないユーザーコミュニティが大きなメリットとなるはずです。

しかし一方で、見ず知らずの他のユーザーとのコミュニケーションを積極的に取りたいと思っていない方にとっては、ごくごく普通のMVNOに過ぎません。
料金もプランも、提供されるサービスも一般的で、よく言えばバランスが良く大きな穴がないサービスと言えますが、悪く言えば突出した特徴がなく平均的なMVNOと言えそうです。

もう1つ別の視点は、通信速度です。
大手キャリアのサブブランド・グループMVNOが安定した高速通信を提供する中で、ピーク時には実用速度を維持できないmineoは、利用シーンの利用時間分布に制限があると言えます。
つまり、朝夕の通勤通学時間帯や昼12時台に利用する事が多いユーザーにとっては、「使いたい時に速度が落ちて実用性のない通信サービス」と言う事になってしまいますが、逆にピーク時間以外での使用が多いユーザーには、通信速度の低下を実感する場面があまりなく、評価も悪くないものになる可能性があります。
9月4日にサービスインしたばかりのSoftbank回線(Sプラン)は、現在のところは、快適な速度を維持していますが、この1か月ほどで徐々に平均速度を下げてきていますので、このまま快適速度を維持し続けられるかは微妙なところです(もう少し検証期間が必要)。

以上から、筆者のmineoのお勧め度は以下の通りです(10点満点)。

1. 通信速度に関するお勧め度…7点
筆者のmineoのお勧め度は、Softbank回線利用を前提で10点満点中の7点です。
Softbank回線は、サービス開始から間もないことから、若干の低下傾向は見えるもののまだまだ快適な速度を維持していますので、7点としました。

Aプラン・Dプランでの利用の場合には-1点として下さい。
Aプラン・Dプランは、ピーク時間帯での使用が多い場合にはお勧めできません。
特に昼12時台にの通信速度は非実用的です。
逆にピーク時間での使用が少ないユーザーであれば、速度低下を意識することなく利用できるのでお勧めできます。
ただし、通信速度だけで考えるのであれば、mineoがベストチョイスと言う訳ではありません。
通信速度を最優先で検討するのであれば、他社をチョイスする事も選択肢に入れることをお勧めします。

2. ユーザーコミュニティに関するお勧め度…8点
他のユーザーとのコミュニケーションが苦ではない、好きである…というユーザーには好適なサービスです。分からない事を質問したり、教えてあげたり等に積極的に参画できます。
しかし、逆に他者とのコミュニケーションを重荷に感じるユーザーには、あまりメリットのないサービスと言え、お勧めする事はできません。

如何でしょうか。
お勧め度は、筆者の独断ではありますが、mineoはユーザーコミュニティと通信速度に特徴がある事は確かです。
その点をどう考えるかで、お勧め度は大きく異なってきますのでご注意ください。

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