昨今、毎日のように「AI」の話題が報じられていますが、私たちの身近にもちょっとしたアシスタントがいて、生活を少し便利に、楽しくする事を手伝ってくれています。

Androidスマホの中の人「Googleアシスタント」と、iPhoneの中の人Siriです。

この二人が「AI」なのかどうかについては微妙な部分もありますが、果たして使い勝手はどうなのでしょうか。

 

今回は、「Googleアシスタント」と「Siri」ではどっちが賢いのか、どっちがパートナーとして付き合いやすいのか等々を比較するために、同じ質問をぶつけて、その対応を検証してみる事にしました。

 

もちろん、同じ質問をしても必ずしも同じ回答とは限りませんし、聞く際の言葉のチョイスによっても異なる回答をする場合もあるでしょう。

さらに、「Googleアシスタント」に同じ質問を繰り返した場合でも、タイミングによって異なる回答をするかもしれませんし、「Siri」に対しても同様です。

 

その辺りを詳細に調べる事はできないかもしれませんが、筆者なりに使い勝手や親密度をレポートしてみたいと思います。

 

スマホに音声アシスタントを設定する

GoogleアシスタントはAndroidスマホに、SiriはiPhoneに設定して今回のテストを行っています。

まず最初に、簡単に各々のアシスタントの設定方法をチェックしておきます。

 

GoogleアシスタントをAndroidスマホに設定する

Android 搭載のスマートフォンで、Google アシスタントを使用する場合の言語は、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、インドネシア語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語に限られます。

そして利用する上での大前提がいくつかあります。

  1. Android5.0以降であること
  2. Googleアプリ6.13以降がインストールされていること
  3. GooglePlay開発者サービスがインストールされていること(大抵の場合プリインストール)
  4. 1.4GBのメモリと、720pの画面解像度
  5. 端末の言語が上記の対応言語に設定されていること

これらを確認した上で、Googleアシスタントを有効にする設定を行います。

(1)設定画面を開き、Google→検索→(Googleアシスタント)設定→(デバイス)スマートフォンを選択します。

(2)「Googleアシスタント」機能をON(有効化)します。

 

 

(3)そのままのページで、下に「Voice Matchでハンズフリー操作」が現れるのでONにします。

ここまでで、Googleアシスタントが有効になり、「OK Google」で呼びかける事が可能になりました。

(4)「Voice Matchでアシスタントにアクセス」のページが開くので、説明を読み「使用する」をタップします。

 

(5)ここで、「OK Google」を3回言う事で認識する音声モデルが作られ、使用者本人を認証します。

(6)同時に「画面のコンテキストを使用」、「通知」をONにしておきます。

 

これで設定は完了です。ホーム画面に戻って「OK Google」と話しかけ、Googleアシスタントを呼び出して

応答画面が出れば正常に設定されています。

 

SiriをiPhoneに設定する

Siriを有効化するのは非常に簡単です。加えて「Hey!Siri!」を利用可能します。

Siriが対応する言語は多岐に渡っていますが、iPhoneはその国に合わせた仕様で出荷されていますので、初期設定時に自分の普段話している言語を選択するだけで、言語に関する設定は気にする必要はありません。

端末の初期設定の場合は端末の指示に従って進めてください。

なお、本設定は、iPhone新規購入時の初期設定ではなく、既利用端末における設定を想定しています。

 

(1)ホームボタンを長押ししてSiriを呼び出し、「Siriをオンにする」をタップします。

 

たったこれだけでSiriを使えるようになります。ホームボタン長押しでSiriが起動します。

(2)続けて設定→Siriと検索と進み、「Hey!Siri」を有効化します。

 

 

すでに(1)での設定により、2項目が有効化されています。

 

(3)「HeySiriを聞き取る」をタップし、指示に従って「Hey Siri」を発話し設定します。

 

「Hey Siri」を5回発話する事で、設定が完了しSiriを「Hey Siri」で呼び出せるようになります。

(4)完了画面が出たら、設定画面に戻り「Hey Siri」が有効になっている事を確認して設定完了です。

 

 

設定が簡単なのはSiriではないでしょうか。

Googleアシスタントが使いたい方は設定して使ってくださいといったニュアンスなのに対し、Siriは積極的に、しかも「Hey Siri」の呼びかけで使用して貰う事を前提としているように感じます。

Siriは、使い始めるまでの手間やハードルを低くしている印象があります。

Googleアシスタントは、設定が若干、手間が多く面倒に感じました。

 

GoogleアシスタントとSiriに色々聞いてみよう

早速、GoogleアシスタントとSiriに同じ質問をして、どんな回答をするのか、さらに継続的な会話が可能な場合にはやり取りが終わるまで続けてみます。

数値的な計算や換算、WEB検索の結果を表示するような内容、百科事典のような情報の多さ・正確さといった質問ではなく、ユーザーとして「スマホでやりたい事」や「便利な使い方」のような質問をしようと意図しています。

要は、音声アシスタントのヒューマン・インターフェイス的な対応を見たいというイメージです。

 

「僕は誰?」

スマホの所有者であり、アシスタントの使用者である「ボク」は誰だと認識しているのかを確認してみます。

GoogleアシスタントもSiriもプロフィールを参照する機能を持っていますので分からないはずはありません。

 

当たり前ですがちゃんとわかっていました。

 

ただ、Googleアシスタントは、シンプルに登録名を言うだけでしたが、Siriは気の利いた回答をしました。

「もうお友達だから、ニックネームで呼ぶね」って感じでフレンドリーなアプローチをしてきました。

 

Googleの回答は特にマイナスではありませんが、少し素っ気ないというか、人間味を求める場合には少し寂しい回答かもしれません。一方のSiriのこうした気の利いた会話は、親近感を持ちました。

 

○○はAIですか?

AIとは、Artificial Intelligenceの略で、日本語では人工知能と言い、経験から学習したりするコンピュータプログラムという定義が一般的です。

気になっている事を二人に聞いてみました。

Googleアシスタントは、AIであるかどうかをはぐらかしました。

続けて、では「Googleアシスタントは(何か)」を聞いてみると、打って変わってアピールしてきました。

優等生的な模範解答って感じですが、好きと言われて嫌な気持ちはしません。

 

同じことをSiriにも聞いてみます。

 

AIであるかどうかは、Siriもはぐらかしてきました。言い方はGoogleアシスタントより少しキツい言い方です。

続けてSiriとは何かを聞くとさらに高慢な回答が。「Siriですか?私ですよ!」と、Siriが何かは知っている前提で話してきました。

Siriは自分の存在を、ユーザーが事前に理解している、知られている自信があるようです。

 

ここで気づいたのは、1つの質問が終わって続けて質問したい場合、アシスタントの方はマイクのアイコンが出て会話を続けられますが、Siriは、再度「Hey!Siri!」と呼びかけるか、テキスト入力する必要があります。

ちょっとGoogleアシスタントの方が会話を続けやすいかな…と感じました。

しかし、Siriはアシスタントほど優等生ではなく、どこか人間くささを持っているように感じます。

時々、ラフな言葉も使いますし、多少ブラックな面も出してくるのが人間味に感じられるようです。

 

そもそも、GoogleアシスタントとSiriは何ができるのか?

Googleアシスタントにしても、Siriにしても、何ができるのかを知りたいと思います。

しかし、何ができるのか…を、ネットで検索したり、参考書を読むなんてスマートじゃありません。

せっかく色々と教えてくれるんですから、できる事を本人に聞いてみるのが一番です。

 

何ができるの?

Googleアシスタントに何ができるのか聞いてみました。

Googleアシスタントは簡潔に「例えばこんなことができます」と回答、様々な「できる事」を列記しました。

–≪できる事として挙げた機能≫—-

調べもの、アラーム、スポーツ、電話、メッセージ、タイマー、リマインダー、楽しいこと、ゲーム、天気、経路案内、旅行、辞書、デバイスの操作、近くの場所、栄養成分、計算、換算、翻訳、金融、ニュース、アプリやサイトを開く、個人の情報、アシスタント、買い物リストを管理する

–≪ここまで≫—-

 

同じことをSiriに聞いてみると

Siriが「できる事」として挙げたのは

–≪できる事として挙げた機能≫—-

電話、Facetime、App、メッセージ、ApplePay、カレンダー、スポーツ、写真、カメラ、マップ、レストラン、映画、ミュージック、リマインダー、メール、天気、株価、時計、連絡先、友達を探す、メモ、設定、WEB検索、Q&A、iTunes、iBook、Podcast、Facebook、Viber

–≪ここまで≫—-

 

電話やメッセージ、リマインダーなど基本的な事はだいたい同じで互角な感じですが、Siriの場合には、ApplePay、iTunes、iBook、Podcastなど、Appleが提供するコンテンツやサービスへの適応が高いと感じました。

 

目的地の天気を教えて貰う

筆者が音声アシスタントを利用していて便利だなと感じるのが、旅やドライブの目的地の天候の確認です。

今回は、静岡県伊豆の伊東市の天気を聞いてみました。

いずれも、現地の天候を教えてくれました(見つからない・WEB検索に逃げなかったという意味)。

だいたい同じ内容で、現在の天候・気温1時間ごとの予報を教えてくれましたが、Googleアシスタントは時間ごとの降水確率の情報もありました。

Siriは、時間ごとの降水確率はなかったものの、前述の情報に加えて午後には気温の下降がある旨を口頭で教えてくれて、「じゃあ、羽織るものを用意した方がいいかな」というヒントになりました。

 

気温については若干のズレがあり、情報を取得している情報源が異なるようです。

特に大きな差はなく、使い勝手はほぼ同等という印象です。

 

美味しいお店を探して貰う

こちらも筆者がよく利用する質問で、旅・ドライブ先での食事をする店を探す際に非常に役立ちます。

今回は、静岡県熱海市の洋食屋さんを探して貰いました。

 

Googleアシスタントは、「洋食」という大きな括りで候補を出してくれました。

ちなみに、候補の先頭の「スコット」というお店は、熱海洋食の老舗で有名なお店で、候補としては合格点と言えそうですが、店舗の候補を示した後は、継続して会話する(ユーザーの次の要望を聞く)体制にありません。

 

会話を継続するには、あらたにマイクアイコンをタップしますが、Googleアシスタントが挙げた候補の店へのルート案内を指示しても検索結果が出るだけで、GoogleMapによるルート案内には遷移しませんでした。

 

改めて「熱海スコットまで車の道順を教えて」と話しかければ、きちんとルート検索を行ってくれますし、「出発」をタップすれば、GoogleMapでのルート案内に遷移します。

Googleアシスタントとの連続的な会話では、ルート案内まで遷移できませんでした。

Siriは、「おいしい洋食屋さん」という指定に対して、料理ジャンルの希望を聞いてきました。

フランス料理・イタリア料理などの候補を挙げ、ユーザーの回答を聞く体制で待っています(緑枠)。

これに対し、私はSiriの「イタリア料理」という表現とは異なる「イタリアン」という指定をしましたが、正しく判断してイタリアンのお店を再度ピックアップしてくれました。

さらに、「(第1候補)こちらでよろしいですか?」の質問に「YES」や「オーケー」と答えると、さらに、「電話をするか、ルート検索をするか」を尋ねてきます。電話を指定すれば発信してくれるので混雑状況の確認や予約をする事ができます。ルート検索を指定すればMAPアプリのルート案内に切り替わる等、かなり詳細で高度な対応をしてくれます。

 

ただ、熱海の洋食屋さんで「洋食」を一括で表示するGoogleアシスタントが劣っているとは思いません。

ジャンルが決まっていない場合には、全体でどのような店舗があるのかを見たい場合もありますので、ジャンル分けする事が必ずしも正解ではない場合もあります。

 

しかし、電話をかける・ルート案内する処までフォローしてくれるのは非常に助かります。

必要なければ会話を終了すれば済むので、気を利かせて先へ先へと会話を進めてゆくSiriにメリットを感じました。

 

ちなみに、MAPの性能を比較した場合、筆者の経験ではGoogleMapの方がかなり正確です。

Appl,e Mapで想定外の場所へ案内された事が何度もありますので、Siriが気を利かせても、最終的な結果が伴わない場合がある事を付記しておきます。

 

ちなみに、GoogleMapは正確ですが、クルマでのナビ代わりは要注意です。GoogleMapはクルマ専用のドライブナビではないので、クルマが通れる(太さの)道路であるかを考慮しませんので、かなり細い道へ案内されて困った事が少なからずあります。

 

今日は何日?

役所へ行って住民票などの申請用紙を書く際に、いつも和暦が分からず困ります。

今日は何日?という質問には、GoogleアシスタントもSiriも西暦で答えてくれます。

しかし、平成何年何月何日?と質問すると、回答はかなり違ったものになります。

GoogleアシスタントもSiriも、和暦で今日が何日かは教えてくれませんでしたが、Googleアシスタントの方は、西暦の下2桁に12を足すと平成何年かわかりますよ…と、換算のコツを教えてくれました。

Siriは素っ気なく西暦での回答を繰りかえすばかりでした。まあ、外人なので致し方ないのかもしれません。

 

日付繋がりで、○月○日が何の日か尋ねてみました。

Googleアシスタントは○月○日にまつわる「逸話」を色々話してくれましたが、Siriは特に祝日ではないとの回答のみでした。

実は、○月○日は筆者の誕生日なのですが、二人ともその事には触れませんでした。

 

続けて「ボクの誕生日はいつ?」と聞いてみても、明確に日付を回答しませんでした。

最初の質問に際には、誕生日のデータを参照してないんだな…と思いましたが、2番目の質問では、セキュリティ上、具体的な誕生日の日付は答えないように設定されているのかもしれないと感じました。

本人が誕生日を尋ねるなんて不自然ですし、万が一、声の成りすましだとすればこの設定は正しいと思いますから。そうだとすれば、二人ともちょっと賢いなと思ってしまいました。

 

電話をかける

電話をかけるのは基本中の基本動作で、いまさら書く事ではなさそうですが、実は、格安通信会社で利用できる料金半額通話も音声アシスタントから発信できるので、設定方法をご紹介しておきます。

料金半額通話とは、相手先電話番号の先頭に「特番(特定の番号)」を付加する事で、料金の安い回線を経由して通話するため、通常の通話料金20円/30秒のところ、10円/30秒で通話できるサービスです。

 

音声アシスタントに半額通話をかけさせる事前準備

現在「連絡先アプリ」に登録されている相手先電話番号の先頭に「特番」を付加した電話番号を追加登録します。

iPhoneの場合には、先頭に特定番号を付加した電話番号を追加登録するアプリがAppStoreで配布されていますが、Androidスマホの場合には見当たりませんでした(手動で登録するしかない)。

 

 

筆者が使用しているiOS用の電話番号登録アプリは「PrefixPlus(プレフィックスプラス)」と言います。

このアプリの最大の特徴は、他のアプリのようにプレフィックス番号を付加して発信するアプリではなく、電話帳にプレフィックス番号付きの電話番号を追加登録してくれる事です。

Siriが呼び出せる相手先電話番号の候補は、電話帳に登録されている番号のみですので、発信時に特番を付加するタイプのアプリではSiriからは発信できません。

 

音声アシスタントから電話をかける

GoogleアシスタントもSiriも電話帳に登録された電話のみ候補として表示します。

ただし、Siriが登録されている電話番号全てを候補として表示するのに対して、Googleアシスタントは全ては表示しませんでした。

今回の場合、スマホの電話番号と、それに特番0063を付加したG-Callの電話番号が登録されているのですが、これを同一と見なすのか、G-Call番号のみを表示していました。もし、同じ通話先だが、通話料の安いプレフィックス電話の方が候補として相応しい…という事で、G-Callのみを表示しているのであればかなり賢いですが、その辺りは確認できませんでした。

なお、候補の電話番号を読み上げても、ラベル(自宅やG-Callなど)、表示順(1番目、2番目等)でも正しくかけたい電話番号をチョイスできていました。

 

メッセージを送る

今や若者世代を中心にライフラインとも言える「LINE」でメッセージを送れるか試してみました。

結果はこちら。

GoogleアシスタントもSiriも、いずれもLINEでメッセージを送ることはできませんでした。

Siriはアプリの起動を表示していますが、Googleアシスタントにはありません。もちろん「OK Google LINE起動」と言えばアプリを開いてくれますが、別動作となってしまいました。

 

ちなみに、Googleアシスタントに「~ラインでメッセージ」と話すと、「メッセージ」が優先していました。LINEの事には触れず、SMSのための電話番号選択画面へ遷移しました。

 

続けて、アプリを指定せずにメッセージを送る旨を伝えてみます。

GoogleアシスタントはSMSが前提の動作でした(送信は有料です)。

一方のSiriはメッセージアプリからの送信は同じですが、「iMessage」からiOS端末同士であれば無料送信を自動的に選択していました。

「テスト返信不要」というメッセージ作成をSiriに頼むと、作成後、送信してくれます。

その際に、「青い吹き出し(緑枠)」はiMessageで送信された事を表します。

今回の場合、送信先もiPhoneですので、iMessageで無料でメッセージを送れたことになります。

 

メッセージ送信に関しては、LINEがコントロールできないのは差がありませんが、メッセージ送信では使い勝手に差が出ました。同じiOS端末同士という条件付きですが、自動的に無料でiMessageを口頭の指示だけで送信できるのは便利です。

運転中などで「もうすぐ着くよ」等の簡単なメッセージを、クルマを停車させずに送る事ができるのは大きなメリットと感じます。

 

GoogleアシスタントとSiriで使えるSNSメッセンジャー

LINEと同じ機能を持つ「Viber(バイバー)」は、GoogleアシスタントからでもSiriからでも操作できます。

「Viberでメッセージ」と言うと、いずれもメッセージ作成画面になります。

しかし、Googleアシスタントの場合は、送信先や文面について音声による案内はなく、タップして送信先を選ぶ必要があるのに対し、Siriは、まず送信先を聞き、続いて文面を尋ねてきて、音声で宛先も文面も入力可能、さらにメッセージ作成完了後には送信する処まで、全て音声での指示が可能です。

 

Siriならば運転中でも、料理中でも手が離せない時にVibe利用者宛に音声のみでメッセージする事が可能です。

 

忘れてはいけない事を知らせて貰う

いわゆる「リマインダー」と呼ばれる機能です。

今回は、今日の17時30分に「花に水をやること」をリマインドして貰う設定をしました。

 

Googleアシスタントは「忘れないで」という言葉がリマインドして欲しい意味である事がわからなかったようです。「リマインドして」と言えばちゃんと設定してくれました。

 

Siriは「忘れないで」「教えて」と言う言葉がリマインドして欲しいのだと理解できました。

まずリマインドして欲しい旨を伝えると「内容を教えて」と言われ、内容を告げると、先の時間とリマインドするというオーダーと合せて、リマインダーを設定してくれました。

 

Googleアシスタント vs Siri まとめ

今回は、Androidスマホの中の人Googleアシスタントと、iPhoneの中の人Siriを比較してみました。

単純な百科事典的な知識量や、計算や換算といった事ではなく、ユーザーのインターフェイスにマッチした動作をするのか、人間の意図をどこまで理解するのか…といった事に重きを置いた質問を考えてみました。

その結果、多少ラフなモノの言い方をする事はあっても、人間との会話がスムーズで、なおかつ求めているものを提供しようと一歩踏み込んだ回答をしていると感じたのは「Siri」でした。

特に、Apple開発のアプリとの連携では、「ここまで考えてくれるんだ」と、想定を超えた対応を見せる場面があって、改めてSiriの使い勝手の良さを感じました。

 

スリープ状態から呼び出せること

GoogleアシスタントとSiriの決定的な違いは、液晶がオフの状態~つまりスリープ状態・ロック状態からでも音声やホームボタンで呼び出せることではないかと思います。

 

オーストラリアの小さな女の子が呼吸停止になった際、慌てた母親はiPhoneを床に落としてしまい、人工呼吸を続ける母親には拾う事ができなかったが、「Hey Siri」「救急車を呼んで」と言い、娘の命が助かったというニュースがありましたが、これはまさに、Siriがロック画面からでも呼び出せる特製が生きた事例だと思います。

もちろん、Googleアシスタントがロック画面で動作しないのは、それなりの理由があっての事と思いますが、こうした事例を見ても、今回、筆者が試した様々な呼びかけに対しても、液晶をONにするワンアクションを必要とする動作が、まどろっこしいと感じる場面もありました。

 

いずれも世界有数の企業が手がける仕組みですので、アシスタントとしていずれかが優れているとは一概に言えない部分はありますが、人間らしさ、ヒューマン・フレンドリーの点で、僅かにSiriの使い勝手が上という印象でした。

コメント

アバター


ピックアップ記事