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  • 公衆WiFiでパケット節約!14種の徹底比較と公衆無線LANのメリット・デメリット解説

外出先ではいわゆるパケットと呼ばれるモバイル通信を利用し、自宅ではインターネット回線のワイヤレス接続で利用する…というのが一般的なスマホの通信環境ではないかと思いますが、外出先でのデータ通信の全てをモバイル通信で賄おうとすると、大容量(=高額料金)が必要になってしまうケースが少なくありません。

世の中には「公衆WiFi」「公衆無線LAN」といった便利なサービスが提供されており、割高なモバイル通信を使わなくても割安な料金、あるいは無料でWiFi通信を利用する事ができます。現在、来たる2020年の東京オリンピックの際の訪日外国人の増加を睨んで、今、公衆WiFi設備は増設・進化の真っ最中というタイミングでもあります。

今回は、ちょっとした手続きで、割安な料金あるいは無料で利用でき、パケットを節約できる公衆WiFiの活用についてみてみる事にしましょう。

公衆無線LAN・公衆WiFiとは

「WiFi(ワイファイ)」とは、米国のWi-Fi Allianceによって認められた国際標準規格である「IEEE 802.11規格」を使用したデバイス間の相互接続で、無線LANの規格の1つです。

「無線LAN」とは、LAN=(Local Area Networkの略で、一定のエリア内での通信ネットワーク)にワイヤレスで接続する通信手段を指し、WiFiも無線LANの1つの規格です。

この無線LAN(WiFi)を個人ではなく多くのユーザーに利用開放しているサービスを「公衆無線LAN (WiFi)」と言います(以下、統一して「公衆無線LAN」と記述します)。

公衆無線LANを受信できる場所を「無線LANスポット」や「Wi-Fiスポット」「フリースポット(無料でりようできるもの)」等と呼び、無線LAN親機(送受信機)から半径20m程度の範囲で無線LANに接続する事が可能です。

 

公衆無線LANサービスには、有料のものと、無料で利用できるものがあります。

有料の無線LANスポットの多くは、NTTドコモ・au・Softbankの大手キャリアが自社ユーザー向けに提供するサービスで、利用には利用登録やパスワード入力等が必要となります。

日本の無線LANサービスは、大手キャリア主導で拡大してきたことから、キャリアとの利用契約を結ぶ必要がある場合が多く、訪日外国人や別キャリアユーザーは使用できな等の問題が指摘されており、2020年を目前に誰でも簡単に利用できる無線LANスポットの拡大が急がれています。

 

無料の無線LANスポットは、大手キャリア設置のアクセスポイントの利用範囲を限定してキャリアユーザー以外にも提供しているケースや、イベント等の会場内に臨時的に設置されるケース等があります。

また、コンビニエンスストアや飲食店、自動販売機などでも無料の無線LANサービスとして提供されるスポットが着実の増加しています。

ただ、訪日外国人も含めた多くのユーザーが無料で簡単に利用できるようにするためには、登録せずに利用できた方が利便性は高いですが、その分、セキュリティに問題が生じる場合があるため、一概に登録制の有料スポットより、無料のフリースポットが優れている訳ではありません。

公衆WiFiに接続する事で、4GLTEのモバイル通信を使わずに通信できますので、その分、パケットを節約する事ができるという、若者を中心とした国内ユーザーはもちろん、来る東京オリンピックを目的に訪日する多くの外国人観光客のため、急ピッチで公衆WiFi設備の充実・拡大が図られていますので、今後、ますます公衆WiFiは身近に、そして使いか手が向上してゆくものと思われます。

 

現在提供されている公衆WiFiと利用方法

様々な企業や団体がWiFiスポットを設置していますが、有料のものや、契約者・会員限定のもの、無料のものと様々です。

 

大手携帯キャリアが提供する公衆無線LAN

最もスポット数が多いのが大手キャリアが展開する無線LANスポットです。

スポット数は多いものの、自社ユーザー向けで、基本有料のサービスとなります(契約内容によって無料になる場合あり)。

 

≪docomo WiFi≫ NTTドコモ【暗号化】

https://www.nttdocomo.co.jp/service/wifi/docomo_wifi/

NTTドコモが提供する公衆無線LANサービスで、駅・空港・カフェ等で利用可能です。

ドコモユーザーは、契約中のスマホでの利用は無料、それ以外の端末の場合は月額300円で利用可能です。

大手キャリアの運営なので、セキュリティ面で安心です。

 

≪Wi2 300 for au one net≫ au 【暗号化】

https://www.au.com/mobile/service/smartphone/wifi/wifi-spot/

従来提供してきた「au one net 公衆無線LANサービス」を2018年3月で終了し、auユーザー向けに「Wi2 300 for au マルチデバイスサービス」(月額300円)、au one netユーザー向けに「Wi2 300 for au one net」(月額362円)を新たに開始しています。

 

≪BBモバイルポイント≫ Softbank 【暗号化】

https://www.softbank.jp/mobile/network/wifispot/

ファーストフードやカフェ、ホテル、高速道路パーキングやJRの主要各駅に加え、東海道新幹線車内などで展開中。スポット数国内最大の無線LANサービスです。月額使用料は472円で、契約しているパケット定額の種類によっては無料で利用可能です。

 

その他の有料公衆無線LAN

月定額の料金を支払う事で利用できる公衆WiFiです。

 

≪Wi2 300≫ ワイヤ・アンド・ ワイヤレス【暗号化】

https://wi2.co.jp/jp/300/

KDDI子会社の「ワイヤ・アンド・ ワイヤレス」が展開する公衆無線LANで青いハリネズミの図柄を目にする事も多い有名なWiFiサービスです。

一口に「Wi2 300」と言っても様々なバージョンがあり、「Wi2」「Wi2_free」「Wi2_club」「wifi_square」は月額362円の基本料金で利用可能ですが、「Wi2premium」「Wi2premium_club」は100円/1時間の追加料金がかかります。

UQmobile等のKDDIグループ会社の利用者は無料で利用できる場合があります。

 

≪ ≫ UQコミュニケーションズ【暗号化】

http://300.wi2.co.jp/area/2/uq_area/

こちらもKDDIグループのUQmobileを運営している「UQコミュニケーションズ」が展開している公衆無線LANです。Wimax、Wimax2+の契約者向けのサービスです。

 

≪BBモバイルポイント≫ Softbank 【暗号化】

Softbankが展開するプロバイダー対応型の公衆無線LANサービスです。Softbank以外にも、Nifty・So-net・au one net・OCN・ワイヤレスゲート等の契約者が利用できます。料金は対応するプロバイダーごとに設定されています。

 

≪OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット≫ NTTコミュニケーションズ【暗号化】

OCNモバイルONE Wi-Fiスポットについて徹底解説!

NTTコミュニケーションズが運営するMVNOサービス「OCNモバイルONE」契約者向けの公衆無線LANサービスで、「OCNモバイルONE」契約者は無料で利用可能です。

 

コンビニエンスストアが提供する公衆無線LAN

国内大手コンビニエンスストア3社が独自の公衆無線LANサービスを提供しています。いずれも登録は必要ですが無料で利用する事ができます。それ以外の中小コンビニでも公衆無線LANは提供されている場合がありますが、上記「BBモバイルポイント」等の相合スポットとしての提供となります。

 

≪セブンスポット≫ セブン・イレブン SSID:7SPOTt 【暗号化】

初回接続時のみ「新規会員登録」からのメールアドレスとパスワードの登録が必要で、2回目以降もメールアドレスとパスワードによるログインが必要です。利用は無料です。

1回の使用は60分まで、3回/1日という利用制限があります。

 

≪LAWSON Free Wi-Fi≫ ローソン SSID:LAWSON_Free_Wi-Fi 【暗号化】

http://www.lawson.co.jp/company/news/104718/

初回接続時にメールアドレスによる登録が必要です。1回60分まで、5回/1日の利用制限があります。

利用は無料です。毎週水曜日1時~5時はメンテナンスが行われます。

 

≪FamilyMart Wi-Fi≫ ファミリーマート SSID:Famima_Wi-Fi 【暗号化】

http://www.family.co.jp/services/smartphone/famimawi-fi.html

初回接続時にメールアドレス・パスワード・性別の登録が必要です。登録したアドレス宛に登録メールが送信されますので記載のURLへアクセスする事で登録完了となります。利用は無料です。

1回20分まで、3回/1日の利用制限があります。毎週月曜日1時~5時はメンテナンスが行われます。

 

飲食店・カフェなどが提供する公衆無線LAN

レストランやカフェ、ファストフード店などの飲食店でも無料の公衆無線LANサービスが提供されています。

如何に代表的なものをお紹介します。

 

≪マクドナルドFREE WiFi≫ マクドナルド SSID:00_MCD-FREE-WIFI 【非暗号化】

http://www.mcdonalds.co.jp/shop/mcdwifi/

全国3,000店の6割程度のマクドナルドで無料の公衆無線LANサービスが提供されています。

初回利用時、メールアドレスとパスワードによる会員登録が必要です。登録したアドレスに届くメールに記載のURLにアクセスして登録完了となります。2回目以降は自動接続となります。

1回最大60分まで、回数制限はないものの連続使用はできず、再利用には10分間のインタバルが必要です。

 

≪MOS BURGER Free Wi-Fi≫ モスバーガー SSID:MOS_BURGER_Free_Wi-Fi

https://login1.ex.sbwifi.jp/

約1,300店の半数で無料の公衆無線LANサービスを提供しています。

初回利用時にはメールアドレスとパスワードの登録が必要で、登録アドレスに登録完了メールが届きます。

2回目以降も、メールアドレスとパスワードでのログインが必要です。

モスのWiFiは非常に使いでがあり、1日1回のみですが最大12時間利用可能です。

 

≪at_STARBUCKS_Wi2≫ スターバックスコーヒー SSID:at_STARBUCKS_Wi2

http://www.starbucks.co.jp/resource/component/overlay/store/lan.html

全国ほとんどのスタバのお店で無料無線LANを利用できます。Wi2なのでスタバWiFIとしての会員登録などは特に必要ありません。1回の接続で1時間までという以外の規制はありません。

 

≪Tullys WiFI≫ タリーズコーヒー SSID:tullys_Wi-Fi

https://www.tullys.co.jp/wifi/

タリーズでも無料の公衆無線LANサービスが提供されています。接続に関する制限は特にありません。

 

≪上島珈琲WiFi≫ 上島珈琲 SSID:ueshimacoffee-house-wifi

http://www.ueshima-coffee-ten.jp/product/?category=campaign&item=7785

全国の上島珈琲の約半数の店舗で無料公衆無線LANが提供中です。接続に関する制限は特にありません。

 

≪その他の飲食店≫

「ケンタッキー・フライド・チキン」「ドトール」「サブウエイ」などの飲食チェーンでも、大手キャリアのWiFIや、Wi2等に対応しており、無料でインターネットに接続できる環境を提供しています。

 

スマホを公衆無線LANに接続するには

スマートフォンで公衆無線LAN(公衆WiFi)を利用するのは非常に簡単です。

スマホが自動的に電波を掴んでくれますので、ログインや接続の許可などの簡単操作をするだけで利用可能です。

 

≪iPhoneの場合≫

iPhoneで公衆無線LANに接続する

iPhoneの「設定」から「WiFi」を開きます。

「ネットワークを選択」に表示された公衆無線LANのSSIDをタップし必要なパスワードを入力します。

 

Androidの場合も、「設定」→「WiFi」と進み、公衆無線LANのSSIDを選択しパスワードを入力します。

表示された公衆無線LANのSSIDをタップし必要なパスワードを入力します。

 

初回利用時には、会員登録やログインが必要な場合がありますので、利用するWiFiスポットの規定に従って手続きを進めてください。

 

公衆無線LANのメリット・デメリット

格安SIM・MVNOを利用している方や、SIMを装着できないタブレット等を使用する際に、公衆無線LANは非常に有難いサービスです。

昨今、LINE等のSNSの無料通話機能を使えば通話SIMでなくても通話が可能ですので、あえて、身分証明書の提示が必要な通話SIMを避け、契約が簡単で最低利用期間等の制限がない上、料金が割安なデータ専用SIMを利用するユーザーが増加しています。

割安なデータSIM契約では、月間に使用できるデータ量(いわゆるパケット)が限られているため、パケットを如何に温存するかが重要であり、そうした意味で、貴重なパケットをセーブできる市井の無料WiFiスポットは無くてはならない存在となっています。

 

しかし一方では、利用者の増加や集中などでWiFiと言えども速度低下が起こり、実用性に欠けるスポットも都市部を中心に増えつつあるのも事実です。筆者も、接続経験のある公衆WiFiに自動的に繋がった途端、それまでモバイル通信(4GLTE)で快適に利用できていたのに通信速度が遅くなりWEB表示が中断する…といった経験が少なからずあります。特に繁華街や商業施設内の無料で提供されているWiFiスポットは常に混雑しており「遅いな」感じる事が多いようです。

 

公衆WiFiを利用する場合はセキュリティに要注意!

前述のように、公衆無線LANには有料サービスと、無料サービスがあります。

利用者の安全=セキュリティの面から考えると、有料サービスは最低限メールアドレスやパスワード等を登録しますので、他人とは識別され個別の暗号化キーが割り当てられ、比較的安全に利用する事ができます。

しかし無料サービスはパスワードが固定(是認が同じものを使う)され、暗号化していないケースも少なくなく、通信内容が第三者に覗き見られてしまう可能性があります。

また、通信を暗号化していたとしても、利便性を優先してパスワードを共通化している場合では、そのセキュリティレベルは非常に低いもので、暗号化しているという事だけでは安心できません。

こうしたセキュリティに不安がある無線LANサービスでは、パスワードやIDを扱うような通信は避けるべきですし、氏名や住所・電話番号などの個人情報も見ず知らずの他人に知られてしまって良い事はありません。

スマホに公衆無線LANのアクセスポイントが表示された際に「鍵マーク」のあるポイントは、通信の暗号化がなされており、ない場合は暗号化されていません。

鍵マークのないスポットは暗号化されていませんので、利用は慎重にし、できれば使用しない方が賢明です。

 

さらに、パスワードを個別化し通信を暗号化していたとしても、アクセスポイントそのものにアプローチできる人物~例えば管理者や不正にアクセスしようとする人~には、通信を暗号化される前のデータを見る事が可能であり、公衆無線LAN自体が絶対に安全安心といった存在ではない事を知っておく必要があります。

 

とはいえ、例え知られても問題のないデータであれば、公衆無線LAN経由で通信したとしても大問題に発展する事はほとんどないでしょうし、有名な事業者が運営する有料ポイントであれば、管理者権限のセキュリティもしっかりしている場合が多いので、必ずしも危険だから利用すべきではない…等と言うつもりはありません。

ただ、そうした危険性を孕んでいる事を念頭に、個人情報や重要なワードや数字は通信しないよう注意して利用して頂きたいと思います。

 

公衆無線LAN まとめ

使い方によっては非常に便利でスマホやパソコンの使い勝手を大きく向上させますし、来る東京オリンピックも踏まえて、今後増加する訪日外国人向けにもますます拡大・増加するであろう公衆無線LANですが、無料アクセスポイントではパスワードの使い回しや通信の非暗号化によるセキュリティ面での脅威がありますし、有料のポイントでも完全なセキュリティとは言えません。

 

誰でも手軽に素早く利用できるといった利便性を優先した無料アクセスポイントはもちろん、例え有料ポイントであっても個人情報や重要なワードや数字などを通信に乗せないような配慮が重要です。

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