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  • WiMAXの通信速度はどれくらい?実測や速度の測定ツールも紹介

WiMAXとの契約を検討している方のなかには、WiMAXの通信速度がどれくらい出るのか気になるという方も多いはずです。
せっかく契約しても、満足のいく通信速度が出なければ、損をしてしまいます。

そこで今回は、冒頭の不安を抱えている方のために、WiMAXの速度や実測について徹底紹介していきます。

WiMAXの速度の基礎知識

通信速度の基礎知識がなければ、WiMAXの速度を説明されてもピンとこないはずです。
そこでまずは、インターネットの通信速度の基礎知識について説明していきましょう。

WiMAXも含めたインターネット回線には、「下り速度」と「上り速度」の2種類があります。
このうち下り速度とは、データを読み込んだり、ダウンロードする時の速度です。
ウェブページの閲覧や動画の視聴は、下りになります。

一方上り速度とは、データをアップロードする時の速度です。
メールやLINEの送信、ファイルの送信は上りになります。

インターネット回線の通信速度では、主に以下の単位が使われています。

  • kbps(Kiro bit per Second)
  • Mbps(Mega bit per Second)
  • Gbps(Giga bit per second)

これは1秒間に、何ビットのデータを送信できるかを表す単位です。
1Mbpsは1,000kbps、1Gbpsは1,000Mbpsとなります。

WiMAXの速度はどれくらい?

通信速度の基礎知識が分かったところで、WiMAXの速度を見ていきましょう。

WiMAXには持ち運び可能な「モバイルルーター」と自宅で使う据え置き型の「ホームルーター」、2種類の端末があります。
端末をWi-Fi接続することで、パソコンやスマホをネットに接続できます。

2019年4月時点で購入可能な端末は、以下の6機種です。
(プロバイダによっては、以下とは別の機種を販売しているところもあります)

【モバイルルーター】

【ホームルーター】

これらの機種は、それぞれ通信速度が異なります。
各機種の通信速度は、以下のとおりです。

下り最大速度 上り最大速度
W06 1.2Gbps 75Mbps
WX05 440Mbps 75Mbps
W05 758Mbps 112.5Mbps
L02 1.0Gbps 75Mbps
HOME 01 440Mbps 75Mbps
L01/L01s 440Mbps 25Mbps

モバイルルーターでは「W06」の1.2Gbps、ホームルーターでは「L02」の1.0Gbpsが最速となっています。

NTT東日本が提供する光回線の「FLET’S光」の下り最大速度が1Gbpsなので、WiMAXの速度は光回線と同じくらいということになります。

ただしこの最大速度はあくまで理論値であって、実際にこの速度が出ることはありません
とはいえ実際の速度も、普通にインターネットをするぶんには全く問題ありません。

実際の速度については、後ほど詳しく紹介します。

速度制限にかかった時のWiMAXの速度

WiMAXは使い方によっては、速度制限がかかることもあります
ここでは速度制限がかかってしまうケースと、速度制限がかかった時の速度について説明していきます。

3日間で10GB以上のデータ通信をした時の速度

WiMAXには、以下2種類のプランがあります。

  • ギガ放題プラン
  • 7GBプラン

これらのうち「ギガ放題プラン」は、月間のデータ通信量が無制限のプランです。
しかしギガ放題プランでも、3日間の間に10GB以上のデータ通信をすると、翌日の18時から翌々日の2時までの間、速度制限がかかります

この時の通信速度は1Mbpsです。
とはいえ1Mbpsでも、標準画質ならYouTubeの動画を視聴することも可能です。

1ヶ月で7GB以上のデータ通信をした時の速度

7GBプラン」は、1ヶ月のデータ通信量が7GBに制限されているプランです。
7GBプランで1ヶ月に7GB以上のデータ通信をすると、その月の間、速度制限がかかります。

この時の通信速度は、128kbpsです。
これはスマホのキャリア回線で速度制限がかかった時と同じ速度で、ウェブページの読み込みすらままなりません。

ハイスピードプラスエリアモードで7GB使った時の速度

WiMAXでは通常「WiMAX2+」回線が使用されていますが、端末を「ハイスピードプラスエリアモード」に切り替えることで、「au 4G LTE」回線も利用できます。

ただしau 4G LTE回線が利用できるのは、1ヶ月に7GBまでとなっています。
これは、ギガ放題プランの場合も同様です。

ハイスピードプラスエリアモードで1ヶ月に7GB以上のデータ通信をすると、WiMAX2+の回線のほうでも速度制限がかかります
速度制限がかかった時の通信速度は、128kbpsです。

WiMAXの速度を上げるための方法

WiMAXでは端末の設定を切り替えたりすることで、通信速度をさらに上げることも可能です。
ここでは、WiMAXの通信速度を上げるための方法について説明していきましょう。

WiMAXをパソコンにUSB接続する

パソコンを使う場合、パソコンとWiMAXの端末をUSBケーブルで接続すると通信速度が速くなります
USB接続すれば、端末の充電もできるため一石二鳥です。

ハイパフォーマンスモードに切り替える

WiMAXの端末には、以下3つのモードがあります。

  • ハイパフォーマンス
  • スマート
  • バッテリーセーブ

通信速度は「ハイパフォーマンス」が最も速く、「バッテリーセーブ」が最も遅くなっています。
デフォルトでは「スマート」に設定されているので、速度を速くしたい場合はハイパフォーマンスに切り替えましょう

ただしハイパフォーマンスに切り替えると、バッテリーの消費も早くなります。

4×4MIMO設定をオンにする

W06では、「4×4MIMO(フォーバイフォーマイモ)」に設定することでも通信速度を上げられます
4×4MIMOとはデータを送信する基地局と、データを受信するWiMAXの端末のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信することで、データの通信速度を上げられる技術です。

ただし4×4MIMO設定をオンにすると、ハイパフォーマンス同様、バッテリーの消費が早くなります。

WiMAXの実測はどれくらい?

先ほども説明したとおり、WiMAXの通信最大速度はあくまで理論値であり、実際にそのような速度が出ることはありません。
では、WiMAXの実際の速度はどれくらいなのでしょうか?

W06を使って、横浜市の各地で実測した速度は以下のとおりです。

環境 上り速度 下り速度
相鉄線ホーム(屋外) 1階 84.0Mbps 10.8Mbps
相鉄線車内 31.3Mbps 9.96Mbps
横浜市営地下鉄線・横浜駅ホーム 地下3階 34.6Mbps 8.85Mbps
みなとみらい線・みなとみらい駅ホーム 地下4階 19.6Mbps 6.2Mbps
横浜駅のカフェ 1階 48.7Mbps 6.14Mbps
中山駅のカフェ 1階 41.9Mbps 5.54Mbps
中山駅(屋外) 2階 83.5Mbps 13.7Mbps

このように横浜市内では、屋外なら80Mbps~、屋内では30~50Mbps、地下鉄のホームでも20~35Mbpsくらいの速度が計測されました。
30Mbpsを超えていれば、ウェブページの閲覧や動画の視聴には全く支障ありません

WiMAXの速度の測定方法

先ほど紹介したように、WiMAXの通信速度は測定することも可能です。
ここでは、WiMAXの速度を測定できるウェブページやアプリについて紹介していきましょう。

自分のWiMAXの速度の測定方法

単純に速度を測りたいだけなら、「Speedtest(スピードテスト)」がおすすめです。
Speedtestは、「GO」ボタンを押すだけで通信速度を測定できるツールです。
測定結果には、下り速度と上り速度の両方が表示されます。

SpeedtestのURLは、以下のとおりです。

【パソコン版】
https://www.speedtest.net/

【iOS版】
https://itunes.apple.com/jp/app/speedtest-net-speed-test/id300704847?mt=8

【アンドロイド版】
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.zwanoo.android.speedtest&hl=ja

みんなのWiMAXの速度の閲覧方法

まだWiMAXと契約していない人のなかには、他の人の速度が気になるという人もいるでしょう。
そんな人におすすめのツールが、「Radish(ラディッシュ)」です。

Radishでは、WiMAXの速度の測定ができるだけでなく、他の人が計測したWiMAXの通信速度の測定結果も閲覧できます

RadishのURLは、以下のとおりです。

http://netspeed.studio-radish.com/index.html

Radishでは、以下の手順で他の人の測定結果が閲覧できます。

Radishにアクセスして、画面左上の右から2番目にある「みんなの測定結果」のタブをクリックします。

「回線種別」を「無線」に、キャリアを「UQ Com」にして検索ボタンを押しましょう。

以上の手順で、他の人が測ったWiMAXの通信速度の測定結果が一覧で表示されます。

測定結果には、下り速度と上り速度のほかに、計測地も表示されます
WiMAXの契約を検討している人は、自宅の近くに住んでいる人の測定結果を参考にするといいでしょう。

まとめ

WiMAXの通信速度は、最新のW06で下り最大1.2Gbpsとなっています。
しかしこれはあくまで理論値であり、実際にこの速度が出ることはありません。

実際の速度は、横浜市内の場合、屋外では80Mbpsほど、屋内では30~50Mbps、地下鉄のホームでは20~35Mbpsくらいとなっています。
WiMAXの速度を実際に計測したり、他の人の測定結果を閲覧できるツールもあります。

WiMAXとの契約を検討していて、速度が気になるという方は、ぜひチェックしてみてはどうでしょうか。

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