今回の「本音で教える」シリーズは、NTTドコモ回線を使用するMVNO「ロケットモバイル」を取り上げます。

ロケットモバイルは、通信速度を低速に限定する代わりに、月間に利用できるパケット量を無制限とする

「神プラン」が有名ですが、本稿では、NTTドコモのLTE高速通信(受信時最大788Mbps)を使用したプランを中心にご紹介してゆきます。

時間帯ごとの通信速度や、サービスの使い勝手、実際の契約方法・手順などを実際の体験を交えながらご紹介してゆきますので、ぜひ、最後までご覧ください。

ロケットモバイルとは?

ロケットモバイルは、元株式会社光通信出身の金野太一氏が代表取締役を務める通信ベンチャー「株式会社エコノミカル」が運営するMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスです。

2016年5月に、NTTドコモ回線を使用した通話プラン・データプランのサービスを開始しました。

中でも通信速度を低速200kbpsに制限し、月間に使用できるデータ量を無制限とした「神プラン」が話題となりました。「神プラン」は、データプランで月額298円(税別)、通話プランでも月額948円(税別)で利用可能であり、料金をできるだけ圧縮したいユーザーに好評なプランです。

2018年7月には、Softbank回線を使用したMVNOサービスを開始しマルチ・キャリアとなりました。

ただし、Softbank回線は、現状、データ専用プランのみの提供で通話プランは提供されておらず、開始も未定となっていますが、Softbank回線でも「神プラン」を提供しており、低速制限ながら容量無制限で通信可能です。

ちなみに、ドコモ回線もSoftbank回線もソニーネットワークコミュニケーションズをMVNEとして回線供給を受けています。

ロケットモバイルは、「ロケモバポイント」と呼ばれるポイントを貯める事ができ、このポイントを料金に充当する事ができます。ポイントは、アプリDLや紹介サイトの会員登録などで貯める事ができ、1ポイント=1円で料金支払いに充当できます。

この仕組みは、広告の紹介料をポイント化して貯めるいわゆるポイントサイトと同じもので、ユーザーによって「お得」と感じる場合と、広告との絡みを嫌う場合があります。
利用者が広告によってポイントを貯める事に抵抗がないのであれば、その分、料金を割安にできる点はメリットです。

ロケットモバイルの料金

ロケットモバイルの料金はシンプルです。
回線が2種類で、ドコモ回線にはデータプランと通話プランSoftbank回線にはデータプランのみが用意されており、いずれの回線でも「神プラン」を選択する事ができます。

Softbank回線では、容量別のプラン構成が簡略化されており、2GB~7GBの中間の容量プランがありません。

最少1GBと最大20GBの2プランのみの提供です。

NTTドコモ回線 Softbank回線
容量 データプラン 通話プラン データプラン 通話プラン
通信速度 下り最大200kbps 下り最大200kbps
神プラン(無制限) 298円 948円 398円
通信速度 下り最大788Mbps 下り最大400Mbps
1GBプラン 590円 1,250円 790円
2GBプラン 690円 1,300円
3GBプラン 840円 1,400円
5GBプラン 1,200円 1,800円
7GBプラン 1,850円 2,400円
20GBプラン 3,950円 4,670円 4,100円

金額は全て税別表示

・速度制限…直近3日間のデータ通信量が規定値を超過した場合、通信速度が200bpsに制限されます。

・神プランには速度制限はありません。

・申込初月(課金開始日を含む月)の基本料金は無料です。

・通話料、留守番電話・キャッチホン等の通話オプション等は初月からの請求となります。

・通話プランには1年間の最低利用期間が設定されます。

・通話プランの最低利用期間内の解約・他社乗換え(MNP)には9,500円の契約解除料がかかります。

 

Dプラン(ドコモ回線)

ロケットモバイルのメインプランはドコモ回線を使用するDプランです。

下り最大788Mbps、上り最大50Mbpsのドコモ回線を、MVNEであるS-netから供給を受けています。

Dプランの料金は、小~中容量が中心で1GB=590円、3GB=840円の設定は他社と比較して標準的か、やや安めという価格帯で、大容量としては20GBプランが用意されています。

ロケットモバイルの特徴は、何と言っても「神プラン」です。

通信速度を下り最大200kbpsに制限する代わりに、月間の通信量に制限がなく使い放題で利用可能です。

通話機能は容量ごとに異なり、データプランに一律上乗せではありません。

1GB:660円から7GB:550円までは容量が増すごとに割安になりますが、20GBでは720円と最も割高となります。他社格安通信会社で一般的に提供されている半額通話サービスやかけ放題の提供はありません。

ドコモ回線は3G回線による通信も提供されているため、iPhone4sのような3G通信専用機でも利用可能です。(通話の3G回線とは別ですので混同しないようご注意ください)。

 

Sプラン(Softbank回線)

2018年7月から開始となったSプランは、Softbank回線を使用しており下り最大400Mbpsで提供しています。

Sプランでは、容量が2通りしか用意されておらず、通話機能も付ける事ができないデータ専用プランです。

料金としては、Dプランよりも割高な設定ですが、Sプランでも「神プラン」が提供されています。

Sプランでは、Softbank版4GLTE対応iPhone(iPhone5S以降)を、SIMロック解除不要で利用できます。

 

神プランとは

「神プラン」は、料金の安さと無制限で利用できるデータ通信を組み合わせたプランで、ロケットモバイルの最も特徴的なプランの名称です。

通常プランの通信速度は、受信時最大でドコモ回線:788Mbps、Softbank回線:400Mbpsですが、受信時最大200bpsに制限する代わりに、データ通信を無制限で利用できます。

動画や画像の多いWEB閲覧など高速通信を必要とするコンテンツをあまり利用しないのであれば、料金を割安に納める事ができる、まさに神のようなプランです。

 

200kbpsは充分な速度か

一般的に快適な通信速度の目安として1Mbps(1,024kbps)が下限と言われていますので、200kbps(0.195Mbps)は快適速度の1/5に過ぎず、さすがにコンテンツを選ばずいつでも高速サクサク通信と言う訳にはゆきません。

理論上で200kbpsという速度は、他社で「低速モード」として提供している速度ですので、動画視聴や画像の多いWEBの閲覧などは厳しいものがありますが、メール送受信、SNSトーク程度であれば問題なく利用できる速度だと言われています。

ただ問題は実効速度です。

ロケットモバイルの「神プラン」の通信速度は、理論上では下り最大200kbpsとしてますが、実際の速度はそこまで出ていないケースが多いようです。

筆者の経験上では、ピーク時以外でも100~150kbps程度、ピーク時にはさらに遅い速度まで低下するようで、場合によってはエラーを起こして計測できない場合も実際にありました。

「神プラン」の実行速度は、通常時で100~150kbps程度、ピーク時には厳しい場合もある事を理解した上で契約・利用すべきかもしれません。

 

神プランには通話プランもある

神プランには通話プランも用意されており、通話中心の利用であれば非常に割安に通話付き回線を維持できます。

通話SIMを最安値で維持しようとする場合には、NUROmobileの「0sim」か、ロケットモバイルの「神プラン」が選択肢になるかと思います。

月額料金としては、499MBまで通信が無料の「0SIM」が月額700円で割安ですが、通信に関しては「神プラン」の方が実用性があるので、通信を全く利用しないなら「0sim」を、ある程度データ通信も利用したいなら「神プラン」がお勧めとなります。

 

今すぐプラン変更とは

ロケットモバイルには、2つの「プラン変更」があります。

1つは他社同様に翌月月初からプランを変更するもので、容量の多い上位プランへも、容量の少ない下位プランにも変更する事が可能です。

そして、もう1つの「今すぐプラン変更」がロケットモバイルの特徴的なプラン変更で、上位プランへの変更申込みをした時点ですぐにプラン変更が行われ、変更後のプランのデータ容量を利用する事が可能です。

つまり、他社ではデータ容量を使い切った場合には、容量の追加購入をする必要がありますが、「今すぐプラン変更」であれば、変更後のプランを最大とした余剰分のデータ量が自動的に追加される訳です。

データ追加購入は割高ですが、よりデータ容量の多いプランに変更するだけなので、プラン料金自体が変更になるだけなので、コストの面でお得です。

ただし、「今すぐプラン変更」は同月内に1回のみ変更可能で、変更した月は変更前の料金、変更翌月は変更後の料金が請求され、同月内に通常のプラン変更と重複できませんので、変更した上位プランの料金を最低1か月は支払わなければなりません。

 

1か月分の上位プラン料金でほぼ2か月間使える

この仕組みはユーザーにお得です。

極端な事例ですが、3GBプランユーザーが、ある月の1日に5GBプランへの「今すぐプラン変更」を申し込むと、データ容量の差2GB分がプラスされて利用可能になります。

その月の請求は変更前の料金なので840円で、翌月は変更したプランを1か月利用しなければならないので、5GBを5GB料金1,200円で利用します。

すると、実質ほぼ2か月間5GBで利用したのに、5GBプランの請求は1回だけなので、最初の月の料金は、3GB-3GB=360円お得になる計算です。

 

ロケットモバイルのポイント制度

ロケットモバイルでは、「ロケモバポイント」と呼ばれるポイントを貯め、料金支払いに充当する事ができます。
手法としては「お小遣いサイト」「ポイントサイト」と呼ばれるサービスに似ており、広告報酬やサービス紹介料の一部をユーザーにポイントとして還元しているものです。

ロケットモバイルWEBには、『iOSアプリ約80件、Androidアプリ約100件、会員登録や資料請求、カード発行などの無料広告100件、有料広告200件、その他50件』が10社のパートナーから配信されると記載されています。

つまり、クレジットカードの発行や、サービスの会員登録などの広告報酬を得て、その一部をユーザーに還元していると思われますが、ポイントとして還元されるのは、得た報酬の全てなのか一部なのかは記載が見当たりませんでした。

ユーザーとしては、利用料金の減額になるという点ではメリットですが、全額でなく一部しか還元していない事になると、その残りの収益分はどこへ行くのか、多少仕組みを知っていると気になります。

ユーザーに還元しなかった分は、ロケットモバイルの収益となっているのか、パートナーの取り分なのか、その他なのか…、ちょっとスッキリしない部分ではあります。

 

ロケットモバイルでiPhoneを利用するには

ロケットモバイルでは端末販売を行っていませんが、SIMフリースマホや他社購入のスマートフォンを利用可能です。以下は、iPhoneの利用可否の一覧表です。

ドコモ回線 Softbank回線
購入先 ドコモ au Softbank ドコモ au Softbank
iPhone XS/XS MAX
iPhone XR
iPhone X
iPhone8/8Plus
iPhone7/7Plus
iPhone6s/6sPlus
iPhoneSE
iPhone6/6lus × × × ×
iPhone5s/5c × × × ×
iPhone 5 ○(3G) × × × ×
iPhone4s以前 ○(3G) × × × × ×

○…そのまま利用可 △…SIMロック解除すれば利用可 ×…使用不可

iPhoneの場合は、大手キャリア各社で販売されている端末で利用可能な周波数帯域が共通のため、SIMロック解除の可否のみで使用の可否を判断できます。

しかし、Android端末に関しては各社個々に機種名が異なる上、一部にauの周波数帯域に対応していない端末もあるため、例外が多数ぎて一覧表にすることができません。

個別に「動作確認端末」で判断する必要があります。

⇒<a href=” https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/lte/device_spt.html “ target=”_blak”>https://www.so-net.ne.jp/access/mobile/lte/device_spt.html</u></a>

ロケットモバイルの回線供給元はSo-netなので、So-netの動作確認端末が利用可能です。

 

ロケットモバイルをお得に契約する

エントリーパッケージ

ロケットモバイル契約時に、エントリーパッケージを使用する事で、契約事務手数料が無料となります。

エントリーパケージの購入額が事務手数料額となるわけです。

Amazon等で販売されていますが、在庫切れとなるケースも多く、常に入手できる訳ではありません。

 

ユーザー紹介制度

ロケットモバイルでは、既存ユーザーからの紹介で契約した場合に、ロケモバ・ポイントを200P貰えます。

ロケモバ・ポイントは1P=1円で料金支払いに充当できるため、実質200円の割引を受けるのと同等です。

知人にロケットモバイル利用者がいない場合には、Twitterなどで「ロケットモバイル 紹介コード」と検索すると何件も紹介コード記載のTweetが出てきますので、利用するとよいかもしれません。

なお、自分自身で自分の2回線目、3回線目を紹介した場合でも「紹介ポイント」の対象となります。

【ポイント】

・ロケットモバイルはNTTドコモ回線(Dプラン)・Softbank回線(Sプラン)を選べるマルチ・キャリアである

・Dプランにはデータ専用SIMと通話SIM、Sプランにはデータ専用SIMのみが用意されている

・ロケットモバイルには、通信速度200kbps制限+データ通信無制限の「神プラン」がある

・「神プラン」の通信速度は理論値最大200kbpsまで出ていない場合が多い(実効速度100~150kbps程度)

・Dプランではドコモ版、SプランではSoftbank版のiPhoneがSIMロック解除不要で利用可能

・ロケットモバイル既存ユーザーによる「紹介制度」がある

 

ロケットモバイルの諸費用

他社も同様ですが、通信会社を利用する上では、月額利用料金(プラン基本料+通話料等)以外に手数料としてのコストが発生する場合があります。

手数料 金額 備考
契約事務手数料 3,400円 初回契約時のみ
SIM再発行手数料 3,400円 発行時のみ
SMSオプション 150円/月 Dプランのみ
国内通話料金 20円/30秒 半額通話サービスなし
留守番電話 300円/月 通話オプション
キャッチホン 200円/月 通話オプション
端末保証サービス 500円/月 無償交換または5万円補填/1回
契約解除料 9,500円 最低利用期間内の解約・MNP
SIMカード損害金 3,000円 解約時SIMを返却しない場合

金額は全て税別表示

契約事務手数料

契約時のみ課金される手数料です。税別で3,400円と他社より若干割高な設定です。

SIM再発行手数料

SIMタイプ(データ・SMS付・通話)の変更の場合に、SIM再発行手数料3,400円が必要です。

SMSオプション

ドコモ回線を使用するDプランのみで選択できるオプションです。

SMS送信料は文字数に応じて3円~30円となっています。

国内通話料

20円/30秒の通常料金です。いわゆる半額通話サービスの提供はありません。

「G-Call」「楽天でんわ」等の通信会社に関わらず利用可能な半額通話サービスを利用可能です。

留守番電話、キャッチホン

通話オプションです

端末保証サービス

「つながる端末保証byロケットモバイル」は、月額500円で、端末の故障等時に、無償で代替機に交換、または修理費用に対して最大5万円/1回が補填されます。

自然故障と破損・水没時に保証対象となり、1年に2回まで利用可能です。

SIM契約時のみ受付可能で、その他のタイミングでは契約できません。

契約解除料

通話プランのみに設定される最低利用期間内に、解約または他社乗換え(MNP転出)された場合に、9,500円の契約解除料が請求されます。データプランの場合は最低利用期間の設定はありません。

SIMカード損害金

ロケットモバイルでは、解約またはMVNO転出時にSIMカードの返却を義務付けており、返却されない場合には、3,000円の「SIMカード損害金」が請求されます。

SIM返送費用(切手代など)はユーザー負担となります。

■SIMカード返却先

〒100-0014

東京都千代田区永田町二丁目17番3号 住友不動産永田町ビル 2F

株式会社エコノミカル ロケットモバイルサポートセンター 宛

 

ロケットモバイルの通信速度

ロケットモバイルの回線の供給元MVNEは、ドコモ回線・Softbank回線ともに、ソニーネットワークコミュニケーションズです。

ソニーネットワークコミュニケーションズは、同じSony系の「NUROmobile」や、「楽天モバイル」「QTモバイル」等へも回線の供給を行っていますが、あまり通信速度へのこだわりがなく安定している反面、速度は低めです。

こちらは実際のロケットモバイルDプランの実測値です。


様々な曜日・時間帯で通信速度の計測を行っています。
主にピークと呼ばれる、回線が混雑し通信速度が低下しがちな時間帯を狙って計測していますので、この数値が下限だと考えても、間違いではありません。

  • □赤…昼12時台で、実用的な通信速度の下限目安と言われる「1Mbps」を割込んでいます。
  • □橙…昼12時台で1Mbpsを割込まなかった計測です。ただし、11/10・11/11は土日でした。
  • □緑…平日昼12時台で1Mbpsを割込まなかった計測です。11/12は月曜日でした。
  • □桃…通信制限200kbps時の実効速度です。

 

ピーク時間帯の通信速度

平日の昼12時台は、1日の中でも最も通信が集中しやすく、通信速度が低下しやすい時間帯です。

しかしロケットモバイルのDプランは、意外に安定した速度を記録しています。

最も遅かったのは11/7の0.56Mbpsですが、これを換算すると573.4kbpsとなります。

UQmobileは、「データ無制限プラン」で500kbpsに制限した利用容量無制限のプランを提供していますが、その500kbpsと同等の速度以上は出ていると言う事になりますので、実用速度を維持していると言えそうです。

アプリによる計測ばかりでなく、昼12時台のYOUTUBEの再生でも480Pであれば途中で途切れることなく、数分間の動画を最後まで再生する事ができました。

ただし、ミックスリストなどで動画を連続して再生させると、さすがに途中で読み込みが入り途切れてしまいますが、これは致し方ないと思います。

 

通常時の通信速度

ピーク時間以外の速度計測では、10~30Mbpsの速度が出ており、WEB閲覧はもちろん、動画再生や大容量アプリのダウンロードでもストレスなく実行する事ができました。

特に、ピーク時以外はストレスのない動画再生ができた事は、ロケットモバイルには失礼ですが少々意外な印象でした。

 

速度制限時の通信速度

実測値の事例で言えば、桃色の枠の数値が速度制限200kbps時の実効速度です。

0.14~0.18Mbps出ており、換算すると143.4~184.3kbpsです。

公称200kbpsには及びませんが、それでも最大速度の70~90%の実効速度が出ているのは立派と言えます。

 

【ポイント】

実は、筆者はロケット・モバイルを実際に使ってみるまでは、遅くて実用にならないSIMだという印象を持っていました。しかし、実際にはピーク時以外は予想以上に速度が出ていますし、ピーク時でも常に遅いと言う訳ではなく、日によっては昼12時台でも1Mbpsを超える速度を出せる場合もあり、意外に実用的なSIMだという印象を持ちました。

動画再生でも途切れさせずに粘り強く再生を続けられたので、印象はかなり好転しました。

 

ロケットモバイルのメリットとデメリット

前項では、筆者の予想よりも印象が良かったと述べましたが、ロケットモバイルは、誰が使っても使い勝手の良さで「平均点が高い」通信会社ではありません。

ロケットモバイルのサービス内容にフィットするユーザーにとっては非常に使い勝手が良く、料金を割安に抑えられる通信会社ですが、一方で、合わない場合には全く良さが理解できない…といった両極端なキャラクターを併せ持っている印象です。

 

ロケットモバイルのメリット

ロケットモバイルが提供するサービスを評価できるユーザーはどんなユーザーでしょうか。

ロケモバのメリット-1:神プラン

ロケットモバイルを利用する上で最も特徴的なメリットは「神プラン」です。

通信速度は理論値で最大200kbps、実測値はもう少し遅いのですが、ピーク時にはデータ通信を利用しない方や、通話中心の方でデータ通信はメール送受信程度という方、あるいは、10Mbps程度の速度が出るSIMであれば1秒以下で読込めるWEBページの表示に数秒かかっても「問題なし」と思えるユーザーであれば、「神プラン」に満足ができるでしょう。

ロケモバのメリット-2:小容量と低料金

ロケットモバイルの料金プランは、最大容量20GBを除けば、1~7GBまでの少~中容量プランが中心で、プラン料金も590円~1,850円と利用しやすい料金となっています。

また、通話機能を付ける場合には、プラン容量が増えるごとに通話機能が割安となるのでお得です。

ロケモバのメリット-3:マルチ・キャリア

ロケットモバイルでは、NTTドコモ回線とSoftbank回線を取扱っており、両社で購入したスマホをSIMロック解除不要でそのまま利用できるのは大きなメリットです。

特に、Softbank版iPhoneは、同じソフトバンクが運営する「Y!mobile」ではSIMロック解除が必要なため、Softbankキャリアからの乗換え先として選択肢に入れる事ができます。iPhone+神プランは充分魅力のあるカップリングのように思えます。

ロケモバのメリット-4:今すぐプラン変更

「今月のデータ容量が足りないっ!」と思ったら、「今すぐプラン変更」を利用できます。

通常のプラン変更では、翌月月初から変更になるのが一般的ですが、「今すぐプラン変更」であればすぐに容量上限を増やす事ができ、追加購入よりもはるかに割安に不足分のデータ量を増やす事ができます。

しかも、変更した月は変更前の料金での請求なので、変更した月に増えた容量分は無料で利用できる事になり、非常にお得です(変更翌月は変更後プラン料金での請求で、最低1か月間は上位プラン料金での利用となります)。

ロケモバのメリット-5:ポイント制度

広告報酬によるポイント付与については是非が分かれるところですが、新規契約時の既存ユーザーからの紹介制度で貰える200ポイントは歓迎すべきメリットです。

広告で付与されるポイントは、広告である事を受け入れる事ができるのであれば、こちらもメリットとなります。

 

同様の仕組みはLINEモバイルも採用していますが、LINEモバイルの場合には「LINEポイント」というポイント制度を別建てにしており、LINEモバイルが直接広告報酬によるポイント付与をしていません。

そのため、若干、洗練された印象がありますが、実際の仕組みには大差ありません。

もし広告利用が嫌でなければ、積極的に利用すればその分だけ、月額コストの削減に繋がります。

ロケモバのメリット-6:意外に実用的な通信速度

前項でもご紹介したように、ロケットモバイルの通信速度は思っていたより快適な時間帯が多く、速度低下しやすいピーク時間帯であっても、粘り強く動画再生を継続できるなど、事前の想像よりもずっと使い勝手のよい通信品質を維持できていると感じました。

さすがに、平日昼12時台では1Mbpsを割込む事が少なくありませんが、それでも、WEB閲覧も動画再生であっても何とか実用範囲で使える範囲と判定しても良いのではないかと思いました。

こちらは、筆者の実体験による印象ですので、場所や時間帯で異なる場合もありますので念のため。

 

ロケットモバイルのデメリット

物事にはメリットがあれば、その裏に必ずデメリットもあるものです。
ロケットモバイルにはどんなデメリットがあるのでしょうか。

ロケモバのデメリット-1:神プラン

逆に、WEBページはサクサクと表示されなければ我慢ならない方、動画をよく視聴する方、グルメ検索など画像の多いWEB閲覧の多い方など、高速通信が必須のユーザーにとってはまるで価値のないプランとなります。

「神プラン」の通信速度はMAX200kbpsですが、実測では最大までは出ておらず、140~180kbps程度でした。

この速度でも、メール送受信はもちろんSNSトーク、ニュース等テキスト中心のWEB閲覧などはまずまず実用範囲と言えますが、大ファイルの画像が多いWEB閲覧や、動画視聴ではストレスを感じる事があります。

特にピーク時間には、さらに速度が下がるため、出来な事の方が多くなってしまうため実用的とは言えません。

ロケモバのデメリット-2:半額通話・かけ放題サービスがない

多くの格安通信会社で提供されている通話サービスがロケットモバイルにはありません。

通常20円/30秒かかる通話料金を、半額10円/30秒にする、いわゆる「半額通話」サービスがありません。

多くの場合、先頭に自動的に所定の数字を付加する専用アプリから半額通話できますが、ロケットモバイルでは半額通話も、専用アプリも提供していません。

さらに、5分・10分間のかけ放題オプションも提供されていません。

通話に関してはまったく割引制度がなく、いつ通話発信しても20円/30秒の料金がかかりますが、通信会社に関わらず利用できる半額通話サービス「G-Call」や「楽天でんわ」を使用することが可能です。

⇒<a href=” https://www.g-call.com/type/top_tel.php” target=”_blank”><u>G-Call</u></a>

⇒<a href=” https://denwa.rakuten.co.jp/” target=”_blank”><u>楽天でんわ</u></a>

ロケモバのデメリット-3:ピーク時の速度が遅い

神プランだけでなく、通常のLTE通信においても、朝夕の通勤通学時間や、昼12時台等のピーク時間帯には通信速度の低下が起こりやすく、実用的な速度を維持しきれない場面もあります。

ただ、メリットの方にも書きましたが、「どうせ遅いんでしょ」等と思っていると、意外に速度が低下しない日もありますし、低下しても継続値の数字から受ける印象よりは、実用向きと感じる場面がありました。

実は、通信速度はユーザーがどんな印象~つまり先入観で見ているかで評価は大きく変わります。

どうせ遅いのだろうと思っていれば「以外に速い」と感じるでしょうし、逆に過度に期待しすぎていると「対して速くない」と感じてしまうものです。

そういう意味では、筆者はロケット・モバイルを過小評価した先入観を持って契約したのかもしれません。

ロケモバのデメリット-4:大容量プランの選択肢が1つ

ロケットモバイルのDプランの容量区分は6種類ですが、内5つが10GB未満の少~中容量です。

大容量と呼べるのは、20GBプラン1つだけで、10GBや30GB等の容量を選ぶことができません。

最大容量と、2番目に多い容量との差が13GBあるのは、少々間が開き過ぎではないでしょうか。

現在は、映画の定額配信サービスや、TVのオンデマンド放送など、大量にパケットを消費するコンテンツが増えています。全てのユーザーが自宅WiFi環境を持っている訳ではありませんし、必ずしも、そうした映像コンテンツを見るのは自宅とは限りません。

そういう観点で見れば、20~7GBの中間を埋める容量が1つ、20GB超のさらなる大容量を1つ、増やしてみては如何だろうか…と感じます。

ロケモバのデメリット-5:Sプランの容量が2通り

Sプランの容量洗濯はもっと少なく、「神プラン」の他には、1GB/20GBの2つしか選択肢がありません。

いくら何でも、ユーザーの要望に即しているとは言い難いものがあります。

まだ導入したばかりで、通話付のサービスさえまだ提供できていないので、これからなのかもしれませんが、一応、正規サービスとして登場させている以上は、早急な改善を望みたい処です。

専用アプリがなくデータ残量が確認しにくい

データ残量や使用量などを確認できるアプリが発行されていないため、WEB上のマイページで確認するのですが、データ残量の更新がリアルタイムでないので、知りたい時にデータ残量を確認する事ができないのは不便です。

データ残量の更新は日に1回~数回しか行われないようです。

少なくとも午前9時には1回、更新される事を確認していますが、その他は未確認です。

ロケモバのデメリット-6: D⇔Sプランの切換えが不可

ロケットモバイルは、2018年7月よりSoftbank回線を用いたMVNOサービスを追加し、マルチ・キャリアとなりましたが、ロケットモバイル社内で、Dプラン⇔Sプランの変更はできません。

「できない」と言うより、「する必用がない」と言った方が正しいかもしれません。

Sプランは現在のところ、データプランのみの提供で、電話番号を移行する事ができませんし、利用期間の制限がなく、いつ解約しても解約料の発生はありません。

従って、Dプラン⇔Sプランの変更は現在のプランを解約して、新たなプランを契約する事になります。

 

ロケットモバイルの注意点

ロケットモバイルを利用する上での注意すべき点をまとめてみます。

3日間の利用データ量による通信制限

ロケットモバイルをはじめ、多くの通信会社で、ユーザー間の回線利用が不公平にならないよう、過大な通信利用に対しては通信制限を設けています。

例えば、長時間に渡って大ファイルをダウンロードし続けたり、映画や動画を流し放しにする等で回線を占有するような使い方に対しては、通信速度を制限して回線をより多くのユーザーが公平に利用できるようにしています。

 

プラン 3日間のデータ利用量(規定量) 制限速度
1GB 360MB 128kbps
2GB
3GB 500MB
5GB 800MB
7GB 1GB

 

3日間で利用したデータ量が規定を超過すると、自動的に速度制限が適用されます。

速度制限適用前後に通知などはなく、突然、通信速度が低下します。

制限速度の128kbpsは、大手キャリアの容量超過時の制限速度と同等で、ほとんど使い物になりません。

速度の回復は、3日間の合計利用料が規定量を下回ると、自動的に解除され、特に通知はありません。

 

セット端末の販売がない

iPhoneはもちろん、Androidスマホでもロケットモバイル契約時にセット購入できる端末はありません。

機種変更(追加購入)もできませんので、端末はロケットモバイルとは別途で用意しなければなりません。

ただ、ドコモ回線とSoftbank回線ですので、auで購入したスマホでない限りはSIMロック解除不要でそのまま利用できるのはメリットと言えますので、デメリットには含めませんでした。

特に、ドコモ版・Softbank版iPhoneは、iPhone5s以降の機種の全てをSIMロック解除不要で利用できます。

Softbank版iPhone以外は、ドコモ回線で利用可能かを確認して購入すれば問題ありません。

また、Android端末は、Amazonをはじめ多くで購入可能ですし、中古端末の売買も盛んですので、選択肢には困らないはずです。

 

ロケットモバイルと他社を比較

本項では、ロケットモバイルと他社MVNOを比較してみたいと思います。
様々な観点から比較する通信会社を選んでみました。

 

低速通信ながら通信使い放題のプラン

これはロケットモバイルの最も特徴的なプラン「神プラン」を他社と比較してみようということです。

改めて確認すると、「神プラン」とは、通信速度を受信時最大200kbpsに制限する代わりに、通信容量に制限がなく使い放題で利用できるプランのことです。

同様のサービスがある3社を選んでみました。

ロケモバ DMMmobile exciteモバイル mineo
プラン名 神プラン ライトプラン 低速通信のみ
サービス名 節約モード
通信速度 200kbps 200kbps 200kbps 200kbps
月額料金 298円 440円 500円 無料
通話機能 +650円 +700円 +700円
利用可能プラン 500MB~30GB

金額は全て税別表示

■DMMmobile

IIJがMVNEとなって回線を供給している事から、通信品質には定評があり、受信時最大速度200kbpsまでキチンと出ていると評価の高い通信会社です。

データSIMの月額料金は440円、通話機能は+700円となります。

通信速度は、朝夕及び昼12時台の速度の落ち込みが大きく1Mbpsを下回り、場合によっては500kbpsも下回ってしまう事が少なくありません。

■exiteモバイル

exiteモバイルには、毎月のデータ使用量に応じて料金が変動する「最適料金プラン」(従量制)と、月々の利用可能データ容量が決まっている「定額プラン」(固定制)とがありますが、ここで紹介するのは最適料金プランです。

定額プランの中に「低速通信のみ」という分類があり、月額500円でデータ通信が使い放題で利用できます。

やはり、DMMmobile同様、通常時の速度はまずまずですがピーク時の落ち込みが激しく、1Mbpsのみならず、500kbpsも下回ってしまう事があります。

■mineo

mineoには低速通信固定のプランは存在しませんが、各容量のプランで高速通信を低速通信に切り替えて利用できる「節約モード(低速モード)」を提供しています。

「節約モード」は、通信速度を受信時最大200kbpsに制限し、容量無制限で利用できるため、高速容量を必要としないコンテンツ利用の際には低速に切替える事で、有料のデータ容量を節約する事ができます。

200kbpsではダメだ…という際には、高速通信に切り替える事ができるのがポイントで、低速固定の「神プラン」とはその点が最も異なる部分です。しかし、料金的には通常の高速通信のプラン料金となるため、低速固定プランより割高になってしまいます。

いざという時の高速通信を選ぶか、あくまでコスト重視で考えるかの違いで、選択肢が分かれます。

【お勧めプランは】

コスト重視で、ピーク時の速度低下は納得すると言う事であれば、「神プラン」がお勧めです。
ピーク時でもさほど速度が低下しない場合もありますし、動画再生も粘り強く継続してくれる点がメリットです。
一方、いざという際には高速通信が使いたい…と言う事であれば、mineoがお勧めです。
専用アプリから簡単に高速⇔低速を何度でも切替える事ができます。

 

通話専用プランとして利用する

本項は、データ通信はほとんど利用せず、通話機能中心で利用する場合の比較を行います。

ロケモバ NUROモバイル 日本通信(b-mobileS)
プラン名 神プラン 0SIM 990ジャストフィット
最少料金 948円 0円 990円
半額通話 なし あり(10円/30秒) あり(10円/30秒)
かけ放題 なし あり(10分かけ放題) あり(5分かけ放題)
最少料金時容量 無制限 499MBまで 1GBまで
通信速度 最大200kbps 4GLTE(遅い) 4GLTE(高速)
実効返金速度(12時台) 1.12Mbps 0.09Mbps 5.86Mbps
半額通話 なし NUROモバイルでんわ b-mobileでんわ
かけ放題 なし 850円/月(10分) 500円(5分)

金額は全て税別表示

ロケットモバイルの他に、499MBまでなら通信無料で利用できるNUROモバイルの「0sim」と、従量制課金で高速通信1GBで990円の日本通信「b-mobileS 990ジャストフィットSIM」をチョイスしました。

■0sim

最初は雑誌の付録として登場した「0sim」は、現在はNUROmobileから申込む事が可能です。

499MBまで4GLTE通信を無料で利用でき、その後100MB=100円で課金され、2GBで定額1,600円となり、最大5GBまで利用可能な半従量課金制(2GBまで従量制)プランです。

通信機能は+700円で、通信を499MB以下に抑えた場合には月額700円で通話SIMを運用可能です。

当然、通話料は別途請求となりますが、通信SIM最安値となります。

NUROmobileで提供している半額通話「NUROモバイルでんわ」や「10分かけ放題」も利用可能です。

ただし、通信速度はほぼ使い物にならない「オマケ」程度と割り切る必要があります。

テキストメールの送受信程度で辛うじて実用性がある程度です。

通話専用SIMとして、月額700円+通話料で運用するならイチオシとなります。

■990ジャストフィットSIM

日本通信がSoftbank回線を用いた従量課金制の通話SIMです。

実用的な通信速度を提供できる4GLTE対応プランで、1GB利用時の料金990円は最安値となります。

2GBまでの利用であれば、非常に割安にお得に利用する事ができます。

日本通信が提供する半額通話「b-mobileでんわ」や「5分かけ放題(月額500円)」も利用可能です。

3GB以上のプランでは、他社固定課金制の同容量プランと比較すると割高ですが、下位プランで容量追加購入するより割安となるため、毎月の利用量の変動が大きいユーザーにお勧めです。

b-mobileSの通信速度は比較的速い速度を維持しており、昼12時台の平均で5Mbps以上を保っています。

ちなみに「b-mobileS」には、低速モードの提供はありません。

【お勧めプランは】

比較した3プランとも各々にお勧めです。

「神プラン」は、速度が200kbps制限で構わないなら容量無制限で利用できるのは大きなメリットです。
「0sim」は、通信はほとんど利用せず、通話専用として利用する場合には最安値となります。
「990ジャストフィット」は、1~2GBの高速通信を利用するなら最安値の通話SIMとなります。
それぞれの特徴から、利用方法に合ったプランをチョイスしてください。

 

4GLTEデータ通信SIMの最安値クラス

本項では、通話機能のないデータ専用プランの最安値クラス1GBプランを比較します。

通信会社 ロケットモバイル LINEモバイル イオンモバイル
プラン名 1GBプラン LINEフリープラン 1GBプラン
データ容量 1GB 1GB 1GB
実効返金速度(12時台) 1.12Mbps 6.14Mbps 0.37Mbps
付加サービス LINEカウントフリー
月額料金 590円 500円 480円
通話機能 +660円 +700円 +800円
通話SIM料金 1,250円 1,200円 1,280円
半額通話 なし いつでもでんわ イオンでんわ
かけ放題 なし 880円/月(10分) 850円(10分)

金額は全て税別表示

ロケットモバイル、LINEモバイル、イオンモバイルの各社の1GBプランを比較しました。

実行速度は、ある月の昼12時台の通信速度の平均値です。

■ロケットモバイル

こちらは神プランではなく、通常の4GLTE対応のドコモ回線1GBプランです。

データSIMで月額590円、通話SIMでは1,250円になります。

実行速度では、辛うじて平均1Mbpsを上回っています(ただし土日のデータも含みます)。

半額通話やかけ放題がないのは若干不利ですが、G-Call等の汎用サービスが利用可能ですので問題ありません。

■LINEモバイル

LINEモバイルのSoftbank回線の最少1GBプラン「LINEフリープラン」です。

何と言っても、LINEを利用する際の通信量が、データ容量を消費しないデータフリーを標準装備しているのが特徴で、実効速度でも昼12時台の平均で6Mbps超となっており、かなり充実している感があります。

さらに、1GBデータプランは月額500円、通話SIMでは+700円で3社中最安の1,200円で最安です。

かけ放題が他社より30円ほど割高ですが、それでも合計額ではかなりハイ・コストパフォーマンスと言えます。

■イオンモバイル

イオンモバイルのタイプ1ドコモの1GBプランです。

1GBデータプランの480円は3社中最安ですが、通話機能付加が800円と割高に設定されており、通話SIM料金は月額1,280円となります。

昼12時台の実行速度は平均で500kbpsを下回ってしまっており、ピーク時の使用は少々厳しいと言えます。

料金的には3社の中では最も割高ですが、他社との比較では安い方と言えますが、ピーク時の通信速度がもう少し改善されないと、実用的とは言い難いように思います。

【お勧めプランは】

ダントツで、LINEモバイルSoftbank回線がお勧めです。

料金も割安で、通信速度もしっかり必用充分以上に出ており、非常にコスパの高いプランだと言えます。

特に、LINEを多用する方は、LINEをほぼ無料で利用できるメリットも小さくありません。

さらに上位プランではLINEに加えてFacebook/Twitter/Instagramの通信も無料になる等、充実度が光ります。

ロケットモバイルも、通信速度ではLINEモバイルに及ばないものの、実用に耐える速度は維持されています。

「いつでもプラン変更」などのメリットも考え合わせると、お勧めしても問題ない通信会社と言えそうです。

LINEモバイルとロケットモバイルは、形は違いますが共に「ポイント」が貯まると言う点でも共通しています。

 

ロケットモバイルまとめ

ここまでロケットモバイルを紹介してきましたが、如何だったでしょうか。

筆者の正直な感想を言えば、契約前に思っていた以上に使い勝手が良く、特に通信速度では好印象を得ました。

ピーク時にも1Mbpsを維持できるケースも少なくありませんし、例え割込んでいてもメール送受信やSNS程度の利用であれば充分に実用に耐えると思います。

神プランは用途が限られるように思いますが、通話中心でメール・SNS・軽めのWEB閲覧程度ならイライラが募る…ということもなさそうで、1つのチョイスとしては充分「あり」だと感じました。

神プラン以外のドコモプランも、速度に関しての印象は同じで、ピーク時でも頑張る時もあり、低下してもYOUTUBEを粘り強く再生し続けられるなど、好印象でした。

Softbank回線は、まだこれから…という印象です。

今、あえてSoftbank回線を選択する理由は見当たらないかな…というのが正直なところです。

 

ロケットモバイルの申込み方法

ここまでを読んで、ロケットモバイルを利用してみようと思われた方向けに、ここからは申込み方法や開通方法などをご案内いたします。

申し込みはWEBのみ

ロケットモバイルの申込みは、公式WEBのみから行う事ができます。

■エントリーパッケージなど

申込時のコスト負担を軽減してくれるエントリーパッケージは、存在するものの現在取り扱っているショップはありません。

既存利用者からの紹介の場合には、紹介コードを申込時に記載する事で、200Pのポイントを得られます。

■本人確認書類

通話機能付きプランを申し込む場合には所定の本人確認書類が必要です。データプランは不要です。

本人確認書類:運転免許証、健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード(顔写真付き)から1点。

書類に記載の住所が現住所と異なる場合には、現住所を証明する保持書類が必要です。

■支払方法

原則、クレジットカードのみです。

ただし、FAQには「デビッドカード」が利用できると記載されていますが、正式な案内は記載がありません。

詳細はロケットモバイルに問い合わせて確認してください。

支払いサイトは、毎月月末締めの翌月25日の請求となります。

翌月25日の請求で支払いが完了しない場合、翌々5日、翌々25日に再請求が行われます。

申込みの事前準備

ロケットモバイルに申込みを行う前に準備しておくべき事をまとめます。

■本人確認書類の確認

氏名・現住所等の記載に誤りがないかを確認します。

もし、婚姻等によって氏名が変更になった場合には、所定の場所(免許証なら警察署・健康保険なら区役所など)で現在の正しい氏名に事前に変更しておく必要があります(※)

現住所が記載と異なる場合にも、現住所への記載変更を行っておく事がお勧めです(補助書類で審査は通過できます)。

※MNPで他社から乗換えを行う場合、MNP予約番号には15日間の有効期限があるため、記載事項の変更などを後回しにすると、有効期限切れになってしまうケースがありますので、MNP予約番号取得前に変更しておく事を強くお勧めします。

■WiFi環境の準備

契約完了後に届いたSIMをスマートフォンで利用するには「APN設定」が必要となります(詳細は後述)。

このAPN設定を行う際に、通信環境が必要になります。

自宅WiFiがあれば問題ありませんが、無ければコンビニなどの公衆WiFiでも大丈夫ですし、他のモバイル通信可能なスマートフォンのテザリングでも設定する事ができます。

要は、前のSIMも新しいSIMも通信できない狭間で使用する通信環境が必要と言う事です。

■メールアドレス

大手キャリアから格安通信に乗り換える場合には、それまで利用していたキャリアメールが利用できなくなるため、新しい端末と通信で利用するメールアドレスを事前に用意しておきます。

多くは「Gmail」や「Yahoo!メール」を利用しますが、これらのメールはPCメールと判断され、大手キャリアの受信拒否設定に引っかかってしまうため、連絡が付かなくなってしまうケースがあります。

まだキャリアメールが利用できるうちに、新しいメールアドレスを知らせておく事をお勧めします。

■MNP予約番号取得

上記の準備が整ってからMNP予約番号を取得します。

・NTTドコモ……「151」または「0120-800-000」

・au……「0077-75470」

・Softbank・ディズニーモバイル……「*5533」または「0800-100-5533」

・ワイモバイル……「116」または「0120-921-156」

有効期限は15日間です。

この期間内に申込み~開通まで完了する必要があります。

※有効期間切れの場合には、前の通信会社の契約がそのまま継続されます。お手キャリアの更新か月目にMNP手続きを行っている場合、有効期限切れで更新月が過ぎてしまうと、さらに2年間の縛りが発生するため注意が必要です。

ロケットモバイルの申込み手順

 

申込みは、回線選択(Dプラン・Sプラン等)、SIMサイズ(利用するスマホのSIMサイズを確認)、契約タイプ(データor通話)の選択から始まります。

続けて、音声通話の場合には新規またはMNPの選択(現在は新規申込は受付停止中)、MNP予約番号、有効期限の記載、利用したいプランを指定と続きます。

この申込みの段階で間違えると、希望に戻すために余計な費用が発生したり、変更できなくなる場合があるので、内容をよく確認しながら、選択・記述するようにしてください。

メールアドレスを登録すると、このアドレス宛に確認メールが届き、氏名・住所などの本登録へ進みます。

本登録が完了すると、「お申込み完了通知メール」が送信され、さらに、SIM発送が行われると「発送通知メール」が送信されます。

今回の手続きでは、11月6日の申込み・手続きで、SIM到着は「発送通知」の翌日11月9日でしたので、申込みからSIM到着まで3日間を要した事になり、これは他社と比較するとあまり早い方ではありません。

今年9月以降に申込みを行ったうち、申込み当日または翌日に発送された格安通信会社が何社かありましたので、ロケットモバイルは、もう1日短縮できれば…と感じました。

SIM到着後の端末設定(APN設定)

SIMが到着したら、スマホ端末にAPNを設定の上、利用を開始できます。

■AndroidスマホのAPN設定

Android端末は自動的に通信会社が表示される場合もありますが、ロケットモバイルは表示されない端末が多いため、手動でのAPN設定が必要です。

「設定」→「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と進みます。

APNページの右上の「+」から、新規APNを設定できます。

こちらの内容をスマホの所定の場所に入力します(設定項目はDプラン・Sプラン共通です)。

「名前」は「ロケットモバイル」や「ロケモバ」など、自由に名付けることができます。

入力が終わったら、画面右上の「縦3点」から「保存」をタップします。

前の画面に戻って、自分で名付けた名前のAPNに印が付いていれば設定完了で、利用開始となります。

■iPhoneのAPN設定

iPhoneの場合には、自動的に必要な設定を行ってくれる「プロファイル」をインストールするだけです。

ロケットモバイルのプロファイルはこちらです。

⇒<a href=”https://rokemoba.com/apn”><u>APN構成プロファイルをダウンロード</u></a>

プロファイルは、Dプラン・Sプラン共通です。

プロファイルをインストール後も電波を掴まない場合は、再起動すると利用可能となります。

 

おわりに

今回は、ロケットモバイルを実際に申込んで利用して紹介記事を作成しました。

正直、思っていたより印象は良くなりました。

本文中にも述べていますので理由は繰り返しませんが、充分実用的で使い勝手も悪くありませんでした。

動画再生もピーク時間を除けば問題なく利用できました(画質にもよりますが)。

現時点でのお勧め度は、80~90点といったところでしょうか。
減点は、低速モードがない事、通話サービス(半額・かけ放題)がない事、Sプランが中途半端な事などです。
乗換えの際には、ロケットモバイルも対象に入れて検討されては如何ですか?

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